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2016年09月02日

監査実務研修合宿講座 in 長浜

先日、琵琶湖(滋賀県)北東部の長浜に行ってきました。

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長浜は、姉川古戦場など戦国時代の史跡も多く、北国街道や琵琶湖水運の要衝として栄えてきた町です。その中心街は、羽柴秀吉によって長浜城の城下町として整備されてきたようです。

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今回、長浜ロイヤルホテルにて行われました「第31回 監査実務研修合宿講座」に参加するため、はじめて長浜にて下車することができました。

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日本監査役協会の関西支部が主催とのことでしたが、全国から大勢(約190名)の監査役が集まっておりました。

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開会挨拶の後、全体会議機峪依祐萄困力携強化における監査役の役割について」、全体会議供峩畛の事例から考える内部統制の運用と監査役の役割〜ワンランク上の整備・運用の実現のために〜」、グループ別研修などカリキュラムは豊富で、とても充実していました。

全体会議では、「妥当性監査への積極的関与」「グループ経営管理」「二次不祥事」「物言う監査役」という言葉が印象に残るとともに、セイクレスト事件(大阪高裁平成27年5月21日)では、一生懸命やればやるほどかえって重い責任を負わせられるという理不尽があってはならないことから(いわゆるグッド・サマリタン条項的発想)、監査役は、平時において、取締役の内部統制システム構築義務違反を指摘する義務があったにもかかわらず、これを放置していたという問題点に着目し出したのだということにつき再認識することができ、とても勉強になりました。

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後日、集合写真や修了証書をいただき、賞状をもらうなんて久し振りだなあと少し感慨深いものがありました。

この合宿研修での成果につき、今後の監査役の職務に生かしていきたいと思います。

2016年07月19日

日本プロゴルフ選手権大会観戦&参戦

7月10日、私のホームコースである北海道クラシックGCにて行われました第84回日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯の最終日を観戦してきました。

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日本プロゴルフ選手権大会は、日本プロゴルフに殿堂入りしている選手を含め、数々の名プレーヤーがしのぎを削ってきた歴史あるメジャー大会です。有名な選手がずらりと名を連ねていました。

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決勝ラウンドでは、あいにくの雨と雷で2度の中断が入り、最後まで観戦することはできませんでしたが、観戦した選手のショットの正確性と打球の強さに驚嘆しました。常にシュパッといった乾いた音が鳴り、空高く、球がどこまでも真っすぐに飛んでいきます。プロのスウィングは、全身のエネルギーを余すことなく、効率的にボールに伝え、最後の最後までボールを押し込んでいっているような印象を受けました。

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北海道クラシックGCは、フェアウェイは広いものの、池やクリークが随所にあり、本当に戦略性が求められるコース設計であると言えます(ジャックニクラウス設計)。また、洋芝(ベントグリーン)のフェアウェイでは芝が薄く、ボールが若干沈むようであり、アンジュレーションも常に効いていため、フェアウェイからのセカンドショットもかなり難しいコースとなっています。

ところが、トッププロ達はそれらの難しい状況をもろともせず、4日間ハイスコアを叩き出しており、本当にびっくりしました。

また、グリーン周りのアプローチやパットでは、力強いショットとは真逆の優しさ、柔らかさであり、その緩急の付け方、技術の高さにも舌を巻きました。

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大会終了の翌日、本番と同じセッティングのコースにてプレイしてきました。グリーンの速さは11.2フィート、ピンポジションも本番そのままで、またグリーンを外した場合のラフ(芝)もかなり伸ばされており、フェースにねっとりとした芝がからみつくようであり、ボールを近くのピンに近づけるだけでも、かなり難しいセッティングだなあと感じました。予想通り、今年のワースト記録となりました。

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人生初めての経験で、とてもよい勉強になりました。これまで、北海道クラシックGCの難しいライからミスショットをしてしまった場合、「プロでもミスするんじゃあないかなあ。」と考えることがよくありましたが、傲慢でした。常に難しい状況を受け入れて、積極的にトライし、また失敗した場合には謙虚に反省することの大切さを再認識致しました。

次回、またリベンジしたいと思います。

2016年02月16日

隠岐への旅

 顧問先のご紹介で、山陰地方の日本海に浮かぶ隠岐島に行ってきました。歴史的には後鳥羽上皇や後醍醐天皇などの遠流の島と知られており、関西から遠い島というイメージがあったのですが、実際には伊丹空港から隠岐空港まで飛行機で1時間足らずでひとっ飛びですので、随分と近いなあという印象でした。

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 残念ながらあいにくの曇天でしたが、到着早々、大型フェリーの船着き場となっている宿泊先ホテルの目の前の「おき西郷港」にて、いきなりサビキ釣りを始めることになりました。

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 強風で飛行機が飛ばない場合には、フェリーを利用して本州と行き来するそうですが、バス、電車なども乗り継ぐことになるため、大阪まで6時間ぐらいかかるそうです。強風で多少揺れましたが、飛行機が飛んで、何よりでした。

 また、久し振りに見るフェリーの巨大さと汽笛の大きさにも驚かされます。このような大型フェリーが着岸するため、岸壁に接する海も随分と深くなっていました。そのため、釣り糸の先に付けたサビキの籠が海底までなかなか達しませんでした。

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 釣り糸を垂れること数分、すぐに型のよいアジが2匹釣れました。その後、潮目が変わったのかしばらく釣れませんでしたが、再び釣果が出だして、短時間で最終的には3竿で十数匹のアジを釣り上げることができました。アジは夏の魚として有名ですが、こんな真冬の昼間でも、フェリー乗り場あたりで簡単に釣れるとは、やはり海が綺麗で、餌も豊富なのだろうなあと感心しました。

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 晩ご飯は、地元の漁師さんに採っていただいた松葉ガニ(ズワイガニ)をいただくことになっていました。
 知り合いの方のご実家にお邪魔しますと、机の上には6匹のカニがドカンと鎮座しており、まず、その外観上の大きさにびっくりさせられます。大阪ではなかなか見ることができないようなサイズです。しかも、1人で1匹食するのだそうです。

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 このカニは、地曳網とかで採るのではなく、1メートル以上の大きな籠に、餌のサバを丸ごと入れておいて数百メールの海底に沈め、その籠を巻き上げて捕獲するのだそうで、そのために体を傷付けることなく綺麗な姿で水揚げすることができるのだそうです。
 お猪口や350mmの炭酸水のボトルと並べて見ると、その大きさがおわかりいただけるのではないかと思います。とにかく、一回り大きくなるだけで、身の量、重さが随分と増えるのだそうで、かなり食べ応えがありました。

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 日本のよき伝統そのものという温かいご家庭にて、「まあ、食えやあ」「まあ、飲めやあ」という雰囲気のもと、カニ、お猪口(日本酒)、カニ、お猪口(日本酒)、そのうち面倒くさくなって(笑)コップ酒になって、最後には、甲羅酒と続き、圧倒なお酒とカニの分量でお腹がいっぱいとなり、真っ直ぐに歩けない状態となりました(笑)。

 お陰様で、これまで食べてきたカニ料理の中で、最も印象に残るご馳走となりました。まず市場に出回らない大きさのカニを捕獲・準備していただき、しかも普通の家庭では決して茹でることもできないようなサイズのカニを美味しく茹で上げていただいた地元の漁師さん、お酒や美味しい白バイ貝ご飯を作っていただいた奥様始め、大変多くの方々にお世話になりました。大自然の海の幸を心底楽しみ、堪能することができました。この場をお借りしまして、心より感謝申し上げます。

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 次の日には、約800年の歴史を持つという「牛突き」の牛も見せていただくことができました。飼い慣らされた牛は、大人しくて可愛いというイメージがあったのですが、圧倒されるような存在感と迫力がありました。

 今まで「島」と言えば、「こじんまりとした」というイメージがあったのですが、海や大自然の恵みに触れ、そのスケールの大きさと崇高さをあらためて認識することができ、とても勉強になりました。

2015年07月16日

ゴルフの聖地セント・アンドリュース

 今年の夏、念願であったスコットランドのゴルフの聖地セント・アンドリュースに行ってきました。海沿いの自然の地形を利用したリンクスコースと呼ばれるところですが、第一印象は、子供の頃よく遊んだ、あるいは、だだっ広い野原といったイメージです。

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この小さな古い建物が、ゴルフ界のルールを決める総本山R&A(Royal and Ancient Golf Club of St Andrews)です。リンクスコースでプレイしていると、バンカーやクリークなどをすっ飛ばしてしまう飛びすぎるボールやクラブを使うべきではないということもよく理解できます。
The R&A-official Website of The R&A

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 今年は、第144回全英オープン(The OPEN)が開催される記念の年であるため、大きなスタンドが至るところに設置されており、その大きさや開催規模に圧倒されます。

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 セント・アンドリュースのコースの敷地内では、ジョギングする人がいたり、犬を散歩させる人がいたりと、まるで近所の人達の公園のようであり、ゴルフ・コミュニティがしっかりと地域社会に根付いていることがよくわかります。

 この後ろに写っている小さな石橋が有名なオールド・コース18番のスウィルカン橋です。数々の名プレーヤー達が悲喜こもごもの想いを胸に渡ってきた橋です。

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 スコットランド滞在4日目、ニューコースにてプレイ開始です。曇天がまさにスコットランドらしく、1日の中に四季があると言われることがよくわかります。夏でもセーターや防寒具が必要となります。

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 フェアーウェイはかなり広いようにも思えますが、自然に造形されたアンジュレーションを避けることはできず、様々な難しいショットが要求されます。また、地面も固く、風やボールの落ち場所によって色々な方向にコロコロと転がっていきます。

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 ショットをちょっと曲げるだけですぐにラフに捕まってしまい、そこから脱出するのに四苦八苦します。真上から見ないとなかなかボールを見付けらず、ロスト・ボールすることもたびたびでした。第2打では、サンドウェッジを握らざるを得ないということもよくわかりました。

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 また、ポット(蛸壺)バンカーもとても難しく、ここらの脱出にも手を焼くことになりました。日本にはなかなかないバンカーです。見事1発で脱出成功となった決定的瞬間を上手く撮影することができました。

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 自然との共存、自然との闘い、そしてあくせくしない自然なプレイ・スタイル、スコットランドでのゴルフは最高でした。スコアは? そんな細かいことを気にしないのも、スコットランドのゴルフの良さでした(笑)。

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2015年06月22日

Tokyo Classic in Tokyo American Club

 所属ゴルフ倶楽部(北海道クラシックゴルフクラブ)より、来春オープンするゴルフ場(Tokyo Classic)に関するレセプションの案内が届いておりましたが、ちょうどその日、東京地裁での裁判があったため、仕事終了後、東京アメリカンクラブ(麻布台)でのパーティーに参加してきました。

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 ホスト役は、史上最高のゴルファーとも称される帝王ジャック・ニクラス(Jack Nicklaus)です。間近で元気なお姿を見ることができたのは、1ゴルファーとして感激でした。

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 75歳になる帝王のスピーチには含蓄があり、非常に貴重なものでしたが、若干の英語でのジョークはあったものの、「出かけるときは忘れずに」(アメリカン・エキスプレスのCM)という辿々しい日本語によるジョークは飛び出しませんでした(笑)。

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 8人の発起人により、Tokyo Classicの設立文書への署名が行われ、「日本最後のゴルフ場開発」がいよいよ大詰めを迎えていることがよくわかりました。また、日本プロゴルフ協会会長の倉本昌弘氏とも名刺交換させていただき、普段とは違うゴルフとの関わりを持たせていただくことができました。

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 弦楽四重奏があったり、たっぷりのワインと料理があり、また有名な芸能人も数多く出席されていましたので、とても華やかなパーティーでした。
 そして、何よりも、帝王と会えたことは、私にとって最高の一生の財産となりました。

2015年04月09日

支笏湖 「丸駒温泉」

先月の札幌出張の際、顧問先の社長様と新千歳空港までの道のりを遠回りし、支笏湖まで足を伸ばしてきました。

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この写真にはうまく写っていませんが、支笏湖湖畔の道路を走っていると、反対側の柵の向こう側には野生の蝦夷鹿が群生しており、まるで動物園のようになっていました。あまり人を恐れる様子もなく、鹿の目はつぶらで、とても可愛い姿・顔をしていました。

また、夕方の飛行機まで時間があったことから、秘湯「丸駒温泉」にも入ってきました。

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丸駒温泉は、足元湧出湯の天然露天風呂であり、浴場と湖を岩場で隔てただけの野趣あふれる造りになっています。湯船?の底は砂利であり、お湯は支笏湖の湖水と同じ無色透明で、湯の深さは支笏湖の水位と同じで季節によって上下するのだそうで、まるで支笏湖に浸かっているのではないかと錯覚します。

お隣の湖では鴨も優雅に泳いでおり、人間は「万物の霊長」などと言ったしますが、一緒にのんびり支笏湖に浸かっていると? 人間も動物もあまり変わらない存在ではないかという気もしてきます。

自然と人間の共存ということをもっと意識して、町作りや国の政策を決めないと行けないということをつぐつぐ感じました。

写真を撮影できなかったのが残念ですが、湖と雪と動物と温泉で、とても癒やされる思いがしました。
丸駒温泉につきましては、下記ウェブサイトをご覧いただければ幸いです。
湖畔の宿支笏湖 丸駒温泉旅館

2014年11月28日

大リーガー・和田毅投手

 ある会合にて、現役大リーガー(現シカゴ・カブス)である和田毅投手の講演を聞くことができました。
 すらっと背が高く、煌めくようなオーラがあり、背広の上からでも、まるで鍛え抜かれた身体が透けて見えるような錯覚がしました。受け答えを聞いていても、本当にスポーツマンで、好青年だなあと思いました。

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 今回は、早稲田大学野球部元監督(野村監督)との師弟対談だったのですが、心を打つ話が数多くありました。これまでのスポーツの指導は、ノック200本とか、走り込み何分とか、画一的な練習プログラムを全員に押し付けるものであったが、人それぞれ、筋力や骨格、体力などが違うのであり、それぞれの人にあった練習が必要であるし、同じフォームを押し付ける必要はないという監督の話には、本当に真の指導者・教育者だなあと感心しました。

 和田投手の場合には、大学1年生の春、キャッチャーが飛び上がっても捕れないような高めのボールを投げていたようですが、そのボールのスピードと球質があまりにも傑出していたため(まるで、漫画「侍ジャイアンツ」の世界です)、監督は「球を低めに投げなさい。」というようなオーソドックスな指導は行わず、そのまま黙認して投げさせ続け、投球に磨きをかけていったそうです。技術的には、下半身からの力を上半身、そして腕へと伝えていくために、当初、球が上ずっていたそうですが、その後、下半身(腰)の動きを正確に行う練習を続けていた結果、その球質(初速と終速の差が少ない)にコントロールもついていったそうです。

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 会場からは「どうして、大リーグを目指したのか?」という質問がありましたが、それに対しては、野球とベースボールは違うものであり、ベースボールにもトライしてみたかったこと、そして、大リーガーに対する社会からの尊敬の念や子供達の目が違うことなども理由に挙げられていました。大リーガーは、まさにアメリカン・ドリームの実現そのものであり(常にパトカーの先導があり、リッツ・カールトン以上のホテルに必ず泊まるそうです)、そのあたりに日本と米国の文化や社会システムの違いがあるのかなあとも感じました。
 他方で、野村監督の話によりますと、マイナー・リーグの選手は、まるで野生のライオンそのものであり、日本のプロ野球選手は、いわば動物園の檻の中で育ったライオンである。ぬるま湯体質から原野に飛び出して地面を這いつくばる覚悟と人間力があるかどうかで、米国で活躍できるかどうかが決まってくるという話も心を打ちました。
 大リーガー青木宣親選手(現ロイヤルズ)も、日本での輝かしい実績やプライドをかなぐり捨て、監督の部屋に毎日通って、「監督の言うことなら何でもその通りにやるから、使ってくれ。」と懇願し、その信頼を徐々に勝ち取って、マイナーリーグから這い上がっていったそうです。

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 和田投手のサインボールをもらうことができました。和田投手が言う通り、日本のプロ野球で使用されているボールと比較してみますと、日本のボールの方が縫い目部分がこんもりと高く、表面の皮はしっとりしているような感じがします。そのため、大リーグの投手は、クリームを体中に塗って、わからないようにそれを手に付けて、ボールに馴染ませているという話でした(見つかれば、反則です)。このあたりも、日本と米国の風土・気候の違いが反映されているのだろうなあと思いました。

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 また、私の名前をサインしたトレーナーももらうことができました(「つよし」繋がりです)。そして、このトレーナーも、アメリカン・サイズです(笑)。

 今回の講演を通じて、野球だけではなくどの分野においても、またどの土地においても、「絶対に諦めず、やってやるぞ」という泥臭い姿勢や貪欲な気持ち、そして人間力があるかどうかで、成功するか、失敗するか分かれるのではないかと思いました。さらに、その人、その人間力を見極めること、これが教育者として果たすべき大きな使命と責任であるという点も痛感し、身が引き締まる思いが致しました。
 今回、このような大変貴重な機会を提供していただき、この場をお借りしまして、感謝申し上げます。

2014年10月07日

大連出張

大連(中国)出張に行ってきました。

関西空港から約2時間で到着しますので(時差1時間)、飛行機に乗っている時間は、札幌出張などの国内出張と変わらないぐらいです。

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大連は、とても綺麗な街でした。上海などと比べて、非規則に行き交う人々や自転車が少なく、舗道や芝生もきちんと手入れされています。ロシアや日本の統治下の影響からか、整然とした都市整備が行われている印象です。

ちょうど国慶節に当たっていたため、主要な道路や裁判所の建物にも、中国国旗が掲げられています。


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大連の街の中心地には、古き日本の面影を残す満鉄本社の建物が今も残っています。
現在は、列車製造メーカーの建物として利用されているそうです。


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また、南満州鉄道が経営していたヤマトホテル(大連ヤマトホテル)も残っていました。
美術品や要人の写真も数多く残っており、明治や大正の日本の古き良き時代の息吹を感じ取ることができました。


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翌日には、南へ足を伸ばし、日露戦争の激戦の舞台となった201高地に行ってきました。司馬遼太郎の「坂の上の雲」でも描かれた場所で、当時の軍人達がどのような場所を目指して1万を超える若き命を落としてしまったのか、一度は行ってみたいと思っていましたが、その願いが叶いました。


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小説などを読んで思っていた以上に、旅順口が遠くに見えました。当時の砲弾技術(射程距離)から、ここが戦略的な要所になっていたとは、とても驚きでした。また、ここからロシアのバルチック艦隊を狙って沈めたとは、想像を絶するものがありました。


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その後、旅順口の高台にも登りました。ここからは、確かにロシアにとって重要な不凍港であり、入江になっている地形からして、この場所が如何に大切な港であったのかが実感できました。


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大連の海鮮中華料理屋では、海腸と呼ばれているグロテスクな生き物やオオサンショウウオ?も水槽に並んでいましたが、私には、とても食指が動きませんでした。
普通のヒラメの刺身を食べることに致しました。


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今回も出張でも、様々な勉強になりました。
我々にできること、それは、国家間の利害や面子を超えた、市民間の文化交流や経済交流、あるいは相互理解ではないかという思いを新たにしました。

2014年07月28日

浜名湖での伝統漁法

浜名湖まで、伝統漁法体験に行ってきました。

夜の浜名湖において、水中灯を舳先に灯し、銛を持ってカニや魚を突いたり、タモ(網)ですくったりするのが「たきや漁」だそうです。

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4人ずつ6艘の舟に分乗して行くのですが、何だかチーム戦のような様相を呈し、とてもわくわくしてきます。ライフジャケットを身につけて準備万端です。

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午後7時頃、夕暮れとともに出港します。
風がとても気持ちよく、真夏の夜とは思えないぐらいの爽やかさで、「夏は夜」(枕草子)と言いますが、「夏は夕暮れ」と言ってもよいほど、寝床に向かう鳥の姿も見え、とても粋で、ロマンチックな感じでした。

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どっぷりと日が沈んだ後に、ようやく海底を光で照らし、銛を持ってカニや魚を狙って行きます。
水深は40〜50センチほどではないかと思われ、風で水面が若干波立っていたものの、底までくっきりと見えます。

本当は臨場感溢れる写真を撮りたかったのですが、携帯電話を海に落としてしまう危険性と自らもバランスを崩して海にドボンする可能性があったため、携帯電話は仕舞うことに致しました。魚を突く様子をビジュアル的にお伝えできず、とても残念です。

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銛で格闘すること約2時間、色々な獲物を捕らえることができました。最初の1匹の獲物を捕まえた時には、誰もが銛を高く突き上げ、「とったど〜」と叫んでいました。
皆で奮闘した結果、ワタリガニ、サヨリ、グレ(黒鯛)、スズキ、蛸、エビなど多くの獲物を捕ることができました。

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6艘の獲物をすべて合わせると、かなりの収穫になりました。船頭さんの射止めた獲物が一番多かったことは言うまでもありませんが(笑)。
漁獲高順に言うと、1位ワタリガニ、2位サヨリ、3位グレ(黒鯛)といったところでしょうか。閑散として何も無かった筏の上が、獲物の選別が始まると、まるで魚市場のように活気付いてきました。

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その後、筏の上で、ワタリガニの味噌汁、塩茹でしたワタリガニ、サヨリ、グレ、スズキや車エビの揚げたての天ぷらなどに舌鼓を打ちました。海上で爽やかな風に吹かれながら、獲れたての獲物を食べるというのは、最高の気分、至福の瞬間でした。

ちょうどその日は、浜名湖かんざんじ温泉灯篭流し花火大会をやっており、遠くに花火も鑑賞することができ、また、ヘソ天にしてみると、星空も綺麗に見えて、実に風流な1日を過ごすことができました。
バスのチャーターから、宿泊先、蕎麦屋(宮本)、鰻屋(中川屋)の手配など、Kさん、このたびも本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。

2014年07月18日

石狩新港での釣り

先日午前4時に起床し、地元のTさんと石狩新港に釣りに出掛けてきました。
朝の空気は澄んでおり、とても気持ちがよく、朝日もくっきりと見えました。

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宿泊先の札幌市内のホテルからは、約40分ほどで到着です。
石狩湾近辺には、大きな風力発電の風車があり、ランドマークにようになっています。

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ここ石狩新港の底は砂地であり、釣り糸を垂れること約30分ほどで、小さなカレイが釣れました。
本当に小さくて、何らの感触も無く、たまたま釣り竿を引き揚げたら、ひっかかっていたような感じでした。
小さいながらも、大人と同じ、姿、形、色をしています。「左、カレイに、右、ヒラメ」と言いますので、頭を左にして写真を撮った方がよかったのかも知れません。

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次は、大人のカレイを釣るぞと期待が持てます。
しかし、その後、2本の釣り竿を立て、もう1本は遊軍のように、あちらこちらに移動して獲物を狙ってみましたが、当たりがほとんどありませんでした。

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さらに1時間ぐらいしてからでしょうか、ようやく当たりらしい、強い引きがありました。引き揚げてみると、なんと、ウグイが釣れました。私は、ウグイはてっきり川魚だと思っていましたが、北に行くほど降海型のウグイの比率が増すそうで、ここ石狩新港の海にも棲息しているようです。

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3時間ほど頑張ってみましたが、結局、釣果は以上の2匹でした。

その後、あまりにも申し訳ないということで、澄川の「紅桜公園」の釣り堀に連れて行ってもらいました。

流石に、ここは釣り堀だけあって、刺身用のニジマスと焼き魚用のニジマスを釣ることができ、ビールを飲みながら、新鮮な魚に舌鼓を打ちました。川魚を刺身で食べることができるというのも驚きでした。

たまにのんびり釣り糸を垂れるのも風流ですし、北海道らしい体験をすることができ、とても楽しく、有意義な1日でした。
Tさん、このたびは、本当に有り難うございました。

2014年05月26日

石垣島セミナー

 先週末、石垣島でのセミナーに行ってきました。昨年、新空港(南ぬ島 石垣空港)が開港し、台湾との距離は沖縄本島よりも遙かに近いことから、台湾からの参加者もいらっしゃいました。
 星野リゾートの星野社長の講演会もあり、「星のや竹富島」や「リゾナーレ小浜島」に宿泊するプランもあったのですが、釣り組は、ANAインターコンチネンタル石垣泊となりました。

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 リゾート感溢れるホテルで、すべての部屋がオーシャン・ビューのようで、目の前には、新緑やコバルトブルーの海がばあっと広がっており、とても綺麗でした。

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 もう1つの講演が株式会社ユーグレナの出雲社長のお話でした。ユーグレナとは、学生時代、生物の授業で習ったミドリムシの学名のようで、動物と植物の両方の特徴を持ったとても神秘的な生き物なのですが、その小さな生物に着目し、豊富な栄養素の供給源としてだけではなく、世界の貧困層への微量栄養素の供給、さらにはバイオ燃料として地球規模での環境問題へも取り組もうという壮大な事業のお話で、挫折を乗り越え、「世の中には、つまらないものなど何もない。」と研究に真摯に取り組まれたお話は、日本や若者への熱いメッセージにように感じられるとても感動的なお話でした。
 なお、講演会の前には、顕微鏡で、動き回るミドリムシを拝見した後、緑汁をいただくという予習を行っておきました(笑)。

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 さて、講演会終了後のアクティビティーは、石垣島観光、西表島観光、ゴルフ、自由行動などバラエティ豊富だったのですが、私は、港から約2時間かけて太平洋に出て大物を狙うというパヤオ(浮漁礁)釣りにトライしてきました。
 外洋でかなり揺れたのですが、昔、ヨットに乗っていたこともあり、また念のため酔い止め薬も飲んでいたため、全く船酔いすることはありませんでした。

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 その釣果は?と言いますと、小魚を餌に付けた1本釣りや水深1000メートル地点でのエギング(電動リールを使ったルアーフィッシング)だったのですが、仕掛けの準備から、魚が集まっているポイントへの案内、さらにはタナ(水深)の指示まで至れり尽くせりであり、まずは、カツオを見事1本釣りすることができました。とても美しい姿で、そのブルーとシルバーメタリックな輝きに感動しました。

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 その後は、水深100メートル地点でのエギングで、マグロ(「メジマグロ」と呼ばれるもので、本マグロ(クロマグロ)の稚魚のようです。)も釣り上げることができました。顔立ちがよく、こちらも男前?と言うのでしょうか?とても美しい容姿でした。

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 あとで釣りに詳しい人にお話を聞きますと、釣り上げた魚の写真を撮る場合には、魚をできるだけカメラの方へ前に出すと大きく写るそうで、実は、このマグロも、カツオに負けないぐらい大きかったのです!(笑)。

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 そして、夕飯時には、釣り上げたカツオやマグロの刺身が目の前に何皿もてんこ盛りで出てきました。もう嫌と言うほどカツオやマグロを食べましたが、これほど食べたのは、おそらく人生で初めてかも知れません。とても新鮮で、美味しかったです。

 今回のセミナーは楽しいだけではなく、色々な人々との出逢いもあり、また自然環境保全や水産資源の問題も含め、色々なことを考えさせられ、とても勉強になりました。この場をお借りしまして、現地でお世話になりました数多くの方々に感謝申し上げます。

2014年04月22日

甲子園観戦記

 今シーズンはじめて、現在研修中の司法修習生H君と大のタイガースファンである事務局Wさんと一緒に、甲子園球場に行ってきました。まずはユニフォームを買うことにしたのですが、太っているので2桁の背番号がよいだろうという理由と、昨年10勝し、縁起の良かったことから藤浪選手のを選びました。

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 デーゲームであったことから少し早めに球場入りし、練習風景から眺めていました。大和選手は、練習段階から本番を想定し、ホームベースまで矢のような送球を送る練習を繰り返しており、さすがプロだと感心しました。他方、バッティングも不調な選手は、まるで肩慣らしのような返球練習しかしておらず、「これじゃあ、駄目だろうなあ。」と思いました。

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 さて、両チームのスターティング・メンバーを見ますと、調子が上がって来ない両投手と打線好調なチーム同士の対戦であったため、乱打戦が予想されました。そこで、我々は試合結果を占うべく、修習生は3対2と予想し、私は5対4、事務局Wさんは7対5でタイガースの勝ちと予測しておりました。

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 試合開始早々、ヤクルトが3点を先取したため、修習生の予測はその段階ではずれが確定し、3回表にさらに2点取られたことから、0−5となり、私の予測もその段階ではずれました。最後に、Wさんの予想だけが希望の星だったのですが、そこからタイガースがあれよ、あれよと点数をとり、6回裏終了時点で、7−5となりました。

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 7回裏には、恒例のジェット風船を飛ばしました。このようなファンタジーな光景は、おそらく世界中探しても、ここにしかないでしょう!

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 そして、もう少し点数が入りそうな予感でしたが、最終的にはそのまま7−5で、タイガースの勝利にて試合は終了しました。ぴったりと試合結果を予想するとは、さすがWさんです。4月にしては肌寒い天気でしたが、乱打戦の大逆転劇というとても面白い試合でした。

 試合は午後5時半頃終了し、その後、教え子で大の焼肉好きであるN君も合流し、出屋敷の「味楽園」にて、焼肉を食べながら、祝杯を挙げました。

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 ここのカルビは鉄板を覆い尽くすほど大きく、とても美味しかったです。冷え切った体にじゅうじゅうと焼く焼き肉は最高でした。また、勝利の美酒に酔いたいと思います。

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2013年11月14日

マレーシア出張

先日、マレーシア出張(首都クアラルンプール)に行ってきました。

日本から飛行機で6時間強。空港から直通電車(30分)でセントラル駅直結のホテルにチェックインすることができ、とても便利に感じました。

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マレーシアのランドマークと言えば、やはりペトロナス(Petroliam Nasional Berhad、マレーシアの石油及びガスの供給を行う国営企業)が築いたペトロナスツインタワーですが、その壮大な建築物に圧倒されます。夜の姿は特に美しく、フィレンツェの大聖堂を見たときのような感動すら覚えます。

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マレーシアは、現在、先進国入りを目指して急成長しており、法人税をゼロにする経済特区の地域開発も進んでいます。地下鉄の敷設やオフィスビルの建築など、街のいたるところに建築現場があり、クレーンがたくさん立っています。

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特に目立つのが、地上1階から5階ぐらいが駐車場で(主な交通手段が車だからだそうです)、その上にプールとジムが併設されているような高層コンドミニアムの建築です。
日本では、プール付きのマンションはなかなかお目にかかれませんが、年間通して30度の熱帯地方では、プールにでも入らないと、やっていられないのかも知れません(笑)。

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コンドミニアムの底地につき、日本と同じように、所有権(Free hold)と借地権(99年)があるのですが、所有権の物件の方が人気があるようです。その理由は、マレーシアの人口の3割ぐらいは中華系(華僑)が占めており、中国本土では土地所有権が認められていないためというのです。また、マレーシアでは、相続税がかかりませんので、子や孫達に土地(共有)を残せるというメリットも考えられているのかも知れません。

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建物が建ってしまいますと、なかなか基礎などを確認することができませんので、建築現場も覗いてみましたが、日本と比べて、柱が細く、鉄筋の数も少ないような気がします。こちらは、日本やインドネシアと違って地震が少ないらしく、建築基準が日本のように厳しくないのだそうです。それだけコストを抑えて建築できるということになります。

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最後に、ショールームも見せてもらいました。とても金ピカで、日本人にとってはど派手な印象です。このような内装は、アラブ系に人気があるのだそうです。マレーシアでは、マレー人、中国系、インド系などそれぞれの民族性などに合わせて各種ビジネスが展開されている印象を持ちました。

その他、英米法ルールにより、不動産契約には必ず弁護士が関与することや明渡執行が容易であること、イスラム金融の存在感、あるいは不動産登記に3〜5年かかるというローカルルールなど大変勉強になりました。

2013年08月29日

木曽福島の蕎麦

木曽福島(長野県)に行ってきました。この夏、なんだか避暑にばかり行っているようですが、空は抜けるように青く、空気も澄んでいて、とても涼しく感じました。

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 木曽福島の駅前は、レトロな感じで、まるで映画のセットのように思えます。行き交う人も少なく、とても静かな街です。

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 あるミッション終了後、「くるまや本店」にてお蕎麦を食べに行きました。中山道の宿屋を思わせるような古い建物です。建物の3階部分に、歯車が見えます。「くるまや」という名前には、何か由来があるのでしょう。

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 ここの名物手打ち蕎麦はとても人気があるようであり、ファミレスのように、お店の前の一覧表に名前と人数を書き込むことになります。

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 待つこと10分。ようやくお店の中に入ることができました。お店の中も、かなりレトロな感じです。

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 板わさにビール、そして「天ぬき」という天ぷらそばの上物部分だけを抜き取ったというおつまみをいただき、日本酒3種類もいただきました。

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 お酒で上機嫌になってきたところで、最後に盛り蕎麦を食することに致しました。やや太めの麺で、つゆはかなり甘く感じましたが、とても美味しかったです。

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 高い山に囲まれた盆地で、信州蕎麦の醍醐味を味わった感じでした。

2013年08月09日

北海道クラシックGCでの避暑

先日、涼しさを求めて北海道クラシックゴルフクラブに行ってきました。

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北海道らしく、フェアウェイは広く、綺麗でとても雄大なゴルフコースです。
また、湿度が低いため、木陰に入ると、ひときわ涼しく感じます。

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こんなにフェアウェイが広いのですが、ボールは真っ直ぐには飛ばず、スイングチェックをしたり、うつむき加減に反省しながら、ぽつりぽつりと歩いて行きます。

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ときには池に滑り落ちそうになりながら、果敢に生き残ったボールを打ちに行きます。
この池に入ったら、もっと涼しかったのかも知れません(笑)。

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自分のスイングの写真を見る限り、手首の角度、リリースポイントは悪くはないようですが、ちょっと左膝が逃げているように見えます。

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ショートホールと言えども、池やバンカーが絡んでフェアウェイが狭くなっていたり、前後の距離も正確に刻まなければならず、とても難しいのです。

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ゴルフ場の隣はノーザンホースパークで、放牧されているサラブレットが見えます。

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さらに、コースをキタキツネが悠然と横切って行きます。
さすが北海道、大自然を満喫しながらの涼しいゴルフは最高でした。

2013年06月10日

名古屋ゴルフ倶楽部和合コース

週末、名古屋ゴルフ倶楽部和合コースに案内してもらいました。

国内男子ツアー「中日クラウンズ」が行われている言わずと知れた日本屈指の名門ゴルフ倶楽部です。

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フェアウェイの状態はとてもよく、フェアウェイを優雅にゆっくり歩いていきたいところでしたが、ティーショットが左右にぶれ、常にラフを歩いている状況でした。
写真を見てみると、フェアウェイが随分広く感じられますが、ティーショットが不調で、ボールはなかなか真っ直ぐに飛んでくれませんでした。

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またラフに入ると芝がしっかりしておりとても厄介でしたし、ただ真っ直ぐにティーショットをするという単純なレイアウトのところはなく、常にショットの正確性とともに戦略性が求められるかなり難しいコースに感じられました。

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14番ホールでは、今年(第54回)の中日クラウンズ3日目の松山選手と同じように(ただし、ティーグラウンドや球筋は全く違いますが)左OBを出してしまいました。でも、よい記念になりました。

さらに、左ドックレッグの名物ホール16番では、ティーショットを左にひっかけ、第2打ではインテンショナル・フックがかからず真っ直ぐ飛んで林に入り、そこで枝が目に当たってコンタクトがずれて右目がほとんど見えなくなり、片目で打った第3打はトップしてバンカーに入り、さらに片目のバンカーショットは2回綺麗にホームランしてしまい、ビックイニングを作ってしまいました(笑)。

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次の17番の池越えのショートホールでは、今度はダフって、2度も池に入れてしまいました。人生も、ゴルフも何があるかわからないですね(笑)。

松の木が迫り出しているところや微妙なアンジュレーション、そして砲台グリーンとその周りのガードバンカーに高速グリーンと、腕が未熟な私にとっては、本当に難しかったです。

この難攻不落と言われるコースで、石川遼選手は、米、欧、亜、豪、南アフリカ、日本ツアーのうちで世界最少スコアの58で回ったというのですから、本当に凄いです。

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最後に、石川遼選手にあやかるべく、「58」のスコアカードの前で記念写真を撮ってきました。
写真がちょっとぶれていますが、すべてがぶれた1日でした(笑)。

とても楽しく、よい思い出となりました。
Sさん、Sさん、Mさん、本当に有難うございました。

2013年06月03日

神父による誘導尋問?

先日、教え子の元修習生(現弁護士)の結婚式に参列させていただきました。
眩いばかりのお二人です。

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神父の講話を聞き、歌詞カードを見ながら賛美歌を歌うのですが、老眼が始まった私には、この歌詞の字がとても小さく感じられます。隣の同期の弁護士とともに、小学生の「前に習え」のような格好で、両手でできるだけ遠くに歌詞カードを掲げます。それでも見えない部分では、ついついハミングになってしまいます(笑)。

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神父「新郎は、富める時も、貧しい時も、苦しい時も、、、、、永遠の愛を誓いますか?」
新郎「はい、誓います」
神父「新婦は、富める時も、貧しい時も、苦しい時も、、、、、永遠の愛を誓いますか?」
新婦「はい、誓います」

法律的に言えば、明らかな誘導尋問で、修習生時代そんな尋問のやりとりは教えていないはずなのですが(笑)、誰からも異議が出されることもなく?、無事、神と参列者の面前で永遠の愛が誓われ、指輪の交換がなされました。

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その後の披露宴もとても華やかで、愛と希望と若さに溢れており、アットホームな雰囲気に包まれ、至福のひとときを過ごすことができました。
新郎が自分の言葉でしっかりと皆様への感謝の気持ちを伝えられたのはとてもよかったと思います。主張ないし弁論として、合格点でした(笑)。とても感動的な祝宴でした。

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お二人の門出を心からお祝いするとともに、これからもずっと温かく見守ってあげたいと感じました。まあ、たまに飲みに行く程度になるかも知れませんが(笑)。

どうか末永くお幸せに!

2013年04月04日

関大法科大学院入学式

 昨日、関西大学法科大学院での入学式がありました。


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 関大吹田キャンパスは、学生によるサークルの勧誘などでとても賑やかでした。サンドイッチマンのような格好の学生やスポーツのユニフォームで闊歩する学生がいたり、音楽サークルによる演奏などがあり、自分も何だか20年以上前にタイムスリップしたようなウキウキした楽しい錯覚に陥ります。


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 大学改革において、欧米とのスムーズな交流、連携等のため秋入学について議論されているところですが、古風な私には、やはり、春の桜並木を通っての入学というのがやはり一番ぴったりとくる感じがします。桜が温かく人を迎えている、そのように思えるのです。日本人の感性の奥深いところで、実は人と桜は繋がっているのではないか、そういう気が致します。


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 この建物が法科大学院の建物です。この建物も、綺麗な桜で囲まれており、アカデミックな雰囲気と桜の華やかさがうまく調和しています。
 この建物の中で、今年も多くの熱の籠もった講義が行われることになります。

 私も、精一杯咲き誇っている桜のように、若者達からも多くの刺戟を受けながら、弛むことなく、1年間精一杯頑張ろうと思っています。

2013年03月05日

ひまわり in 札幌

 今年3月1日、大学の後輩弁護士(司法修習61期)が札幌にて独立開業したとの挨拶状が届きました。

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 新たな門出を心よりお祝いしたいと思います。そして、弁護士の使命は、市民の自由と正義を守ることにあり、「初心忘るべからず」(世阿弥)頑張って欲しいと思います。

 ところで、ギリシャ神話の中に、水の精クリュティエが太陽の神アポロに恋をし、大地に直立し、9日間ずっと彼を想い続けましたが、結局、その恋は実らず、太陽の光を浴び続けた彼女の身体は足が地に根を下ろし、やがてひまわり(向日葵)になったという話があります。そのじっと立ち尽くすクリュティエの姿から、ひまわりは、ギリシャ神話では慈悲の花とされています。

 そして、このひまわりは、弁護士の象徴にもなっています。このウェブサイトのLegal Rhythmのバナーにも、弁護士バッチの写真を配しております。このバッチの中心には、衡平(公平)を表す天秤が刻まれており、その周りには16の花弁の花がデザインされています。菊のご紋をイメージするためか、よく菊と間違われることが多いのですが、実はこれもひまわりです。このひまわりは、正義ないし自由を表すとされています。文豪ヘミングウェイも、自分のやっていることが、白日の下にさらされても、恥ずかしくないかどうかで自分の行動を律してくべきだ(白日の下テスト)という趣旨のことを言っていますが、ひまわりは、お天道様に向かう花、まさに正義の象徴なのです。

 私の高校時代の友人のフラワーアーティストにお願いしたところ、弁護士の独立開業に相応しいフラワー・アレンジメントをしてくれました。素晴らしいです!!

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 その札幌の弁護士から、「この時期には、ありえない、ひまわり!!が届きました!こんなおしゃれな方はどなたでしょうか!さすがです!ありがとうございました!」との嬉しいメールが早速届きました。

 大阪からクール便にて送ってもらったのですが、3月でも雪深い北海道では、クール便が保温になるようです!?

 北の大地に深く大きな根を張り、見事な大輪のひまわりを咲かせていただければと祈念しております。

2012年12月26日

池田カンツリー倶楽部 天皇誕生日杯

 12月24日(祝)、池田カンツリー倶楽部の天皇誕生日杯に参加してきました。


 小雪の舞う中でのプレイとなりましたが、午前中の五月平コースでは、4オーバーの40、午後の綾羽コースでは、ダボ、トリもありましたが、バーディーもあり、7オーバーの42で、グロス82という自己ベスト記録にて、なんと優勝しました!

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 日頃、練習場に行く時間がないため、いつも出たとこ勝負でプレイしていますが、今日は、なぜかアプローチの距離感とパターの調子がよく、ティーショットは全然ダメでしたが、何とかスコアをまとめることができました。
 一緒にラウンドして頂いたシングルの方とは、飛距離や球筋が全く異なり、レベルの違いを痛感させられましたが、他方で、ゴルフにおいては、ショートゲームが大切なんだなあと改めて感じたラウンドでもありました。


 普段ほとんど運動しないため、体重は75.5キロと自己ワースト記録を更新しつつあり、自らサンタクロース体型となっておりますが、素晴らしいクリスマスプレゼントをいただくことができました。

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 今年を締めくくる上で最高のゴルフとなり、「2012 天皇誕生日杯 優勝」と刻印された優勝カップを眺めながら、来年は、更なる高みを目指して、ゴルフに、仕事に、頑張ろうと決意を新たに致しました。

 来年も、どうぞ宜しくお願い致します。

2012年11月12日

沖縄出張

 沖縄出張に出掛けてきました。伊丹(大阪国際空港)から2時間強のフライトとなります。

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 前回の沖縄出張は断行の仮処分であり、時間的余裕があまりありませんでしたが、今回は、たっぷりと時間の余裕がありました。そこで、那覇空港からモノレール(ゆりレール)に乗り、壺川駅でいったん降りてホテルへチェックインし、そこからタクシーで那覇地裁へ向かいました。

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 時間がありましたので、普天間飛行場を見に行って来ました。遠くに、黒く2列に見えるのが、オスプレイ12機の隊列です。確かに住宅地のど真ん中にあり、遠くから見ているだけでも、問題の深刻さが窺えます。

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 そして、辺野古沖も見に行って来ました。天気があまりよくありませんでしたが、エメラルドグリーンの綺麗な海に、工事予定地を示す赤い杭が立っていました。
 ここを埋め立てるとなると、やはり自然環境が破壊されることが肌で感じることができました。

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 その後は、首里城に行ってきました。やはり、沖縄の基地問題を考える上では、琉球王国の歴史、風土、文化、地理関係、第二次世界大戦の惨状、日米安保体制、中国との外交、国際関係など、あらゆる背景事情も正確に理解しないといけないことを感じることができました。

 やはり報道で見るのと、現地で実際の姿を見るのとでは大違いであり、とても勉強になりました。

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 個人的趣味の部分では、少し遠出をして、美ら海水族館にも連れて行ってもらいました。
 世界一のアクリルパネルを利用した水槽は、ど迫力でした。ジンベイザメやマンタ(イトマキエイ)が優雅に泳いでいます。

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 水族館の建物の外に出て、ウミガメやマナティの姿を見ていると、もう少しゆったり生きることも必要かなとも思えてきました。お陰様で、とてもリラックスできました。

 ご案内していただきました裁判官の方、本当に有り難うございました。心より感謝申し上げます。

2012年10月15日

札幌出張(大通公園)

控訴審の弁論のため、札幌高裁に行ってきました。
大阪もだんだんと秋らしくなり、過ごし易くなってきましたが、札幌はさらに涼しい感じです。

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札幌NHKの温度計を見ると、「15.5℃」となっております。
やはり涼しいはずです。

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札幌市街地は、このテレビ塔を起点に、北に行くと北1条、2条、3条、、、西に行くと、西1条、2条、3条と名付けられているため、場所がとてもわかりやすくなっています。

札幌地裁、高裁の所在地は、大通西11丁目ですので、大通公園に沿って、西へ11条歩くと辿り着くことができます。

日頃の運動不足解消のため、ここでも歩くことに致します。
大通公園の紅葉or楓も、既に真っ赤に色付いています。

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この大通公園にて、毎年2月、雪まつりが開催されます。
後輩の弁護士が2月に独立開業するため、この雪祭りに合わせて、また札幌に行くことになりそうです。

札幌駅から大通公園、そしてすすきのへと2駅分を歩くことはできるのですが、雪道を歩くのは結構大変です。
でも、札幌駅から地下道ができたため、冬場には重宝しそうです。

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思ったよりも、道幅が広くて快適です。
また、いくつかのビルにも地下で直結しているため、至極便利です。

また、札幌の魅力がひとつ増えたような気がしました。

2012年10月03日

廣野ゴルフ倶楽部

 日本一と評価されることが多い名門廣野ゴルフ倶楽部にご招待いただきました。
 エントランスも、上品で、落ち着いた佇まいです。

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 廣野ゴルフ倶楽部の敷地内には、ゴルフ・ミュージアムも併設されています。
 古き良き伝統が感じられます。

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 好天にも恵まれ、言うことなしです。
 練習グリーンからも、アリソン・バンカーがぱっくり口を開いているのが見えます。

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 コースも、とても綺麗です。
 素人の私が撮った写真でも、絵葉書になりそうです。

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 2人のキャディが付いて、ゆっくりとスタートして行きます。
 フェアウェイのコンディションも言うことなしです。

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 どのホールも印象的ですが、ショートホールでは、池越えとなり、ここでも、アリソン・バンカーが目に入ります。

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 午後は、8番ホールまで4オーバーで順調でしたが、最終ロングホールの9番で、第3打を倶楽部ハウスの前ぐらいまでフライヤーで飛ばしてしまい、万事休すでした。

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 やはり日本一と言われるだけあり、風景、コース・レイアウト、コース・コンディション、紳士的な上質感、何をとっても言うことなしでした。

 この度のご厚情に感謝申し上げます。

2012年09月27日

熊本出張

 熊本出張に行ってきました。伊丹空港から阿蘇くまもと空港まで、飛行機で約1時間のフライトです。

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 熊本空港から裁判所まで空港リムジンバスに乗りましたが、時間があったため、交通センター停留所から運動不足解消のため、徒歩で裁判所に向かうことにしました。
 バス停から少し歩くと、加藤清正公の銅像が突然目の前に現れ、少しだけ観光気分となります。なぜか、祇園での「トラ、ト〜ラ、トラトラ」という音頭が頭の中を駆け巡ります。

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 iPhoneの地図では、熊本城の横を通る短い距離の直線コースでしたが、実は、熊本城を頂点としたアップダウンがあり、かなり厳しい道のりでした。9月下旬にもかかわらず、少し汗ばむ感じです。

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 ようやく熊本城まで辿り着きました。でも、観光している時間はないため、横目で見ながら、そのまま裁判所に向かいます。

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 ようやく熊本地裁の建物が見えてきました。こじんまりした感じですが、明治・大正時代を彷彿とさせる落ち着いた佇まいです。

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 建物の中に入ってようやく気づいたのですが、この裁判所の建物も、やはり高台に位置してるようでした。地方の裁判所は、城址に位置していることが多いようです。

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 日本全国のほぼすべての地裁に行ったことがありますが、支部を含めると、まだまだ半分にも達していない感じです。
 弁護士の中でも、かなり出張に行っている方だと思いますが、支部を含めた全国制覇はかなり難しそうです(笑)。

2012年09月03日

司法研修所45期20周年

 京都にて、最高裁判所司法研修所45期20周年記念大会が開催され、同期の弁護士、裁判官、検察官の大勢が集まりました。

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 まさに、同じ釜の飯を食った仲間、あるいは寝食を共にしたというような関係で、当時は、起案等のために徹夜をすることはざらであり、深夜仲間と議論をすることもたびたびありました。
 また、司法研修所での弁護士、裁判官、検察官のかつての教官にもご来賓として多数ご参加いただきました。いずれの教官も錚々たる顔ぶれであり、かつての教官と司法修習生という関係性を思い出し、背筋がピンと伸びるようなよい緊張感もありました。

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 久し振りに、教官を囲んで、法律論や司法改革などについての意見交換をしていると、20年の月日が経っていることもすっかり忘れてしまうぐらいでした。「失われた20年」という言葉がありますが、自分はその間、どれだけ成長したのだろうかと若干不安になるところもあります。

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 ただ、当時の司法研修所は、司法修習生が教官に積極的に質問をし、また食らいついてくような貪欲な姿勢や雰囲気があり、自分の頭でしっかり考える習慣をこの時期に身に付けることができたと思います。本当に貴重な時期であったと思います。
 先入観や前例などに縛られず、人に頼らず、自分の頭でしっかり考え、自分が正しいと信ずる道を行くこと、これがまさに法律家としてのレゾン・デートルであるとこの頃確信するようになったと思います。

 当時の仲間には、本当に立派な弁護士、裁判官、検察官がたくさんいます。テレビによく出演している八代英輝弁護士も、同期です。ちょっと写真がぶれてしまっていますが、男前4人衆です(笑)。

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 また、著作権法の分野で有名な福井健策弁護士やこちらもよくテレビに出演している本村健太郎弁護士も、同期です。本当に様々な個性や専門分野を持った仲間が集まっているなあと思います。

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 このたびの20周年記念大会に参加し、思わず顔がほころぶような懐しさを感じるとともに、友情は苦労を共にしたことから生まれるものであり、若い時に友と苦労を共にすることは本当に大切だなあとも感じました。

 健康に留意し、同期の仲間とともに、あと10年、20年と頑張りたいと思います。

2012年08月29日

安芸市遠隔地法律相談

 今年も、高知県安芸市の遠隔地法律相談に行ってきました。大阪(伊丹)からは、飛行機でひとっ飛びです。

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 高知県に入ると、あちらこちらで「わざわざ行こう 志国高知へ リョーマの休日 Ryoma Holiday」というのぼりが目に入ります。
 オードリー・ヘップバーン主演の"Roman Holiday"(ローマの休日)からヒントを得たみたいで、なかなか上手いネーミングです。

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 このたびも、地元の方には本当にお世話になり、またお忙しい中、安芸まで車で送っていただきました。いつもながらのご厚情に感謝申し上げます。
 阪神タイガースの1軍キャンプ地が安芸から沖縄・宜野湾に移ってから寂しくなっているのかなあと少し心配していましたが、例年と変わらない印象でした。

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 高知県の海岸線は、曲線を描く相当に長いもので、碧く穏やかなイメージがあるのですが、この日は、台風の影響でとても波が高く、荒々しい印象でした。
 写真ではうまく写っていませんが、手前から、砂浜の茶色、波の白、薄い褐色かかった緑色、南国のエメラルドグリーン、そして遠くの紺碧の黒潮と、まるでプースカフェというカクテルを思い出させるかのように、幾重にも違う色合いを見せていました。

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 また、運良く、宿泊先のホテルからは、虹も綺麗に見えました。虹を見るのも、本当に久し振りです。

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"Over the Rainbow"、ミュージカル映画『オズの魔法使』でジュディ・ガーランドが歌った劇中歌を思わず口ずさみそうになりました。

「ローマの休日」に「オズの魔法使」、いずれも大好きな映画ですが、ちょっと年代を感じますね。

2012年08月21日

弁護士20周年の宴

 今日も、北海道大学サマーセミナーに参加しております。今年で、3年目となりますが、いつ来ても、このキャンパスの広さにはびっくり致します。

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 このセミナーの主催は、北海道大学情報法政策学研究センターで、北海道大学大学院法学研究科グローバルCOE事務局の皆様にお世話になっております。

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 今年のテーマは、「最新の知的財産訴訟における実務的課題―特許法をめぐって―」です。

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 講義内容は、平成23年特許法等改正、特許法(保護範囲)、特許法(間接侵害・消尽・発明者の認定における本質的部分の保護の可否)、特許法(損害論)、特許法(特許性又は保護範囲の問題)、特許法(職務発明)、特許法(開示要件)、知的財産権訴訟の準拠法・国際裁判管轄で、多岐にわたります。

 普段は、講壇に立って教鞭を執っておりますが、受講生側として午前、午後と机にずっと座っているだけでも結構大変です。

 ただ、講義内容は最先端かつ刺激的で、とても楽しく感じます。特許法の知識をブラシュアップするとともに、新しい知識や知見を吸収し、今後の実務に生かしていきたいと思います。

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 昨日の夜は、円山公園近くの「季の苑 エルムガーデン」にて、後輩達が弁護士20周年のお祝いの宴を開いてくれました。

 創作性豊かで、北海道産の新鮮な素材を使った料理や極上のワインは、とても美味しく、至福のひとときを過ごすことができました。夢見心地の一夜で、今も、その余韻を少し楽しんでいるような状態です。

 記念品として、モンブランのボールペンとエルメスのポストイット!もいただきました。感謝感激です。弁護士30周年を迎えるまで、大切に使いたいと思います。

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 弁護士になってからの20年はあっという間でした。今振り返ると反省や後悔することも多々ありますが、仕事をする上で、やはり人との出逢い、人間関係が最も大切だったなあと感じます。「人や世の中に生かせてもらっている」素直にそう感じています。

 今後とも、人との出逢いや思いやりを大切にしながら、地道に、直向きに頑張って行きたいと思います。

 有り難うございました。

2012年08月06日

東京出張(夏の日比谷公園)

 先日、東京出張に行ってきました。自宅が大阪府豊中市にあり、伊丹空港まで車で約10分ほどのため、上京する際には、いつも飛行機を利用します。
 羽田空港からモノレールに乗って浜松町まで行き、そこから山手線で有楽町まで行きます。

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 東京地裁に向かう場合、大抵日比谷公園を横切っていきます。
 学生時代の色々な想い出が詰まった噴水が今も健在です。少しだけ涼をとることができます。

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 東京もかなりの暑さです。普段からこの芝生内には人が立ち入ることができないのですが、それでも人影はまばらです。

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 お昼時には、OLやサラリーマンがここでお弁当を広げたり、談笑しているベンチにも、今日は誰も人が座っていません。
 ベンチがなぜか熱い鉄板のように見えます。

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 目玉焼きのように焦げてしまうのではないかと思うぐらいの炎天下で、少しでも涼しい木陰などを探して歩いて行きます。
 官僚マンたちも、日陰で信号待ちをしています。

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 私も、少しでも涼しい所を通ろうと、裁判所に行くために木陰を通り、弁護士会の建物の中を突っ切って歩いて行きます。

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 秋の日比谷公園や神宮外苑の雰囲気はとても好きなのですが、夏の日比谷公園横断はやはり大変でした。喉もカラカラになりました。
 皆様、熱中症対策に呉々もご注意下さい。

2012年07月30日

札幌出張

 札幌出張に行ってきました。この時期の北の大地・札幌は涼しいだろうなあという期待は、、、見事に裏切られました。とにかく暑かった。

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 まず新千歳空港と札幌を結ぶ快速電車の中は、サウナかと思うぐらい汗が噴き出してきます。乗客は、扇子やハンカチを手放すことができないぐらいの状態でした。いったい、室温は何度に設定されているんだろうと気になって仕方がありませんでした。

 今回は札幌市内の物件視察を行ってきましたが、市内は碁盤の目状に道路が整備されており、信号のない長い一本道が続いている場所も多くあります。雪で覆われた冬場の風景とは随分と異なり、とにかく道路が広く、長く感じます。

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 このアスファルトの道路の上に、太陽の光と熱が反射し、とにかくお好み焼きの鉄板の上を歩いているみたいに暑く、熱かったです。

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 でも、仕事の方は、順調に進んでいきます。

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 夏休みシーズンに入っているためか、空港内も人混みで、また設定温度を高くしているためか、ここでも暑さに参ってしまいそうです。
 この暑さだったら、ソフトクリームやビールがよく売れるだろうなあと思ってしまいます。

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 蒸し暑い大阪にいると、どうしても涼しいところに脱出したくなるのですが、札幌もやはり暑かった。しばらくは、エアコンを頼りに、部屋に籠もり、仕事に励みたいと思います。

 皆様、時節柄ご自愛下さい。

2012年07月13日

Zoe通信

 このたび大阪に引っ越してきましたZoe(ゾーイ)です。

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 女の子です。

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 ちゃんと独り立ちできます!

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 クッキーは、食べ物というよりも、おもちゃです!

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 囓る骨ガムが大好きです。

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 指を囓るのも大好きです!?

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 机の脚を囓るのも大好きです!!

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 鏡に映っている相手も、囓ります!?

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 いつも、大運動会をしています。

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 でも、疲れたら、すぐにバタンキューです。

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 どうぞ宜しくお願い致します。

2012年07月09日

はじめましてZoe(ゾーイ)です

 伊丹空港(大阪国際空港)に、ようやく待ちに待った小荷物が届きました。仙台空港発ANA743便によって届けられた小荷物は、空港北側にある貨物専用の窓口にて受け取ることになっています。

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 小さなケージの奥に、少しだけ子犬の顔が見えます。宮城県のリフドッグクラブから届いたゴールデンレトリバーの子供(生後2ヶ月の女の子)です。飛行機の長旅で疲れているのか、あるいは、怖がっているのか、奥の方で小さくなっています。

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 伊丹空港から約10分で帰宅し、早速、ケージの上蓋を開けてみました。すると、中にいた小さいな子犬が少し頭をもたげ始めました。「こんにちは!」と言っているのか、はたまた「ここはどこ? 私は誰?」と戸惑っているのか、、、

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 顔を寄せて近くでじっくり見てみると、かぐや姫かと見紛うぐらい?とても輝いています。玉のような子とでも表現できるのでしょうか。天衣無縫・天真爛漫に育ってくれるんだろうなあと希望と期待が膨らみます。

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 早速、記念撮影を行います。この日のために、デジタル一眼レフカメラ(Canon EOS 7D)を買いましたので、その真価が問われます。ど素人の腕でも、何とか撮れているようです。

 名前は、宮城県在住の母親犬アンジーの兄の育ての親のような素敵な女性(妻の知人)から名付けていただきました。「Zoe」(ゾーイ)と言います。女性名エヴァのギリシア語形ゾーエーに由来するもので、「生命」「生きるもの」という意味だそうです。

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 Zoeの首には、早速、この方から頂いたネームプレートをぶらさげることに致しました。まだ、少しサイズが大きいようですが、とても似合っています。

 最初おとなしくしていたZoeですが、20分もしないうちに、周りの色々なものに興味関心を示し始めました。庭の方も気になるようです。でも、2回目のワクチン注射が終わるまでは外で遊ばせることができません。公園デビューは、秋頃でしょうか、、、

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 ようやく自分の立ち位置もわかってきたようです!母親の存在となる妻に熱烈なるラブコールです。

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 ひと通りの挨拶が終わった後は、早くもボール遊びを始めます。30分もしないうちに、パワー全開となりました。見知らぬ家に来た初日とは思えぬぐらい元気で、かなりのお転婆になるのかも知れません。

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 大きなボールに対しても、果敢にトライして行きます。そんなに大きな口を開いて、Zoeの顎が外れないか?これから、ソファや家具は囓られず、無事だろうか?はたまた(おそらく行かないでしょうけど)将来お嫁に行けるのか??若干心配なところもありますが、我が家の一員が増えてとても賑やかになりました。

 元気に育って欲しいと願っています。

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2012年07月04日

小樽出張

 先日、小樽出張に行ってきました。大阪からは札幌(新千歳空港)まで飛行機で行き、そこから電車ないし車で行くことになります。日帰りでは難しいため、前泊することになりました。
 宿泊したホテルの眼下には、札幌弁護士会の建物が見えます。札幌地裁の建物もこのホテルのそばにあります。

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 高速道路(道央自動車道)を使って往復致しましたが、札幌市内からは30分程度で行くことができます。車窓からは、碧い海の石狩湾が見えます。
 知り合いの話によると、昔はこの石狩湾で釣りをすれば、魚がたくさん穫れたそうですが、今は少なくなっているそうです。

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 今回は、小樽市内の物件調査(現地調査)を行いました。小樽には小樽運河や小樽築港もあり、海に面しているイメージが強いのですが、すぐそばに山も迫っており、少し行くと、急な坂道が始まります。小樽は雪深いことから、この坂道も雪が積もると大変だろうなあと思いました。
 JR小樽駅から比較的近い便利な場所であっても、札幌への1点集中が進んでおり、なかなか高い値段がつかないそうで、その物件評価の低さに、びっくり致しました。地域の活性化策を始め、日本全体でのバランスの良い資源配分、開発等を行って行かなければ、取り返しのつかないことになる、そう感じさせられました。

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 札幌と小樽の間、小樽寄りの場所に、銭函インターがあります。何だか金運の良くなりそうな名前です。

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 この銭函インターを降りて少し車で飛ばすと、名門小樽カントリー倶楽部があります。
 本年7月26日より4日間、サン・クロレラクラシックという男子トーナメントが開催される場所で、距離が長く(チャンピオン・ティーでは、7511ヤード)、また海風が強い日も多いらしく、難コースと言われています。

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 クラブハウスは、北海道におけるゴルフの始まりとも言える歴史(1928年にゴルフコースを開設)と伝統を感じさせるもので、名門コースの佇まいが感じられます。旗を見ると、今日も風が強いことがわかります。

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 そのコースは北海道の雄大さ、広大さを感じさせるもので、とても広々としていました。ショットを右に曲げても、左に曲げても、OBが出にくいレイアウトとなっています。また、フェアウェイやグリーンの芝生もきちんと手入れがされており、とても綺麗でした。

 小樽には、寿司屋通り、北一ガラス、小樽オルゴール堂などの観光名所や、最近では洋菓子のLeTAO(「オタル」をひっくり返した名前)なども有名ですが、今回は、小樽を普段とは異なる側面から見たような印象で、とても勉強になりました。

2012年06月25日

栗焼酎「ダバダ」

 先日、高知の方から事務所に、小包が届けられました。
小包と言いましても、両手でやっと抱えられるぐらいの大きさで、ずしりと重たいものでした。

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 早速箱を開けてみると、見たことがないような柿色の陶器製の瓶?のような巨大な壺が現れました。
 その存在感は相当なもので、こんな焼酎ないしその入れ物は見たことがありません。そのど迫力に圧倒されました。

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 その巨大壺の正面部分には、私の名前を入れていただいており、よく見ると、肩口の部分に通し番号も入れられています。精魂込められたもので、とても貴重な品物であることがわかります。

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 調べてみますと、高知県西部の無手無冠(むてむか)という蔵元の「栗焼酎ダバダ火振 でかうんすけ」(5.4リットル)という名前のレアもので、一般的には入手が困難なものであることがわかりました。

 一服の焼酎を飲みたくなったときに、この壺の蛇口をひねると、ゆっくり、ぴゆーっと栗焼酎が流れ出てくるもので、とても楽しい気分になります。

 早速、グラスに注ぎ、味わってみることにしました。ほのかな栗の香りが上品で、柔らかな舌触り、そして味わいとコクもあり、私好みの焼酎でした。とても美味しいです。

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 仕事を終えて家に帰り、この蛇口をONにすると(ひねると)、気分はOFFになり、至福の時間が始まる「スイッチ」ないし儀式のようにも思えてきました。
 この至福の時間への「スイッチ」をどこに置いておこうか思案した末、自宅リビングの絵画(わが家の絵です)の前に蔵置することに致しました。

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 和洋折衷ながら、シックで落ち着いた雰囲気が感じられ、とても気に入っています。
 このたびのご厚情に感謝申し上げます。

2012年06月19日

地曳き網の会2012

 先日、大阪・泉南の岡田浦漁港にて大阪酒飯会主催の「地曳き網の会2012」が開催され、仕事先の法務担当者と修習生夫妻とで出掛けてきました。

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 開催場所である岡田浦漁港は、関西空港よりさらに南に位置する和歌山寄りの海岸で、遠くに関空への架け橋があざやかに見えます。

 正午頃、沖から3艘の船がやってきます。何かが始まる気配です。

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 さて、みんなで力を合わせて、地曳き網のロープを引っ張って行く運びなのですが、体重をかけて思い切り引っ張って行く綱引きのようなイメージではなく、実際の姿は、ほとんど緊張感のないバケツリレーのような感じでロープを渡していきます。

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 折角なので、演出のため、修習生夫妻に、気合いを入れて引っ張っている姿を演じてもらいます。

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 みんなで力を合わせた甲斐があり、数分後、ようやく網が姿を現します。わかめやクラゲなども入っているのですが、網の中には、様々な魚が入っていました。このあと、穫れたての魚が裁かれていくことになります。

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 我々は、一足お先に、名店がずらりと並んだ出店へと急ぎます。出店と言っても、キタやミナミなどの名店揃いで、屋台や露店といった範疇を遙かに越えています。オマール海老も、とても美味しそうに焼き上がっています。

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 海を見るとわくわくし、みんな自然の姿に戻るのか、法務担当者も思わずオマール海老に囓りつきます。本当に美味しそうな食べっぷりです。

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 その他、「黒杉」の鰹のたたきの握り、「ジョバノット」の冷製スープ、「川添」の野菜の炊き込み、「カハラ」の前菜、「一椀水」の豚足など、とても美味しく、感激致しました。出店数も多く、その4分の1も回れなかったような感じで、お腹もいっぱいになりました。
 このたびも、お誘いいただき、有り難うございました。

2012年05月30日

安曇野出張

 長野県安曇野に出張に行ってきました。大阪からは、新幹線で名古屋まで行き、そこから特急しなのに乗り換えることになります。

 早朝からの仕事のため、前泊入りしていたのですが、5月下旬なのに、明け方かなり冷え込み、Tシャツ1枚で寝ていた私は、危うく風邪を引きそうになりました。午前5時半頃、JR松本駅前は、かなりの靄が立ちこめていました。

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 遠くには、2000メートル級の山々が見えるはずなのですが、靄のため遠くも全く見えなくなっています。5月下旬なのに、かなり肌寒く感じます。

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 松本駅から車で高速を走り、20分ほどで安曇野市に入りました。午前6時半頃には、ようやく靄もなくなり、遠くには、冠雪の白馬・八方尾根が見えます。
 当事務所で研修を積んでいる司法修習生も同行したのですが、保全執行初体験のため、やや緊張気味です。執行に臨む心構えや執行官に対する暴力は公務執行妨害となり、そのような場合には私人による現行犯逮捕も可能であることなどをレクチャーしました。

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 保全執行は、無事、短時間で終了しました。
 帰りは、長野まで車で北上することも考えたのですが、時間がかかり過ぎるため、JR大糸線の豊科駅から各駅停車の電車に乗ることにしました。電車の本数があるのかどうか、やや心配です。
 駅からも、白馬・八方尾根が綺麗に見えます。

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 ちょうどタイミングよく、豊科駅から松本行き電車に乗ることができました。車内はまだ空いており、ボックスシートの2席が空いていたので座ろうとしたところ、先に座っていた中学生に「この席は、友達が乗ってくる席なんで、、、」と申し訳なさそうに言われました。どうやら毎日次の駅から友人が乗ってくるということみたいです。普通電車なのに、それぞれの席が決まっている?そんなローカル・ルールがあるのかとびっくりしました。そして、いくつかの駅を経由していくうちに、朝のラッシュ時ということもあって、電車の中は若者たちで一杯になりました。
 車内を見渡せば、中年は私ぐらいで、まわりはすべて若者たちです。地方都市は都会よりもさらに少子高齢化が進んでいるのだろうと思っていただけに、かなりの驚きでした。

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 どうして若者たちばかりなんだろうとずっと気になっていたのですが、修習生と会話をしているうちに、大人達はみんな車で通勤し、若者たちは電車で通学するということにようやく思い至り、都会と地方では、生活する上でも色々な違いがあるのだなあと改めて感じました。

2012年05月28日

和歌山マリーナシティでの釣り

 先日、大学の先輩にお願いし、海釣りに連れて行っていただきました。
 午前4時起きで、自宅から和歌山まで車で1時間20分かかりましたが、すぐ目の前には、碧い海が広がっています。やはり生命は海から進化していったのでしょうか、海を見るといつも感動します。

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 釣り場所は、和歌山マリーナシティの防波堤の北端です。遠くに見えているのが、ポルトヨーロッパというテーマパークです。黒潮市場などもあり、何も釣れなかったら、帰りに立ち寄ってみようかなと漠然と考えていました。

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 午前6時頃、先輩のご指導を仰ぎ、早速釣り糸を垂れることに致しました。まず、釣り針に餌のオキアミを付けようとするのですが、釣り針が何度も指に刺さり、細かい厄介な作業です。手先は器用な方なのですが、釣り竿を投げようとすると、今度は、服に釣り針がひっかかります。
 まるでチャップリンの一人芝居のように四苦八苦しながら、ようやく戦闘モードに入ることができました。

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 釣り糸を垂れながら、魚のいる場所に餌を落とさないといけないんだろうなあ、潮目や潮時というものがあるんだろうなあ、餌をつつくだけの魚、さっと奪うように餌を持って行こうとする魚、色々な魚がいるんだろうなあ、魚と呼吸を合わせて竿を引き揚げる必要があるのだろうなあ、「最後まで諦めるな」という言葉もあるが、「諦めが肝心」という逆の言葉もあり、釣れない場合には、さっさと場所を変える必要があるんだろうなあと色々なことを考えさせられました。

 リベラル社の「釣り場ガイド 関西版」という本を見ると、チヌ、ガシラ、グレ、メバル、カワハギ、マダコ、キスなどが釣れると書いてあります。

 釣り初心者の釣果は?と言いますと、

・小さなマサバ 8匹
・グレの子供でしょうか、あるいはメジナでしょうか、鱗のある黒い太った魚 2匹
・鱗のない斑点模様のある、おそらくアイゴ12匹
のなんと合計22匹も釣れました。

 ただ、このアイゴという魚は、家に帰ってから調べてみると、どうやら背びれの棘に毒を持っているようで、最初釣り上げた時、強烈な反撃を食らい、出血し相当な傷みが10分程度続きました。今度は気を付けようと思っていたのですが、やはり釣り針から逃れようと暴れるアイゴに、その後も3、4回刺されていたのですが、毒針だったとは、、、なかなか手強い相手です。

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 まさにビギナーズ・ラックで素晴らしい釣果を上げることができ、黒潮市場に立ち寄る必要がなくなりました。家内には、「晩ご飯のおかずを釣ったから」とすぐに電話をしておきました。
 そして、家に帰り、またもや四苦八苦しながら、なんとか22匹の内臓を取り出しました。普段何気なく、お鮨屋さんで魚を食べていますが、職人さん達の苦労がよくわかります。後処理などはすべて家内にお願いしました。

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 小さなマサバは天ぷらに、メジナは煮付けに、そして強敵アイゴは塩焼きにと美味しくいただきました。
 先輩のご厚意と自然の恵みに心より感謝致します。

2012年05月21日

コマツ流のグローバルチームワーク

 石川県小松市のコマツ(株式会社小松製作所)を訪問してきました。いわずとしれた建設機械の世界的メーカーです。この県庁所在地でもない地方都市より、全世界に進出していったことを考えると、興味津々です。

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 JR小松駅前の「コマツの社」には、チリの鉱山から分解して持ち帰っていたという930Eという巨大なダンプカーが展示されています。総重量は2トン、積載状態で5トンだそうで、運転席は、ビルの3階ほどの高さのところにあります。

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 常務執行役員である日置政克氏より「コマツ流のグローバルチームワーク」という演題のご講演をいただきました。

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 日本に軸足を置いたグローバリゼーションを指向し、コマツウェイ(価値観、心構え、行動基準)の共有を目指していることにつき、わかりやすくご説明いただきました。
 特に、それぞれの地域の歴史や文化を尊重し、お互いの違いを認め合うこと、ひとつひとつのローカルの集まり(Σローカル)がグローバルであるというお話には、なるほどと納得致しました。
 Global Teamwork = information sharing + involvement + ・・・だそうです。

 また、モノ作りに関しては、「仕事に惚れるべし」「汗の中から知恵が出る」「失敗をあえて責めない」ことをポリシーとし、「学習する社員」や地道な努力・縁の下の力を表彰していくという姿勢にも感心致しました。このような地道な積み重ねが、「居甲斐」を感じる働きやすい職場のつながるのだそうです。

 現地マネジメント、営業・マーケティング、サポートのみならず、人事・労務についても、グローバルポリシーを共有した上で、現地主体で現地に任せていくということにも驚きを感じるとともに、強さの秘訣があるような気がしました。

 さらに、トップマネジメントとしては、行動基準として以下を有言実行していくのだそうです。
1 取締役会を活性化する。
2 社員とのコミュニケーションを率先垂範
3 ビジネス社会のルールを順守すること
4 決してリスクの処理を先送りにしないこと
5 常に後継者育成を考えること

 大変貴重なご講演であり、新しい観点や様々な発想をいただくことができました。誠に有り難うございました。

2012年05月01日

リフドッグクラブ

 先日、家内と宮城県宮城郡利府町のゴールデンレトリバー専門ブリーダー「リフドッグクラブ」に行ってきました。

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 大阪・伊丹空港から仙台空港へ、仙台空港から仙台空港アクセス鉄道線に乗り、仙台駅にてJRに乗り換え、岩切駅で下車、そこからタクシーで比較的スムーズに辿り着くことができました。その間、車中から風景を見ているうちに、少し暗い気持ちになりながらも、東北復興にかける人々の挫けない心や熱い思いを肌で感じることができました。


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 ここでは、14匹の可愛いゴールデンレトリバーの子犬に会うことができる「子犬見学会」が開催されていました。子犬は、まるで天使のように可愛く、子犬を見ていると、心が洗われるような新鮮な感動があります。

 まずは、子犬たちのおじさん?おばさん?にあたるゴールデンレトリバーの成犬たちにご挨拶です。


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 何匹かの成犬を順番に見せてもらいましたが、それぞれ毛並みや体型が異なり、また、はしゃぎ方や性格の違いなども顕著にわかり、全く興味が尽きません。みんな、とても陽気で、元気で、可愛かったです。

 成犬たちとしばらく遊んだあと、お目当ての子犬を見せてもらいました。バスタブのようなケージの中を覗き込むと、昼寝をしている子、綺麗にブラッシングをしてもらっている子、はたまた他の子を踏んづけている子など様々で、天真爛漫そのものと言った感じです。何匹いるのか数えるのも大変ですが、このケージ内には、8匹の子犬が共同生活を送っていました?


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 ゴールデンレトリバーの子犬や成犬を見たり、一緒に遊んだりしているうちに、遂に、子犬たちのご飯?おやつ?の時間になりました。小さく、わいわいがやがやといった雰囲気が一変して少し静かになります。子供の頃テレビでよく観たうつみ宮土理先生のロンパールームを彷彿とさせます。


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 横一線に、綺麗に勢揃いです!
 実は、8匹揃っている写真を撮りたかったのですが、動物の写真を撮るのはなかなか難しいのです。


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 そして、ご飯が始まると、4匹ずつ2グループに別れ、ぴんとしっぽを立てて、今度は、花びらというか、手裏剣というか、これまたとても可愛く、面白い光景でした。みんなで仲良く食べている姿がとても微笑ましく思えました。

 ゴールデンレトリバー・ワールドに浸っているうちに、あっという間に2〜3時間が経過しました。今回、スタッフの方々や犬友の方々などにも大変親切にしていただきました。この場をお借りしまして、感謝申し上げます。どうぞご縁がありますように。

■PLACE DETA■
リフドッグクラブ
宮城県宮城郡利府町しらかし台5−2−9

2012年04月11日

岐阜県養老郡の酒造訪問

 先日、お気に入りの鮨屋の大将にお誘いいただき、「醴泉」(れいせん)という美酒を造っている岐阜県養老郡の酒造見学に行ってきました。


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 717年、元正天童が美濃の国を訪れ、滝の水が酒に変わったという話を聞き、「醴泉は、美泉なり。以て老を養うべし。蓋し水の精なればなり。天下に大赦して、霊亀3年を改め、養老元年と成すべし」としてこの地を養老と名付け、九成宮の泉の名から「醴泉」と名付け、年号を養老と改めたと言い伝えられています。
 ここでは、1806年(文化3年)より、日本酒造りを始めたそうです。


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 まずは、酒造好適米を探すことが重要です。ここで用いられているのは、山田錦という全国的に有名なお米です。


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 次に、ここでは、とても大きな自家精米器が2台もありました。2台の精米器を使って、自家精米を行うことによって、お米に温度を伝えない等様々なメリットを享受することができるのだそうです。


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 お米に、水分を含ませる時間も厳格に定められており、このタイミングを見計らって、お米を別の場所に移し替えることになります。この時間も季節や気温等によって異なるようであり、克明にノートに記録がとられているようでした。


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 その後、広い場所で、お米を蒸らしてかき混ぜていくことになるのですが、相当な重労働になるそうです。「仕事が増えると、辞表が増える」と社長さんも冗談を言われていました。


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 酒麹を飛散させる場所にも特別に入れていただきました。独特な湿度と温度を肌で感じとることができました。ここは、菌の管理が大変であるため、普段はめったに入ることができない(社長ですら、入ることができない)大切な場所だそうです。


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 その後、大きな瓶の中で、ぐつぐつと発酵が進んでいくようです。この瓶に誤って落ちてしまいますと、命を落としてしまうそうで、助けようとした仲間が道連れになることもあるのだそうです。酒造りは、文字通り、命懸けと言えます。


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 以上のように日本酒造りの工程を少しだけ紹介させていただきましたが、本当はもっと複雑な肯定があり、こんなに手間を掛け、気配りを行っているのかとびっくり致しました。日本の職人しかなし得ない高邁な世界と言えます。

 私は、普段は日本酒をあまり飲まないのですが、折角の機会ですので、二日酔いを顧みず、純米大吟醸や純米吟醸などをたらふく頂きました。「垢ぬけて、品格のある酒」を目指しているということだけあって、飲み口が爽やかで、上品な余韻が楽しめるお酒であることがわかりました。
 しかも、あれだけ飲んだにもかかわらず、全く二日酔いになりませんでした。やはり、良いお酒というのは、ひと味もふた味も違います。すっかり、日本酒のファン、「醴泉」のファンになりました。
 大将、このたびは、貴重な機会を作っていただき、誠に有り難うございました。

2012年03月21日

苫小牧出張

 先日、苫小牧出張に行ってきました。大阪(伊丹)発の飛行機の新千歳空港への到着が遅れたため、予定していた直通特急には乗れず、新千歳空港より南千歳で乗り換えて、苫小牧まで快速のような各駅停車で行くことになりました。

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 途中、「植苗」という北海道らしい名前の駅がありました。いったい誰が乗り降りするのだろうと少し不思議に思うぐらいでしたが、旅情たっぷりでした。

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 乗換駅の南千歳から20分ほど電車に乗って、ようやく苫小牧駅に到着しました。ここ苫小牧は、札幌や小樽に比べると、雪は少し少ないようです。

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 いつも地方の裁判所の出張に行った際には、駅に到着した際、必ず、帰りの電車を把握すべく、あらかじめデジカメで時刻表を撮影するようにしています。裁判は、どうしても時間が延びることが多く、駅で待つ無駄な時間を少なくするためです。
 苫小牧駅の時刻表を見た瞬間、「あ〜あ、特急は1時間に1本ないし2本しかないのかあ。」と言った感じでした。

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 地方都市では、だいたい裁判所は駅から離れたところにあります。もちろん事前にもインターネットで地図を確認しておりますが、駅の地図で確認しますと、街の全体像と施設やお店などの詳細をつかむことができます。
 地図では、裁判所は、一番右隅に写っておりますが、若干の雪道であるとは言え、歩けない距離ではありません。街の雰囲気や活気(地域経済)なども肌で感じるべく、駅からタクシーには乗らず、歩くことにしました。

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 苫小牧駅を降り立ち、歩いていると食事をするところぐらいすぐに見つかるだろうと思っていましたが、なかなか見つからず、お昼を食べるのも一苦労といった感じでした。
 その後しばらく歩き、駅から少し離れた市や国の施設が集まっている場所は、道路が整備され、綺麗な看板も立っていました。

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 15分ぐらい歩いていると、ようやく裁判所が見えてきました。遠くに見える建物が札幌地裁苫小牧支部の建物です。
 私は、口頭弁論等で、札幌地裁本庁、小樽支部、滝川支部、室蘭支部、函館支部、釧路支部には行ったことがありますが、札幌高裁管内道には、まだ、岩見沢支部、浦河支部、岩内支部、江差支部、名寄支部、紋別支部、留萌支部、稚内支部、帯広支部、網走支部、北見支部、根室支部などがあり、北海道の広さを感じます。

 証人尋問も無事、成功裏に終えることができました。

2012年03月14日

パサージュ琴海

 ある訴訟事件が一件落着し、その御礼にということで、長崎の方にパサージュ琴海アイランドゴルフクラブに案内していただきました。

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 このゴルフ場は、「ゴルフ場のグランプリ。2009-2010[セオリー]」(講談社)にて「海・池が美しいコース」で全国ランキング1位に選ばれた場所で、海が綺麗で、白亜のホテルや結婚式場も併設されている大人の上質なリゾート地でした。

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 このシーサイド・コースでは、川奈ホテルゴルフコースとは異なり、海が入り組んで湾になっている特徴的なロケーションが結構ありました。漁船やヨットがあったり、牡蠣の養殖筏が浮かんでいたりと風景を眺めているだけでも十分に楽しめます。

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 さて、このミドルホールでは、ドライバーで海越えショットを打っていかなければなりません。さて、この人の結果(運命)は、、、

 「池ポチャ」ならぬ、「海ポチャ」でした(笑)。

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 また、ショートホールでも、海越えショットを打っていかなければなりません。さて、この人の結果(運命)は、、、

 スタンス方向を見てみると、グリーン右端に立っているピンよりも、さらに右を向いており、ドローボールでピン筋を狙うというような構えでしたが、そんなに上手くはいかず(笑)、残念ながらグリーン・オンとはなりませんでした。
 ただ、何とか海越えは成功で、ボールは無くさずに済みました。

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 私はと言いますと、風がとても強い日だったのですが、ロングホールでフォローの風に乗り、ドライバーでなんと270ヤードも飛びました!(これをジャック・ニクラウスは、「不自然距離」と呼んでいます)イーグルを狙うためには、残り230ヤード、池越えのためにはキャリーで210ヤード飛ばすことが必要です。
 よ〜し、ここは強気にイーグル狙いでとも思いましたが、自分の現在の実力を勘案し、熟慮の末、堅実なレイアップを行うことにしました。
 もっとも、3打目で池に入れてしまいましたので、あ〜あ、それだったら、最初から狙っておけばと思いましたが、後悔先に立たずです。

 グリーン周りには、いくつものバンカーが待ち受けています。

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 この方は、海を背景に、距離のある難しいバンカーショットを1ピン以内につけるというナイスショットを披露されました。

 長崎・佐世保での著作権に関する講演の計画もありますので、また、是非足を伸ばして、訪れたいと思います。
 このたびは、大変お世話になり、有り難うございました。

2012年02月21日

ソウル出張

 先日、ソウル出張に行ってきました。関西国際空港から韓国・仁川国際空港まで所要時間は約1時間半であり、札幌よりも近い距離となります。

 大阪・なんばからラピートに乗車する時は、優雅でゆったりとした気分に浸れるのですが、関空に到着すると、いつも、つい「なんて寂しいのだろう」と思ってしまいます。何か無機質な感じがして、活気がないのです。もっと大阪らしく、もっと庶民的に、あるいはど派手に、さらには綺麗なところも下品なところもすべてお好み焼きのように上手く包んでしまい、美味しく焼き上げられないものかと考え込んでしまいます。釣り場としての一部開放や24時間フリーマーケット、あるいは屋台に赤ちょうちん、場合によっては、巨大ガンダムに、巨大キティちゃん(笑)、人が集まるソフト面での工夫と規制緩和が絶対に必要だと常々考えています。

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 それに比べて、仁川国際空港は規模が大きく、とても活気がありました。免税店も多く、到着ゲートと中心部を結ぶトラムも、まるで通勤電車のように、上下とも混んでいました。市内への高速道路も片側4車線で、インフラ整備が行き届いています。

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 今回の宿泊先は、ソウル中心部のロッテホテルです。すぐそばに免税店もある交通至便なところで、日本人客が多く宿泊しています。今回の出張でも、通訳がいたこともありますが、英語はほとんど使わずに、日本語だけですべてが事足りました。
 日本語の表記も多く、NHKは普通に見れますし、日本語新聞もあり、日本にいるような錯覚に陥ってしまいます。

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 でも、ソウルは、大阪よりもかなり北にあり、マイナス5〜10度ぐらいの気温で、室外機からの空気や吐く息が真っ白になります。大阪で午前中の仕事を終えて、普通のスーツとコートでそのままソウルに出掛けてしまったため、ガタガタ震えるような寒い思いをしました。2月にソウルに行く場合には、厚着と耳当て(場合によっては、目出し帽?)が必要だなあと痛感致しました。

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 最後の写真は、少し足を伸ばした北村(プッチョン)と呼ばれる古い町並みが残っている場所です。携帯電話のカメラなのであまり上手く撮れていませんが、手前の古い町並みと遠くの近代都市のコントラストを表現するつもりでした!?

 東大門(トンデムン)には、24時間営業の巨大な百貨店のような衣料品の安売り店があり、夜中でも若者達で大変な賑わいでした。日本では各種規制で雁字搦めになっていますが、ここでは、自由なビジネスが展開されており、韓国の勢いを感じざるを得ませんでした。日本頑張れ、もっと明るく、もっと自由に、そして庶民の知恵を生かし、過度な規制は撤廃しなければならない、そういう思いをより強くしました。

2012年01月31日

冬の高知出張

 高知市内にて月曜の早朝7時からの断行仮処分の予定が入ったため、前日の日曜日より高知入りし、地元の方に観光地を1日案内していただきました。

 まずは、日本でも有数の鍾乳洞である龍河洞(りゅうがどう)に行ってきました。最初は、冬場で鍾乳洞は寒いのかなと思ったのですが、井戸と同じように、冬は逆に暖かく、30分ほど歩いているうちに汗が滲んでくるぐらいでした。腰を曲げてかがんで通らないといけない狭い場所や「しんどい坂」と呼ばれる本当にしんどい急な坂があったため、かなりの足腰の運動になりました。冬でも、鍾乳洞は暖かいです!

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 次に、珍鳥センターにて、尾長鶏(長尾鶏)を見ることができました。「本件長尾鶏が思想または感情を表現した美しいものであるとは考えられるものの、このことから更に本件長尾鶏が著作権法2条1項1号に定める思想等を創作的に表現した美術の範囲に属するものとみるのはいささか無理であると思われる」と判示した裁判例(昭和59年10月29日高知地裁)は著作権法の世界では有名なのですが、私は講義や講演でこの長尾鶏事件をよく取扱うため、特別天然記念物の実物を見ることができ、とても感激致しました。
 ずっと止め箱と呼ばれる狭い場所に綴じ込まれている鶏は、少し可哀想にも思えましたが、尾長鶏のいる部屋は冬でも暖かかったです!

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 その次は、観光名所として有名な桂浜に行って、龍馬像を見てきました。龍馬像は、想像していたよりもかなり大きく(過去にも行ったことがあるのですが、すっかり忘れていました)、東の方向(江戸や海外)を見据えているようでした。冬場の砂浜は寒々としているイメージなのですが、とても天気がよかったため暖かく、とても気持ちよく感じました。前日はすごく寒かったようですが、南国高知は冬でも暖かい!そう思い込んでしまうような快晴の1日でした。

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 まだ少し時間がありましたので、水族館にも立寄ることに致しました。桂浜の水族館はあまり大きくないのですが、魚や海亀を見ているうちに、童心に返ったような気分になりました。昔、ここに「さくら」というクジラがいたため、ひょっとしたら再会できるのではと淡い期待を抱いていたのですが、かなり前に亡くなっていたようでした。でも、中央プールにはイルカが3頭いて、お腹を見せて「遊んで、遊んで」とせがんでいるようであり、とても人懐こく、可愛いい愛嬌を振り巻いていました。
 南国高知のイルカも温かい!

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 最後は、宿泊先ホテルの目の前の播磨屋橋(はりまや橋)を渡ってきました??日本三大がっかり名所とも呼ばれている橋です。

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 地元の方の説明によると、この小さな橋は平成10年に架けられたにせ物で、幼少の頃からあった本物の播磨屋橋は、現在、自動車や路面電車が走っている車道部分になるのだそうです。

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 向こう側に赤く見える欄干と手前に赤く見える欄干の間が播磨屋橋ということになりますと、歩行者が播磨屋橋を歩いて渡ることができないということになります!!「私、播磨屋橋を歩いて渡ってきたよ」という話は嘘になるということでしょうか?
 まあ、いずれにしましても、播磨屋橋を訪れた人が、がっかりするのを少しでも緩和するため、新しい小さな播磨屋橋を併設したということでしょうか。そこにも、温かい心情が少し感じられました。

 翌日、保全執行も首尾よく終了致しました。
 地元の皆様、今回も何から何まで本当にお世話になりました。いごっそうの温かいおもてなしの心に、いつもながら感謝、感激しております。
 南国高知は、本当に暖かい、温かいです!!

2012年01月30日

「一力亭」でのお祝いの会

 今年も、京都・祇園「一力亭」にお邪魔させていただきました。大石内蔵助が豪遊したという逸話や仮名手本忠臣蔵七段目などで全国的に知られている最も由緒あるお茶屋さんです。

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 一力の花見小路角に立つ建物の赤い外壁は有名ですが、建物の内部も赤い壁で仕切られています。この壁に少しでも触れると着物に色が付いてしまいますので注意が必要ですが、建物自体が重要文化財ですので、そろりそろりと歩くことになります。

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 今回も、お祝いの席ということで、二世藤舎名生先生による「双龍」という新曲を披露していただきました。この曲は、天の龍と水の龍との戦いをイメージして作られ、二龍の間に少年が香をたき、争いを止めに入る風景を〆太鼓・笛二管にて表現したそうです。突然空間を劈くような高い笛の音は暴れ回る龍の躍動感を感じさせ、勢いのよい太鼓の音は龍を諫める少年の心意気のように感じられました。
 演奏後、芸子さんに楽譜を見せていただきましたが、フェルマーターやクレッシェンドなどの音楽記号があり、数字あり、英語あり、カタカナあり、漢字ひらがなの文章による説明ありといった和洋折衷で、とても興味深いものでした。

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 宴会では、今年も、たくさんの舞妓さん、芸子さんがいらっしゃいました。写真はその一部の方々ですが、着物姿は端正で美しく、たくさんの方々が一同に会した姿は、艶やかで、壮観な印象さえ受けました。また、これまでも何度か祇園小唄の舞を見せていただきましたが、だんだんと四季の表現もわかるようになり、特に夏の鴨川での水遊びの舞は、まるで光景が目に浮かぶようであり、思わず幽玄の世界に惹き込まれて行きました。

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 また、芸子さん、舞妓さんとの会話も楽しく、中には耳鼻咽喉科フェチの方がいらっしゃったり、ヒートテックを愛用している方がいらっしゃったり(着物の下にヒートテック?)と、話題も豊富で、ついついお酒も進みます。

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 私は、日頃あまり日本酒は飲まないのですが、こんな風にお酌をしていただけると何杯でも飲めてしまいます。美味しい料理に美味しいお酒、そして、綺麗な着物姿に、邦楽に、舞にと、日本文化の素晴らしさを改めて感じたような気がしました。


2012年01月11日

初詣(伊勢神宮)

 母を連れて、家族で伊勢神宮の初詣に行ってきました。伊勢神宮は「お伊勢さん」と呼ばれ親しまれて、日本人の心のふるさとになっていますが、正式には、五十鈴川上にご鎮座の皇大神宮(内宮)と、山田の原にご鎮座の豊受大神宮(外宮)及び別宮など125社神社の総称のことを言います。

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 内宮では、皇室の御祖神である天照大御神がお祀りされています。高校時代、日本史を勉強して、歴代天皇の名前を「神武、綏靖、安寧、懿徳、孝昭、孝安、孝霊、孝元、開化、崇神、垂仁、景行、成務、仲哀、応神、仁徳、、、、」とずっと諳んじることができたのですが、残念ながら、今では30代ぐらいで曖昧になってしまいます(ただ、円周率だけは、今でも50桁を暗記しております!)。

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 さて、五十鈴川の清流にかかる宇治橋を渡ると参道は深い森につつまれ、静かで神々しい空気を感じることができます。この宇治橋は、日常の世界から神聖な世界へのかけ橋と言われています。

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 まずは、手水舎(神社に参拝する時に、手を洗い、口をすすぎ、禊をして心身を清める場所)と五十鈴川岸の御手洗場で、手と口のお清めを行います。冷たい清流に手を差し入れているうちに、昔の人も、ここで長い旅での汚れを落とすため、水浴びしたのだろうなあと、ふとその光景が目に浮かぶような気がしました。

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 お守りは帰り道で買うことにし、内宮神楽殿、風日祈宮御橋(五十鈴川御橋)、忌火屋殿(神さまにお供えする神饌が調理される場所)の横を通って、正宮に入りました。

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 高齢の母にとって、最後の階段を登っていくのが大変でしたが、手を引きながら、何とか正宮までたどり着くことができました。正宮の一番奥にあるご正殿に、天照坐皇大御神がお鎮まりになっています。
 さて、初詣にてお願い事をすることにしました。まずは、自らの健康と仕事が順調に進むことを祈念しつつ、家族の健康とご多幸をお祈りし、事務所スタッフや仕事関係先の念願成就、さらには甥っ子や司法修習生、大学院や法科大学院の教え子などの就職ないし受験の成功をお祈りしているうちに、被災した友人のことも気になり出し、「私と関わりのあるすべての人達の幸せを」とお祈りすることになり、さらには、自分の周りの人達の幸せだけをお祈りすることは、あまりに自己中心的で狭量な気がしてきたため、最後には、もっと博い普遍的なお祈りもすることになりました。

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 さて、帰りの特急の時間まで少し時間がありましたので、おはらい町、おかげ横町まで足を伸ばしました。ここは、まるで「大人のディズニーランド」のようなところで、お昼ご飯を食べずに、ここで色々と買い食いするのがとても楽しい雰囲気の町です。

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 おかげ横町では、ちょうどお正月らしい獅子舞も見ることができました。何だかとても縁起がよい感じでした。その後、赤福餅を買って、帰阪しました。

 どうか今年もよい1年でありますように、、、

2011年12月15日

野村徹監督と鳥谷選手

 日頃大変お世話になっている方にお誘いいただき、太閤園にて早稲田大学第16代野球部監督であった野村徹氏のご講演を聴く機会をいただきました。

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 初めてお会いした野村監督は、とても人当たりの良い紳士であり、大変魅力的な方でした。野村監督の立ち振る舞いを見て、周りを見渡す気配りの人なんだなあという印象も強く受けました。
 「技術論よりも、野球に対する考え方が大切」「細かなことよりも、昔、こういうことを言われたなあ。昔、こう感じたなあということが大切」「中心選手を叱っていかないとだめ」「自分のことはすべて自分でやるのが早稲田の伝統」「自分はもっと練習しないといけないと思うことが大切」というお話に、子を思う親の心境のような温かさと厳しさ、あるいは教育者としての情熱を感じ取ることができました。

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 そして、野村監督が育てたとも言える阪神タイガースの鳥谷敬選手にもご同行いただきました。予想していたよりも、すらっとして身長が高いなあという印象でした。野村監督は、鳥谷選手について、「鳥谷選手は、優秀だったかどうかわからないが、授業を絶対に休まず、先生方に好かれていた」「鳥谷選手は、大学3年、4年になって顔つきが変わってきた」「青木選手(ヤクルト)にとっても、鳥谷選手というよきライバルがいたのがよかったのではないか」というお話があり、同じく教鞭を執る身として、とても共感できる部分がありました。
 鳥谷選手の第1印象は、推薦第1号であったが、いつも眠たそうにしていて大丈夫かなあと思っていたそうですが、股関節が柔らかく、懐が深い感じだったそうです。そして、3年まではそれほどではなかったが、4年生の時に、鳥谷選手と和田選手(ソフトバンク)にプロの素質を感じたということでした。若い芽は大切に育てていかなければいけないということでしょうか、「大学というのは、能力の開くところ」というお話に、学生野球の神髄を見る思いがしました。

 また、監督の「プロは、盗む社会」「総合力が無ければ、必ず故障する」というお話には、プロ野球の厳しさを感じるとともに、鳥谷選手のグランドではあまり見せない笑顔やマイホームパパ振り、あるいは「結婚相手は高校時代のマネージャーだった」「好きな食べ物は、豚の生姜焼き」というプライベートなお話からは親近感を感じることもできました。

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 鳥谷選手は、会合に参加された方々のために、嫌な顔一つせず、1枚1枚丁寧にサインされていました。その姿を見て、朴訥とした真面目さと、1つのことに集中して取り組むプロの姿勢を垣間見た気がしました。また、「指を怪我し、そこを庇うべく誤魔化して打っていると、フォームを崩してしまう」「ゴールデングラブ賞は、記者による投票で決まるものであり、イメージが大切。そこで、イメージを作り上げていくこと、記憶に残るプレイをすることを意識している」というお話もとても印象的でした。

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 妻に急遽買ってきてもらった色紙に、鳥谷選手のサインをいただくことができました。最後に、阪神タイガースについて、「来年は勝てると思っている」という力強いお話もありましたので、来年は、是非優勝して欲しいと思います。
 このたびは、このような会合に参加させていただき、誠に有り難うございました。

2011年12月09日

江藤監督と伊藤隼太選手

 昨日、江藤省三氏(昭和41年ドラフト3位で巨人に入団し、その後選手やコーチとして活躍。現在、慶應義塾大学体育会硬式野球部監督)の講演に行ってきました。
 江藤監督は柔和なお人柄でしたが、「質とか言っている場合じゃあない。量で補うしかない」「2時間バットを振り続ければ、今まで味わったことのない達成感が感じられる」「enjoy baseballというキャッチフレーズがあるが、トップアスリートは、そのためにどれだけ練習しているのか」「さぼる、ふてくされるなどのことは、絶対に許さない」などのお話に、指導者としての厳しさと体育会の古き良き伝統を感じることができました。

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 江藤監督にお願いしたところ、「教えるは、学ぶの半ばたり」という色紙をいただくことができました。ラテン語で、"Docendo discimus."という格言もありますが、まさに至言です。「今の人は、言ったことは100%やってくれる。ただ、それから、先、アレンジすることが難しいようだ」 ただ、「自分で考えつかないようなアイデアを出してくることもある」のだそうです。
 「毎年、同じことを言っていないとダメ」「私がコツン、コツンとやり、ネジを締めていかないとだめ」という指導者としての苦労にも、共感する部分がありました。

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 そして、江藤監督のご講演の後、阪神タイガース2011年度ドラフト1位指名の伊藤隼太(いとう はやた)選手もご紹介いただきました。とても凛々しく、男前です。

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 早速、男前2人の写真を撮影させていただきました(笑)。伊藤選手は、178cm、84kgの体格ですが、167cm、74kgの私の方がやはり締まりがなく、膨張して見えます(残念)。伊藤選手から、写真撮影後、「座ったままで、大変失礼致しました」と声を掛けられ、礼儀正しさも1級品であると感じました。

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 伊藤選手は、大学4年の秋のリーグ戦の頃には、将来を見越して、プロで通用する練習をしていこうということで、江藤監督と相談しながら色々なことにも挑戦してきたと言います。そして、そのような地道な練習だけでなく、チームをまとめていく主将として、練習環境の整備、先輩後輩という上下関係、チームの意思統一など様々な苦労があったようですが、将来きっとその苦労、経験は生きるのだろうと思います。

 伊藤選手は、食事の手を休め、色紙とボールに丁寧なサインをしてくれました。一球入魂という言葉がありますが、色紙の1枚1枚に気持ちを乗せていっているように見えました。ただ、大勢の人からサインを頼まれていましたので、腱鞘炎にならないだろうかなあと少し心配になりましたが、、、

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 今回の江藤監督のご講演も、伊藤選手のお話もとても興味深く、1つのことに、地道にコツコツと努力していくことの大切さを改めて教えてくれたような気がしました。久々のとても清々しい感動がありました。

 伊藤選手は、関西という慣れない土地で生活を始めることになりますし、取り巻きや関西マスコミの対応などに苦慮することも多々あるかと思いますが、自ら信ずる道をひたすら前向きに突き進んで行って欲しいと思います。これからは、阪神タイガースあるいは関西の宝となりますので、周りの人たちは絶対に若い芽を摘むことがないよう、温かく庇護して行って欲しいものです。

 とても楽しく、和気藹々とした会合で、大学野球やプロ野球の話で盛り上がり、久しぶりに心の底から笑った気がしました。このような機会を作って頂いた関係者の方々に心より感謝申し上げます。

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2011年12月05日

サイプレス訪問記

 ゴルファー垂涎の的である兵庫県丹波市のザ・サイプレスゴルフクラブに行ってきました。
 大阪からは中国自動車道を走り、吉川JCTから舞鶴若狭自動車道に、そして、春日ICから北近畿豊岡自動車道に入って氷上ICで降り、その後しばらく走るため、結構遠く感じましたが、渋滞にかからず、△△先生と談笑するうちに、約1時間半で到着しました。

 とある知人より、森の妖精がいるような雰囲気のゴルフ場と聞いていたのですが、まさにそのような静かな森の中にいる感じで、都会の喧噪とは全く無縁の世界が広がっていました。玄関付近やクラブハウスは、廣野ゴルフ倶楽部が明治・大正の古き良き日本を感じさせるのと対照的に、英国やカナダの古き良き時代を感じさせるような落ち着きのある佇まいでした。
 この何か始まるような予感は、かつてロペ倶楽部(栃木)の正門の松明が煌めくのを見たとき感じたのと同じような高揚感でした。

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 対面着座スタイルでのチェックインを終えた後、着替えて、クラブハウスを出ますと、正面にまばらな人影のゴルフ練習場が見えます。遠目で見た私は、嗚呼、芝生の状態が悪いなあというがっかりした第1印象を持ったのですが、、、

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 なんと、天然芝の上から直接打つことができる練習場だったのです。それが原因で、ターフがとれた部分が枯れているように見えていただけでした。このような天然芝の練習場は、見たり、話には聞いたことがあったのですが、実際にそこを利用するのは人生初経験でした。

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 フェアウェイと違って、特定の場所で何度もボールを打つことから、その1カ所の芝は相当傷みますので、毎日の大変な手入れが必要になるはずです。早速、天然芝の上からの練習を始めましたが、ダフッて芝を痛めてしまう罪悪感を感じつつも、プロゴルファーになったかのような優越感も味わうことができました。

 さて、いよいそOUT1番からのスタートです。奈良国際ゴルフ倶楽部のようにすべて歩きですので、カートに乗ることもなく、散歩をするように、本来のゴルフを楽しむことができます。私の最も好きなプレイ・スタイルです。
 また、キャディさんに聞くと、なんとこのコースでは、OBが無いというのです!これも、人生初経験で、持論として、「ゴルフにも、野球と同じようにファールがあれば、スコアがもっと良くなるのに」と思っている私には、ほんと夢のようなお話です。ショートホール以外、すべてのティーショットをドライバーでフルスイングしようと心に決めました。

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 ミドルホール、ロングホールでは、ヨーロッパの田園地帯で天を指すようにまっすぐに伸びている、あるいは西洋絵画によく描かれている背の高い糸杉(サイプレス、西洋檜)で綺麗にセパレートされた林間を思い切って打ち抜いていくことになります。

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 一見狭いように見えるのですが、白い、あの忌々しいOB杭は一切見当たらず、100ヤード、150ヤードなどを示す人工的なヤード杭なども一切ありません。当然、いつも情けない気分で登らされている特設ティーなどもありません。自然のあるがままの姿を楽しむ、そういうゴルフ本来の醍醐味を味わえるゴルフ場なのです。
 次の写真は、あるホールの150ヤード付近ですが、やはり無粋なヤード杭など一切ありません。ちょうど、○○先生に、「ほら、この林の剪定、手入れの素晴らしさを見てみ」とのご指導を受けているところです。

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 ショートホールでは、どちらがグリーンなんだろうと思うぐらい、ティーグランドのベント芝の手入れも行き届いています。このティーグランドの素晴らしさは、北海道クラシックGCを彷彿とさせます。

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 見る風景すべてが美しく、心が洗われるような感じで、「OBゾーンは、どこ?、グリーンエッジまで何ヤード?、バンカーを超えるのに何ヤード?、ピンまでどれくらい?、スコアはいくつ?」などと、普段自分が如何に、自然な感覚を押し殺し、人工物や数字などに振り回されていたのかと反省させられました。大自然に魅せられた私は、ゴルフをしに来たというよりは、秋のハイキングあるいは風景写真の撮影に来たという感じだったのですが、お陰で、数多く、林の中に打ち込む羽目となりました。

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 ただ、「キン・コン・カーン」といくら林の奥の方へ大きく打ち込んでも、ボールがすぐに見つかるのが、とても不思議でした。宮崎のフェニックスCCにて、フェアウェイ両側の松林に打ち込んで、ベアグランドから打つ時には大変な苦労をしましたが、ここサイプレスでは、心地よい森林浴を味わうことができました(笑)。森の妖精たちが助けてくれているのかも知れません。

 そして、糸杉やメタセコイアの林だけでなく、池やクリーク(小川)があり、またハクセキレイの尾羽を上下に振る綺麗な飛行姿を見ながら、大きな木々に包まれた自然を大いに満喫致しました。OBが無いということで、思い切って普段使わない高級なニューボールを使っていたのですが、なぜかボールが3つ大自然に召されてしまいました(笑)。
 ちなみに、この池の写真も、絵画に造形の深い○○先生の作品です!太平洋クラブ御殿場コースのいわゆる逆さ富士の写真には負けるかも知れませんが、ちゃんと雁行まで写っています!

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 フラットなコースを歩いているためかほとんど疲れもなく、「えっ、もう最終ホール(18番)なの?」と思えるぐらい、あっと言う間のラウンドでした。この18番ホールでも、人工的な建物が見えてきて最終ホールとわかる風景ではなく、18番の最後の最後まで森に包まれた自然の中でゴルフを十分に堪能して下さいと言われているようなメッセージを感じました。

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 予約組数も、ロッカールームも、レストランも、お風呂も、絶対に大人数を詰め込まず、少数の方だけへ行き届いたホスピタリティを発揮するというポリシーが暗黙裏に示されているようであり、上質なサービスの神髄を見るような感じがしました。

 川奈ホテルゴルフコースが「海の雄」で、霞ヶ関CCが「陸の雄」だとすると、ザ・サイプレスは、まさに「森の雄」とも言えるゴルフコースで、私がこれまで行ったゴルフ場の中で、満足度では、間違いなく5本指に入るぐらい素晴らしいコースでした。大人の休暇として、あとからじわじわ沸いてくるような充実感、満足感は、日本1なのかも知れません。

 メンバーの□□先生、このたびは、お誘いいただきまして有り難うございました。また、来年宜しくお願い致します。

2011年11月25日

グルーミングサロン「ZIST」

 ある方に招待券を頂戴し、JR大阪三越伊勢丹8階にあるグルーミングサロン「ZIST」に行ってきました。バーバーでも、エステティックサロンでもない、新発想の「メンズグルーミングサロン」だそうです。

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 普段は、ほとんど百貨店や買い物に行かないため、JR大阪三越伊勢丹に足を踏み入れたのも今回が初めてでしたが、8階はとても落ち着いた大人の雰囲気で、寄り道して腕時計や文房具を見てみたいところでしたが、予約の時間もあり、すぐに「ZIST」に向かうことに致しました。

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 コースは、プレミアムコース(70分)というもので、「信頼性の高いシェービングと心地よいトリートメントにより、素肌のハリと潤いを取り戻します。また、アイブロウカットをプラスし、いきいきとした活力ある表情を生み出します」というものでした。

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 まずは、ゆったりと寛げる大きなチェアに座り込みました。高級感のある革張りのチェアであり、もうこの瞬間から眠ってしまいそうな予感です。「眉はどうされますか?」と質問されましたので、「いきいきとした活力ある表情を生み出す眉にして下さい」と答えました(笑)。

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 靴をスリッパに履き替え、膝掛けをもらい、リクライニングした様子は、夜行バスのような雰囲気でもありましたが、プライバシーの確保された個室で、他人の目を全く気にする必要がありませんでした。目の前に大きな鏡があったため、その姿をカメラに収めました。これから何かが始まるのです!

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 さて、どんなことが始まるのでしょう?まさに映画が始まる前のような気分です。傍らには、何だか見たこともないマシーンがありました。歯科医院に置いてある機械のような攻撃性は、どうやら無さそうです(笑)。あとでわかったことですが、ここからスチームが噴き出す機械のようでした。

 顔に温かいスチームを掛けられながら、ゆっくりと顔面マッサージが始まって行きました。顔に色々なローションのようなものを塗られていきました。そして、、、、、あまりに心地よく、気持ちがよかったため、深い眠りについてしまいました。その間に、シェービングや眉毛のカットもしていただいていたようです。

 さて、どれくらい眠ってしまっていたのでしょう?目覚めて、スタイリッシュなデザインの天井の照明が目に入った時には、タイムマシーンに乗っていたような錯覚すら覚えました。
 施術者から「こんどは、少し冷たいものを顔に貼りますからね。」と言われて、何だかガーゼのようなものを顔中にペタペタと貼られていきました。その時の気分は、まさにミイラです!?どんな顔になっているのかよくわかりませんでしたので、手探りでポケットからカメラを出し、、、自分の顔面を撮影致しました。

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 やはり、ミイラか、重症患者のようになっていました(笑)。

 最後に、肩のマッサージをしていただき、予定時間の70分が終了しました。ほんと10分ぐらいかと思えるほどの最高に心地よい時間でした。眠ってしまったのが、とてももったいなく感じました。
 顔面は?と言いますと、つやつや、もちもちしており、保湿感のある大福餅のようであり、柑橘系のよい香りもすることから、美味しそうな感じに仕上がっていたのではないでしょうか。

 とてもリラックスできましたし、色々なイマジネーションが掻き立てられ、とっても有意義な時間を過ごすことができました。
 ○○さん、このたびのお心遣いに感謝申し上げます。本当に有難うございました。

2011年11月21日

ブリーダー訪問記

先週末、大阪南部のとあるブリーダーのところに行ってきました。

ゴールデンレトリバーとバーニーズを育てているところだったのですが、最初は、チャンピオン犬であるゴールデンレトリバーの父親犬と母親犬を見せていただきました。
さすがチャンピオン犬は、スタイルがよく、凛とした雰囲気が伺えました。

その後、生後3日のゴールデンレトリバーの子どもを間近で生まれて初めて見せていただきました。

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感想は?と言いますと、ぴかぴかと天使のように輝いていますが、何だかハツカネズミみたいで、ハムのようなお肉にも見えるようでもあり、とても不思議な感じがしました。

それぞれの子犬は、カラフルな色の紐で区別されているのですが、よく見ますと、生後3日でも、身体の大きさが違ったり、既に毛の色の濃さが違っていたりと、既に外見的、肉体的な違いが生じていることがわかります。不思議なものです。

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その後、生後30日弱のゴールデンレトリバーの子犬を見せてもらいました。全部で、7〜8頭いました。
生後約30日になると、さらにそれぞれの子犬の個性が現れてくるようです。
骨格、毛色、顔立ちだけでなく、内面的な性格、個性の違いなどの違いも出てきているようでした。

”寝る子は育つ”と言いますが、ずっと寝ている子犬もいます。
たまたまなのかも知れませんが、、、

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起きている子どものうち、黄色の子犬は、色が既にアメリカ系のゴールデンの濃い色の毛並みの子どもでした。

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次に見せていただいた赤の子犬は、元気で、とてもおてんばな子犬のようでした。
顔立ちもしっかりしており、将来どんな成犬になるのだろうと興味津々でした。

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その次のピンクの子犬は、少し甘えん坊さんでおとなしい女の子でした。
まだまだよちよち歩きで、とても可愛らしい仕草でした。

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犬も人間と同じように、素質と環境でそれぞれに成長していくのだろうと思いながらも、どのような人に引き取られ、どのような家庭で育てられるかによって、将来は大きく変わっていくのだろうなあと考えると、犬の運命や人と犬との絆についてあらためて考えさせられました。

色々と見せていただき、有り難うございました。
久しぶりに、犬と遊んで、とても楽しい時間を過ごすことができました。

2011年11月10日

KAWAMURABAND

 先日、ハイアット・リージェンシーホテル(大阪)で開催されたあるボランタリー・チェーン50周年記念パーティーに招待され行ってきました。変化の激しい時代において、会社や団体が半世紀続くというのは、とても有り難いことであり、かつ社会から無くてはならない価値ある存在と評価され、その信用と信頼を日々の活動において維持し続けていた証ではないかと感じました。
 記念式典におきましては、創業時の熱き思いと息吹を感じるとともに、次世代の経営者から数々のメッセージから「日本もまだまだ捨てたものじゃあないぞ」と感じられ、とても明るい前向きな気持ちになりました。日本を各地方からどんどんと盛り上げて行って欲しいと思いました。

 その後の祝宴では、突然、大音声とスモークの中から、、、

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 あれ?サザンの桑田佳祐さんでしょうか?

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 いえいえ、現在TVで引っ張りだこの"KAWAMURABAND"の登場でした!

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 KAWAMURABANDは、福岡のカワムラ家具の河村社長さんがボーカルで、専務さんがパーカッションを担当されているサザンオールスターズのコピーバンドなのです。河村社長いわく、「今日は、うちの店から社長と専務がいなくなっており、お店は大丈夫なのでしょうか?」さすが、観客を惹き付けるトークも軽妙です。

 そして、その歌唱力と、音楽性の高さと、ルックス・表情とど派手な演出力にびっくり致しました。「我々は20年間バンドをやってきて、ようやく21年目に花開きました!」なんでも、地道な努力が大切なのだなあとあらためて感じました。

 その後は、来賓であった甘利明衆議院議員(もと経済産業大臣)も登壇され、パーティー出席者とKAWAMURABANDの垣根も取っ払われ、アップテンポなリズムに合わせ、一体となって盛り上がって行きました。

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 そして、最後には、東北地方で被災されたメンバー店の皆さんも登壇され、みんなで手をとりあって、支え合って頑張って行こうというエールが交換されました。人の心の温かさと人の輪の大切さが感じられるとてもよい全国の繋がりであると思いました。

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 今後もずっと全国チェーンの強みと温かさを生かして、日本の商工業の担い手として、商品とサービスと夢とを届ける存在として、頑張って行って欲しいと思います。

2011年11月07日

家島群島の海上釣堀

 昨日の日曜日、ある方(W先生)にご招待いただき、姫路港から高速艇で約30分の距離にある家島群島(瀬戸内)にある海上釣堀 「水宝」に行ってきました。
 午前4時起きで真っ暗な中、自宅から中国道→山陽道と車を走らせて行きましたが、船が出港する午前6時半頃には、あたりもすっかり明るくなっていました。明るくなって、あたりを見渡すと、皆さんがびしっと釣りウェアを着こなしており、ゴルフウェアみたいな私は、なんだか場違いな感じがしました。

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 そして、往路の高速艇の船内でも、釣り人の皆さんが少しの仮眠をとるべく誰も口を開かない沈んだ様子で、何だか船で護送(連行)されていくような妙な違和感を感じましたが、着いた場所は、家島群島の風光明媚な波が穏やかな入江で、気分が急に明るくなりました。

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 私は釣りについては全くのど素人でしたが、「水宝」のスタッフや同行していただいた方々がとても親切に教えて下さったため、釣り針に練り餌を付けて、全く問題なく準備完了致しました。午前8時のホーンの合図とともに、釣り人達が一斉に釣り糸を垂れ始めました。

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 あらかじめ「最初の30分が勝負ですよ」と聞いていましたので、ひとときも浮子から目を離さないようにしていました。しばらくすると、浮子がグイと水中に引き込まれていきます、そこですぐに竿を挙げましたが、うまくいきませんでした。どうやら「合わせ」というタイミングがうまく掴めていないようでした。その失敗から、魚との駆け引き、間合いの取り方を工夫しなければならないと思うようになりました。魚たちも、餌(朝食?)は食べたいが、釣られまいと必死なわけです。

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 いけすを覗き込むと、アジやカワハギ、シマアジなども優雅に泳いでいました。何匹かいた白猫ちゃんも、獲物が捕れるかどうか興味津々なようでした。大きな鷺やカラスの大群などもいて、動物好きの私は、周りの様子を見渡しているだけでも大自然の中での楽しい経験でした。
 開始してから10分ぐらいしてからでしょうか、2度目の「当たり」があったので、ようやくイチ、ニイ、サンのリズムで竿を挙げてみたところ、大きな真鯛が掛かっており、四苦八苦した後、ようやく1匹釣り上げることができました。せっかちな私は、どうやらタイミングが早過ぎるようでしたが、開始から30分で3匹の真鯛を釣り上げることができました。
 その後は、なぜか、すっかり釣れなくなってしまいました。不思議なものです。お腹が減っていた魚たちは既に釣り上げられたり、あるいは、うまく餌(朝食)をせしめたのでしょうか?そこからが、腕の見せ所、勝負処のようです。同行者の方に、プチトマト、生きた海老やイワシなどの餌をいただき、色々と試してみることにしました。魚たちも練り餌に飽きて、デザートタイムなのかも知れません(笑)。「水宝」の社長さんからも、手取り足取り、棚合わせから餌の付け方まで教えていただきました。社長さん曰く「餌のちょっとした付け方の差で、随分と変わるのですよ」なるほど、プロの世界というのは、どの世界も、やはり最後のちょっとした差が大きな差となるものだと合点致しました。

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 さて、釣果はと言いますと、その後、再び「当たり」が多くなり、信じられないことに、兄と2人で、真鯛10匹、メジロ(関西では、ツバス→ハマチ→メジロ→ブリと名前が変わっていく出世魚です)2匹の大漁でした。特に、青物であるメジロは、生きたアジを餌に使う釣り方で、動き回るメジロとの対決はとてもエキサイティングでした。
 魚と4時間ほど格闘した後、「さて、こんなに釣って、この魚をどうしよう?」と思案を巡らせることになりました。もちろん、血抜きと鱗取り、内臓取りはしてもらえるのですが、とても食べきれる量ではありません!とりあえず、持参したクーラーボックスと追加で発砲スチロール容器を買って持ち帰ることにしました。

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 その後、母親宅で、1匹はなんとか自力で捌き、母親と兄夫婦の4人でお刺身として頂きました。ただ、鯛一匹を捌くのがこんなに大変だとは思いませんでした。背骨も鉛筆ぐらいの太さがあり、ようやく3枚におろせたと一安心していましたところ、兄から「まだ、中骨があるみたいやで」と言われた瞬間、気が遠くなりました。普段何気なく食べている刺身を出してもらうのに、板前さんがこんなに苦労していたのかとあらためて感じ、また尊敬の念まで持つようになりました。
 残りの真鯛9匹とメジロ2匹は、豊中のご近所さんにお配りしたり、梅田の居酒屋で刺身用や三枚に捌いてもらい、母親がお世話になっている方々にお裾分けしたりして、何とか魚の命を無駄にすることはなく、ほっと一安心致しました。
 今日は、腕と太股が筋肉痛となっておりますが、W先生そして同行者の皆様、何から何までお世話になり、本当に有り難うございました。とても楽しく、有意義な経験となりました。この場をお借りまして感謝申し上げます。

2011年09月28日

パナソニックオープン観戦

 先週末、特別な招待券をいただき、2011年アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ「パナソニックオープン」(琵琶湖カントリー倶楽部)観戦に行ってきました。石川遼選手、池田勇太選手、藤田寛之選手、片山晋呉選手など日本の有名選手もずらりと参加する国際的なゴルフトーナメントです。

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 事前に「一般の方と受付が違います」とお聞きしていましたので、どういうことなのかなと興味津々でしたが、まずは受付にて、ポチパックのようなバックをいただきました。天気がよかったこともあり、少しハイキング気分でした。

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 そのバックの中を覗き込みますと、「A」(クラブハウス)、「C」(ホスピタリティテント)と書かれたパナソニック・カラーのゲストバッチが入っていました。このバッチを首からぶら下げていると、通常、トーナメント開催中は入ることができないクラブハウス内などに入ることができるわけです。

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 早速、クラブハウス内のラウンジ、レストラン、プレスルームなどの雰囲気を垣間見ておりましたところ、1階にてスタートホールに向かう途中の石川遼選手を間近で見ることができました。
 残念ながら、コース内、クラブハウス内とも写真撮影禁止でしたので、写真でその雰囲気をお伝えすることができませんが、石川選手が決勝ラウンドのスタートホームに向かう途中であり、少し小柄に感じたものの、その緊張感と闘志がひしひしと伝わってくる感じがしました。

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 その後は、日差しを避けるべく、いただいた帽子を被ってスタートホールのスタンドやフェアウェイ横の芝生に座ってプレイを観戦していました。ドライバーの飛距離、安定性も言うまでもありませんが、小技も驚嘆すべき精度でした。あるホールで3人とも同じバンカーに入れた際、それぞれのライは異なっておりましたが、いずれもピンから何十センチというところに寄せたバンカーショットは、圧巻でした。

 その後、昼食時には、クラブハウスにて選手や大会関係者などがくつろいだ雰囲気で過ごされており、青木功選手、倉本昌弘選手、谷口徹選手なども間近で見ることができ、感激致しました。

 午後からは、18番ホール真横のホスピタリティテントにて、軽食とビールをいただきながら、グリーンに上がってくる選手を迎える臨場感は、これぞ、ゴルフトーナメントという感じがし、最高の気分でした。まるで自分たちまでもが拍手で包まれているかのような錯覚すら覚えました。

 今回、本当に貴重な経験をすることができました。このたびのご厚情に感謝申し上げます。

2011年08月29日

北海道大学サマーセミナー

 今年も、北海道大学のサマーセミナーに行ってきました。

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 北大の構内は非常に広くて、自然がとても豊かです。構内には芝生が植えられ、川が流れ、そして涼しい日陰を作る木々の大きさには驚かされます。南北に延びる道路も非常に長く、直線道路のその先は見えないぐらいで、昨日は、札幌マラソンのコースの一部(40キロ地点前後)にもなっていました。

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 北大のクラーク博士が「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」と学生に激励されたことはあまりにも有名ですが、この自然豊かな北大キャンパスに入ると、なぜか「さあ、一生懸命勉強するぞ」と思えるので、とても不思議です。構内を散策しながら、都会の雑踏や俗世のしがらみから少し離れたところで、大学の自治やアカデミックな雰囲気が醸成されるのかも知れないと少し思索を巡らせておりました。

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 本年度のテーマは、「最新の知的財産訴訟における実務的課題 ―著作権・不正競争・商標権編―」でした。
 特定の地域や場所での対面取引中心だった実社会から、ユビキタス・ボータレス社会となっているインターネット時代において、従来の著作権法、不競法、商標権での対応が如何に難しくなっているかという点が大変興味深いものでした。

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 また、久しぶりに同期の東京の弁護士と再会したり、懇親会で企業法務担当者とお話させていただいたり、とても有意義ででした。来年も、特許法をテーマに開催される予定ということですので、是非参加したいと考えております。

2011年08月23日

安芸市(高知県)での法律相談

昨日(月曜日)、高知県安芸市での遠隔地法律相談に行ってきました。
 高知へは、車(淡路島、徳島経由)、電車(新幹線で岡山経由、「南風」乗車)、飛行機の3つのルートがあるのですが、やはり飛行機が断然便利です。
 ただ、高知便の飛行機はとても小さなボンバルディア機であり、往路ではエアスポットに入ってしまい、少しだけジェットコースター気分を味わいましたが(笑)、読書していると、あっという間の45分ほどでした。

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 法律相談の前夜に、安芸の方々との懇親会があるということで、前日(日曜日)の早朝高知入りし、高知市内の方々と土佐カントリークラブにてゴルフをしてきました。土佐CCは、黒潮CCと並ぶとても風光明媚なコースで、太平洋に向かって打つという醍醐味を味わえる有名コースなのですが、あいにくの雨で、碧い海はあまり見えませんでした。ただ、芝やグリーンの状態とかはとてもよく、緑が目にとても鮮やかでした。

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 ゴルフの調子はと言いますと、前半6ホールでは、3オーバーペースで絶好調だったのですが、茶店で缶ビールを飲んだのをきっかけに、土佐の「いごっこう」とともに、ハーフターンで中ジョッキ3杯をぐびぐびと飲んでしまい、最終ホールで何とかパーをキープできたものの、気分良くよれよれになってしまい、相変わらずのスコアで終わりました。

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 でも、ビールを飲んで、スコアを気にせず、時間を気にせず、ゆったりと談笑しながら回れるゴルフは最高に楽しく、リゾート・ゴルファーである私にとりましては、ほんとうに至福の時間でした。高知の皆様、本当にお世話になりました。

 先日の新聞報道では、阪神タイガースのキャンプ地を沖縄・宜野座に全面的に移し、安芸から撤退する旨報じられていましたが、我々の安芸市での遠隔地相談は撤退することなく、今後も続けていきたいと考えております。
 安芸の皆様、高知の皆様、今後とも宜しくお願い致します。

2011年07月25日

情報漏洩に関する講演

いつも法科大学院の教壇に立っているのですが、それ以外にも、年に十数回、様々な場所で講演も行っています。先日も、約500名ほどの監査役の皆様を前に、「企業における情報漏洩リスクと実務対応」という講演を行ってきました。

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 我々法律家のパワーポイントの講演資料は、えてして判例や学説の説明など文字ばかりになってしまう傾向があるのですが、それをどれだけビジュアル的に表現できるのか、いつも資料作成において頭を悩ませているところです。

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 下の図は、RSA社の暗号の管理方法は、実際にオンラインを遮断し、何重もの鍵を掛けた金庫内に保管されていることを概念的に示しているものです。

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 また、講演資料に書いてあることを読み上げるだけでは面白くありませんし、講演者独自の解釈や考え方が示されないと、講演内容が平板なものになってしまい、どこか迫力に欠けたものになってしまいます。

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 今回は、特にソニーの情報漏洩事件に関して、刻一刻と新しい報道がなされるため、ニュースをフォローするだけでも大変でしたし、そのハッキングによる被害の重大性の把握やその解釈にも、ひと工夫要するところでした。

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 講演を行う場合には、実際の講演時間の10〜20倍もの時間をかけて周到な準備をして本番に臨んでいるのですが、当日の会場の雰囲気やいわゆる「噺の枕」のような導入部分での最近の話題でよいリズムに乗っていけるか、さらには「煮詰まった状態」になった時にさらっと気分転換のための雑談(経験談)を入れることができるかなど、臨機応変に対応していかなければならない部分が重要であり、とても難しいものです。
 でも、旬の素材を選りすぐって料理していく料理人のような楽しさもあり、また、「演じている」ような心地よさも感じますので、とてもやり甲斐を感じる仕事です。

 もし、私の講演に来られた方の中で、このブログの読者の方がいらっしゃいましたら、ひと声お掛けいただければ幸いです。

2011年07月19日

札幌出張(余市)

 この週末も、不動産調査の関係で北海道出張に行ってきました。北海道には台風はあまり来ず、また梅雨もないはずなのですが、2日間ともあいにくの雨でした。
 札幌市内での現地調査終了後、観光で余市まで足を伸ばしました。余市町は、北海道の西部、積丹半島の東の付け根に位置する町です。エゾバフンウニは、6月に解漁され、7月においしさのピークを迎えるのだそうですが、夏場は、わざわざ積丹半島にウニ丼を食べに来る観光客も多いそうです。
 そこのニッカウヰスキー余市蒸溜所を訪ねてきました。

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 創始者である竹鶴政孝は、ウイスキーの醸造法を学んだスコットランドの気候と似たこの地でウイスキーの製造を始めたということですが、大日本果汁株式会社から「日果」となり、やがて「ニッカウヰスキー」となったそうです。試飲コーナーで、店員に「なぜ、片仮名『ヰ』という字を用いるのですか」とお聞きしましたところ、「井戸の水を大切にするという想いを込めているのです」という答えがすぐに戻ってきて、とても清々しい気持ちになりました。
 写真に写っているお馴染みのデザインのおじさんは、何十種類ものモルトを味で峻別できたという King of Blenders だそうです。

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 ウイスキーの製造工程で熟成を要する酒類において、熟成中に水分やアルコール分が蒸発し、最終的な製造量が目減りすることを「天使の分け前(Angel's share)」と呼ばれているのですが、昭和15年10月発売の第1号ウイスキーでも、随分と量が減っていました。

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 その瓶を見つめながら、それだけ濃厚になって、味わい深くなっているのだろうなあと感じながら、ふと人生と似たところがあるのかも知れないと思った瞬間、思わず、頭の上に手をやって髪の毛を確認してしまいました。まだ、未熟成で、天使に分け前は与えていないようでした(笑)。

 お土産として、ここでしか手に入らない25年寝かされたニッカウヰスキーの原酒を買ってきました。何かのお祝いの時に自ら開けるか、あるいはどなたかにプレゼントしたいと思います。

2011年06月28日

熊本・天草出張

 只今、午後8時38分熊本発みずほ606号にて帰阪中です。
 今日も午前5時前に起きて、午前6時新大阪発みずほ601号に乗って、午前9時に熊本駅に到着しました。まず、駅前でレンタカーを借り、某金融機関に赴いて約1時間意見交換及び交渉等を行いました。そして、汽車(単線)の終着駅である三角(みすみ)まで行って、そこにある担保物件の現況視察を行いました。その後、地ダコ入りチャンポンを食べた後、草庵のような居宅での書類探しだったのですが、蚊が多いとのことで、虫除けスプレーを買い求め、頭から浴びるように全身に何度もスプレーをかけましたが、結局、書類捜索中に4カ所蚊に刺されてしまいました。蚊に刺され、汗だくになったまま、地元郵便局に行って転送願いを提出し、松島での仕事をようやく終えました。
 その後、車で天草五橋を渡って、天草市に入りました。右手には、天草四郎メモリアルホールが見えてきましたが、もちろん途中下車している時間はありません。

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 天草では、年金事務所に行った後、ハローワークにて事情説明と諸手続を行いました。その後、地方銀行のATMにて通帳記入を行った後、ようやく熊本地裁天草支部に辿り着きました。支部の裁判所は、大体2階建ての似たような建物が多いのですが、やはり想像通りの建物でした(笑)。天草支部では、気がつくと1時間以上が経過しており、再びハローワークの立ち寄ったため、天草を出る頃には、既に午後6時になっておりました。往路でも、片道2時間強かかっていたため、帰りの新幹線に間に合うのかどうか多少気になりましたが、左手の海の向こう側には長崎・雲仙が見えてきましたので、しっかりと観光させていただきました(笑)。

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 今日は、心地よい疲れを感じながらも、熊本県の広さを実感し、また全国チェーンの進出により金太郎飴化している市街地とは異なる昔ながらの街並みと地元の人の言葉に少し癒される思いがしました。大阪と熊本とは、新幹線で3時間で結ばれるようになり、新たな交流や何らかの変化も生じるのではないかという予感も感じました。

2011年06月16日

福岡・八女出張

 昨日まで、福岡・八女出張に出掛けておりました。

 福岡県八女市は、八女茶が全国的に有名ですが、大阪から八女市へは、飛行機で福岡入りし、そこから2駅地下鉄に乗り、さらにJR博多駅からJR羽犬塚駅まで4〜50分快速に乗ることになります。
 羽犬塚駅を降りると、渋谷のハチ公のような小さな羽犬が待ち構えておりました。

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 10年ほど前は、巨大な羽根が上下に動く、大阪人もびっくりするような少し滑稽で、巨大なオブジェのような羽犬がいたのですが、九州新幹線の開業に伴い、駅周辺も整備されたとのことで、それをきっかけにどうやら引退してしまったようです。再会を楽しみにしていただけに、少しがっかりしました。

 その日は、不動産の物件視察と今後の方針確認のための地元での協議を行ったのですが、ほぼ予定通りで、順調に話を進めることができました。

 その後、電車で福岡まで戻り、キャナルシティのホテルに宿を取りました。マイナス・イオンたっぷりの噴水と派手な配色の建物、そして色々なショップのショーウィンドウに見入っていると、なんだか子供の頃に戻ったようなわくわくした気分になりました。

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 その後は、大人に戻り?、中洲にて、美味なるなんこつ、淺焼きの肝、まるで湯葉のように柔らかいささみ、福岡名物の水炊き、呼子の烏賊(活け作り)、ビール、焼酎などをお腹いっぱいになるまで堪能致しました。

 翌日は、福岡地裁八女支部にて、午後から証人尋問だったのですが、同行していた司法修習生から「一蘭」のラーメンを食べたいというリクエストがあり、朝食はなんとラーメンとなりました。

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 朝からニンニク入りのこってりとんこつラーメンを食べて精を付けたためか、証人尋問もばっちりうまく行き、内容の充実した出張となりました。

 明日も東京出張で、全国を飛び回っており、VAIO(ノートパソコン)とiPhoneとドコモの携帯電話が手放せない三種の神器となっております(ユビキタスで仕事をこなし、極力リアルタイムでレスポンスを行うためか、はたまた地元の美味しい食べ物屋を探すためか??)。

2011年06月06日

札幌出張(北海道クラシックGC)

 この週末、札幌出張に出掛けてきました。

 依頼案件は、隣地との境界確定のための現地調査だったのですが、その地域は尺貫法による測量図面しかなく、遠くの確定している基点からそれぞれ寸法をとると、長い幅でずれを生じてしまい、さらには、北国独特の積雪時には境界の確認ができなかったという問題もあり、法的問題が表面化してしまったというケースでした。

 隣地との境界確定の問題、時効取得の問題、売買契約時の説明義務の問題、ライフライン確保の問題、工事費負担の問題、権利濫用の問題等があり、これから知恵を絞っていきたいと考えています。

 翌日は、新千歳空港から車で20分ぐらいの北海道クラシックゴルフクラブにて仲間とゴルフをしてきました。

 クラブハウスを出た瞬間、爽やかな風の薫りとともに、その広々とした光景に驚嘆致しました。

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 ジャック・ニクラウスの設計にかかるゴルフ場で、各ホール考え抜かれた様々なレイアウトが施されており、クリークやバンカーなど「ジャックの罠」にたびたびはまる形となりました。

 アウトコースは、左サイドが林になっているところが多く、その林は密生していないので、その間を通していくことは一見簡単なようにも見えるのですが、実はラフが深いなどの難しさがあり、林の中に入ったボールを出すのに、四苦八苦致しました。

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 インコースは、コース沿いに綺麗なクリークが走っていたり、池越えになったりとウォーター・ハザードが多く、ショットの精度を要求されるとてもエキサイティングなコースでした。第1打をどこに打つか、第2打をどこに刻むかなど、自分の実力(飛距離)とミスショットの許容度を見比べながら、慎重にプレイすることが望まれる戦略的なコースでした。
 この友人は、第2打の打つ方向と距離を慎重に見極め、池越えのナイスショットをされました。

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 「また、すぐに行きたい」そう思える素晴らしい雄大なコースでした。

 大自然の中で、大いにリフレッシュできましたので、今日からまた仕事を頑張りたいと思います。

2011年05月30日

ソフトウェア管理セミナー

 先週の金曜日、大阪市内にて、ソフトウェア管理セミナーを行ってきました。
 参加者は、企業や病院あるいは学校関係の方など様々でしたが、1クラスぐらいのちょうどよい人数で、みなさんの表情や様子もしっかり確認することができ、とても話がしやすく感じました。また、熱心にメモを取られている方や質問をされる方もいらっしゃり、現場での関心の高さも伺い知ることができました。

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 その著作権に関する講演の中で、2つの著作物の類似性が問題となった下記事案をご紹介しようと思ったのですが、その台詞ないし歌詞が正確に思い出せず、残念な思いをしました。裁判では、依拠性が認められず、著作権侵害なしという判断になりましたが、それほど似ているということでしょうか(笑)。

             記

「時間は夢を裏切らない 夢も時間を裏切ってはならない」 (松本零士著、漫画「銀河鉄道999」(小学館刊)の第21巻)

「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」(槇原敬之の楽曲「約束の場所」サビの部分)

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 講演のレジュメは、文字ばかりにならないよう、できるだけビジュアル的に把握できるよう図や表を多用するようにしているのですが、実は、この準備に大変な時間がかかり、いつもパワーポイントの「図形」や「クリップアート」の少なさに困っています。

 この週末も、6月に行う3時間講演の準備でレジュメを作っていたのですが、気がつくと、土、日の2日間で、約26時間かかっていました。まだ推敲の時間も必要ですので、トータルで言うと、制作時間は4〜50時間はかかることになると思います。
 
 ただ、「晴耕雨読」ではありませんが、雨の日、家に籠もってコツコツと職人のように作品を仕上げていくのも、なかなか乙なものです。

2011年05月03日

国立故宮博物院(台湾)

 台湾(台北)に行ってきました。参加者がそれぞれ、東京(成田)、名古屋(セントレア)、大阪(関空)から出発し、台湾桃園国際空港にて現地集合というプランだったのですが、日本の携帯電話がそのまま使えるという安心感もあり、国内出張と変わらない感じでした。

 ただ、台湾入国の際、遠目で見ていると少し込んでいるゲートがあったので、金属探知機なのか、体温測定機なのか、はたまたX線携行品検査なのかと気になっていたのですが、なんと「放射能測定ゲート」でした。
 日本からの入国者は、放射能被爆していないか検査するため、そのゲートを通らないといけないというのです。

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 被爆していたら除染するというのか、あるいは入国させずUターン帰国させるというのか、その被爆者の取扱いは不明でしたが、差別的と言わないまでも過剰反応であり、あまり気分のよいものではありませんでした。思いもよらぬ形で、日本の東日本大震災の影響がここまで及んでいました。

 その台湾桃園国際空港から市内へは、タクシーで30分足らずでした。台北国際(松山)空港の方が近くていいのになあと思っていたのですが、このアクセスであれば、全く問題なしです。日本の成田や関空とは大違いです。

 台北市内に入ると、まず原付バイクの多さにびっくりしました。特に、二人乗りが多く、若い男女がお揃いのヘルメットを被っている姿も数多く見かけられました。

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 ただ、信号待ちでは、ずらっと十台以上縦に並び、無茶な割り込みなどもせず、また、駐車する際には、歩道に整然と並べるなど交通ルールなどをちゃんと守っているようであり、このあたりは、中国本土や香港とは随分と違うなあと感心いたしました。

 台湾では、マッサージ店が多いことでも有名です。最近ずっと肩凝りに悩まされていたのですが、連日台湾マッサージに通いましたところ、ようやく肩凝りが解消されました。それぞれの店や施術者によって、その手法も全く異なるのですが、日参したおかげでその効果がありました。

 そして、観光の目玉、国立故宮博物院まで足を運びました。数年前に改装を行ったようであり、とても広くて綺麗な建物でした。

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 宋代や明朝、清朝時代の青磁器や書画などが数多く展示されており、じっくりと見たり、オーディオ・ガイドをちゃんと聞いていたら、1日かかってもすべてを観られないぐらいの種類と展示数でした。

 特に細かな彫刻技術には、目を見張るものがありました。西洋の彫刻が力強さだとすれば、東洋の彫刻は、その精緻さに真骨頂があるのかも知れません。どうやってこのような細かな彫刻を施していくのだろうと興味津々で見入っているうちに、なぜか、ミケランジェロの「美の完成にとっては、どんな些細なことも重要である」という言葉をふと思い出しました。

 その展示内容も、どうやら日本の正倉院展のように順次変えているようであり、我々が見たものもその一部のようでした。他には存在しない膨大な世界に誇るべき東洋の文化遺産と言えます。

 「洋の東西を問わず」という言葉がありますが、2月にイタリアに行っていたこともあり、東洋と西洋の文化の違いを強く感じるとともに、共通点も感じるという不思議な体験をしました。

 台北市内には、「加油、日本!」「がんばれ、日本!」という看板を掲げているお店が目につきました。台湾には、親日派が多く、日本語が通じるお店も数多くありました。また、片言の英語をしゃべるよりも、そのまま躊躇なく日本語で話をした方がこちらの気持ちや意図がダイレクトに伝わるからか、かえって通じ合えるような雰囲気を感じました。どこか心の奥底に、共通の価値観や文化、友情、心情が存在するのかも知れません。

 今回の日本への義援金の額も、その国の経済規模との比較で考えると、諸外国の中で突出している金額でした。この友好国に対して、これから日本がどのような恩返しをしていくべきなのか、将来ちゃんと考えなければならないと感じました。


2011年04月25日

エクシブ有馬離宮

 この週末、母や兄弟、義兄、甥っ子達と、今年3月に完成したばかりのエクシブ有馬離宮に行ってきました。
 午後2時まで自宅で講義の準備をしていて、それから10分で支度をし、車を飛ばしたら、午後3時には、有馬に到着することができました。この近さは感激もので、地下駐車場に車を入れると、すぐにチェックインし、部屋に入ることができました。

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 まだ完成したばかりで、部屋も新築のにおいがしましたが、すべてが新しく、とてもモダンで、スタイリッシュな印象を受けました。空間デザインのことはよくわかりませんが、「『クラシック&スタイリッシュ』をコンセプトに、ヨーロピアンスタイルの格調あふれるフォルムにモダンジャパニーズの繊細なセンスを融合」したとのことでした。

 甥っ子は、すぐにTV付楕円形の広々としたジャクジー風呂に立て籠もったまま、なかなかお風呂から出てきませんでした。

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 建物は8階建ての瀟洒な建築で、1階のパティオ(広場)やコリドール(回廊)を見下ろすことができます。

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 私は、有馬の赤いお湯の温泉露天風呂にゆっくりと浸かり、それから「凝りを取る」べくマッサージを受け、1週間の疲れをとることができました。

 夕食はバイキング形式でしたが、甥っ子の大好きなふかひれスープや屋台で握ってもらうマグロ鮨などもあり、他ではなかなか味わえない高級感溢れる食材の数々で、お腹がいっぱいになりました。また、朝食もとても繊細で美味しいものでした。
 すこしくつろいだ後、その日の午後にはまた仕事ができるので、F1でいうピットインみたいな感じで、短時間で心を満タンにすることができました。

2011年04月13日

がんばろう日本 in 甲子園

 例年、高校時代の仲間と阪神甲子園球場の年間予約席4席をシェアしているのですが、昨日、甲子園でもセ・リーグの開幕戦が行われました。
 東日本大震災の爪痕があまりにも大きく、煌々ととナイター照明をつけてもいいのだろうか、どんな雰囲気になるんだろうと心配しておりましたが、例年通りの応援風景が繰り広げられ、少しほっとした気持ちにもなりました。

 恒例のジェット風船飛ばしも、今年はじめて行われました。

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 甲子園球場のライトスタンドは、阪神ファンの熱気や応援団の統率力が素晴らしく、臨場感や一体感を肌で感じることができます。老若男女を問わず、また地位やお金や利害などにも関係なく、皆が一緒になって「他人(愛するチーム)」のことをただ応援することはとてもリラックスした気分で楽しく、かつストレス解消にはもってこいです。いわば熱狂的なファンに囲まれ、温かいお風呂に入っているような感じです。

 昨日、応援団のトランペットを吹く人の姿や表情を見ていて、ふと映画タイタニックのヴァイオリン弾きの姿を思い出してしまいました。「自分を取り巻く環境がどれだけ過酷な状況になっていようと、自分のやるべきことを最後まで全うする。これが我々の行うべきことなんだ」という生き甲斐、使命感、覚悟のようなものを感じました。

 試合終了後、皆で「がんばろう日本」というメッセージを掲げ、新井選手のヒーロー・インタビューを聞いていると、なぜか涙が出てきそうになりました。一緒に試合を観に行った方も、同じ感想だったようです。最近感じていた色々な思いが頭の中を駆け巡りました。

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 大震災の影響や国民の気持ちを全く理解しようとせず、当初の予定通りの開幕を強行しようとしたセ・リーグに対し、選手会を代表し、また心あるファンや国民を代表して自らの意見ないし信念を貫き通した新井選手は、まさにヒーローです。深々とファンに頭を下げる新井選手の姿を見て、ますます好きになりました。

 日本中の皆さんがくつろいで野球観戦を楽しめる、そういう心の平穏を1日でも早く取り戻せればと思います。

  

2011年04月02日

ロッテの3投手

 昨日、大宮一郎司法書士と打ち合わせを行った後、ミナミのてっちゃん鍋「金太郎」に行ってきました。このお店は、高校時代の友人がやっているお店ですが、ちりとり鍋に盛られた肉(カルビ、ロース、ミノ、てっちゃん)、野菜、キムチ等の煮込みがとても美味しく、ついつい肉や野菜あるいは豆腐などを追加注文してしまいます。最後の締めに、うどんや中華そば、あるいはご飯を入れて食べるのですが、この満足度がとても高く、心地よい満腹感に浸ることができます。

 このお店は隠れた名店で、以前から有名人にもちょくちょく会います。昨日は、たまたま右隣に、ロッテ、いや日本のエースとも言える成瀬善久投手(17)がいましたので、無理をお願いして、大の野球ファンである大宮先生と一緒に写真を撮ってもらいました。

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 さすが惚れ惚れするようながっちりした体格で、鍛え抜かれて充実している印象を受けました。


 その後、マスターの取り計らいで、成瀬選手の反対隣に座っていた大嶺祐太投手(11)と小野晋吾投手(29)にもお願いしてもらい、皆で一緒に写真に収まりました。ちょっと手振れ写真ですが、大宮先生の左隣が成瀬選手で、私の右隣が大嶺選手(大嶺兄弟のお兄ちゃん)、そして、座っているのが小野選手です。昨日お会いした3投手には、てっちゃん鍋のスタミナで、大いに活躍して欲しいと思います。

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 千葉幕張も被災された方が多くいらっしゃいますので、今年は、是非ロッテにも頑張って欲しいと思います。

2011年03月31日

中小企業の「私的整理」の現状とあり方

 昨日の午後6時から9時まで、大阪弁護士会にて、「中小企業の『私的整理』の現状とあり方」というシンポジウムが開催されました。平日の夜にもかかわらず、400名強の参加者があったようです。

 実務家の弁護士、裁判官、税理士・公認会計士、中小企業再生支援協議会の方々による活発な意見交換などがなされ、とても有益でした。特に、全体的な構成として総論と各論に分けられており、さらにテーマに沿った論点整理がしっかりとなされており、進行も十分に時間をかけて練られたスケジュールのもとに進められている精緻なものでした。

 デューデリ、リスケ、プロラタ返済、コベナンツ、DES、DDSなど金融の専門用語が多かったため、若手の先生方には少し難しかったのではないかと思いましたが、それでも基本的なスキームについて丁寧な説明がなされており、また、配付資料を手元に置いておくだけでも将来役に立つのではないかと思いました。商取引債権者の保護ないし取扱いにつきましては、今後も検討していくべき課題であると思われます。

 最後には、弁護士に対して、金融機関に対して常に敵対的に接するのではなく、地道に相互の信頼関係を築くことが大切であること、また、全債権者の同意を得るため、現場でビジネスの内容についても十分に理解しておくことが大切であることなどの若干耳の痛い注文?もありましたが、まさに正鵠を射ている話であると感じました。

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 このような有益な研修は、今後も、どんどんとやって欲しいと思います。本には書いていない現場のお話が実務を行う上では、もっとも重要で、貴重なのです。

2011年03月23日

学位授与式

 昨日、関西大学大学院にて学位授与式が行われました。
 天気がよくて晴れ着の女子学生も多く、キャンパスは晴れやかな雰囲気に包まれていました。

 新鮮で希望に満ちた気持ちで社会に巣立っていく若者達の姿を見ていて、心からお祝いを申し上げたくなった。

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 我が法科大学院でも学位授与が行われましたが、卒業生(法務修士)は5月の司法試験に挑戦することになりますので、嬉しさ半分、緊張感半分といった感じでした。

 これからがラストスパート、全精力をつぎ込んで、頑張って欲しいと思います。

 学位授与式が行われた後、食堂で懇親会が行われましたが、教え子達と色々な話をしているのがとても楽しく、時間が経つのを忘れてしまう感じでした。ついつい話し込んでしまい、午後からの債権者集会に遅れそうになるぐらいでした。

 それぞれの学生には、それぞれの個性と長所があり、またそれぞれの悩みがあります。もっともっとゆっくりと話をする時間を作って、それぞれの個性や生活習慣を見極めて、個別的に丁寧に指導していくことが必要だとあらためて感じました。

 シンクロナイズドスイミングの井村雅代コーチが、関大のニュースレターに「人を育てることは、答えの決まっていない応用問題」「人間が嫌いな人が先生になったらだめです。」と書いていましたが、まさにその通りと思いました。

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 右奥に見える校舎が法科大学院です。
 4月から、また新しい学生を迎えることになります。

2011年03月15日

罹災都市借地借家臨時処理法

被災者の方々には、心よりお見舞い申し上げます。

阪神大震災の時には、バスや船などに乗って遠隔地の法律相談に向い、下記法律を踏まえ、様々なアドバイスを行い、また、法律問題の解決をしておりました。

法律家として、何かお力になれることがあればと願っております。

  ***********************

罹災都市借地借家臨時処理法
(昭和二十一年八月二十七日法律第十三号)

最終改正:平成一六年一二月一日法律第一四七号


第一条  この法律において、罹災建物とは、空襲その他今次の戦争に因る災害のため滅失した建物をいひ、疎開建物とは、今次の戦争に際し防空上の必要により除却された建物をいひ、借地権とは、建物の所有を目的とする地上権及び賃借権をいひ、借地とは、借地権の設定された土地をいひ、借家とは、賃借された建物をいふ。

第二条  罹災建物が滅失した当時におけるその建物の借主は、その建物の敷地又はその換地に借地権の存しない場合には、その土地の所有者に対し、この法律施行の日から二箇年以内に建物所有の目的で賃借の申出をすることによつて、他の者に優先して、相当な借地条件で、その土地を賃借することができる。但し、その土地を、権原により現に建物所有の目的で使用する者があるとき、又は他の法令により、その土地に建物を築造するについて許可を必要とする場合に、その許可がないときは、その申出をすることができない。
2  土地所有者は、前項の申出を受けた日から三週間以内に、拒絶の意思を表示しないときは、その期間満了の時、その申出を承諾したものとみなす。
○3  土地所有者は、建物所有の目的で自ら使用することを必要とする場合その他正当な事由があるのでなければ、第一項の申出を拒絶することができない。
○4  第三者に対抗することのできない借地権及び臨時設備その他一時使用のために設定されたことの明かな借地権は、第一項の規定の適用については、これを借地権でないものとみなす。

第三条  前条第一項の借主は、罹災建物の敷地又はその換地に借地権の存する場合には、その借地権者(借地権者が更に借地権を設定した場合には、その借地権の設定を受けた者)に対し、同項の期間内にその者の有する借地権の譲渡の申出をすることによつて、他の者に優先して、相当な対価で、その借地権の譲渡を受けることができる。この場合には、前条第一項但書及び第二項乃至第四項の規定を準用する。

第四条  前条の規定により賃借権が譲渡された場合には、その譲渡について、賃貸人の承諾があつたものとみなす。この場合には、譲受人は、譲渡を受けたことを、直ちに賃貸人に通知しなければならない。

第五条  第二条の規定により設定された賃借権の存続期間は、借地借家法 (平成三年法律第九十号)第三条 の規定にかかわらず、十年とする。ただし、建物が、この期間満了前に朽廃したときは、賃借権は、これによつて消滅する。
○2  当事者は、前項の規定にかかはらず、その合意により、別段の定をすることができる。但し、存続期間を十年未満とする借地条件は、これを定めないものとみなす。

第六条  第二条の規定による賃借権の設定又は第三条の規定による借地権の譲渡があつた場合において、その土地を、権原により現に耕作の目的で使用する者(第二十九条第一項本文又は第三項の規定により使用する者を除く。)があるときは、その者は、賃借権の設定又は借地権の譲渡があつた後(その賃借権の設定又は借地権の譲渡について、裁判があつたときは、その裁判が確定した後、調停があつたときは、その調停が成立した後)、六箇月間に限り、その土地の使用を続けることができる。但し、裁判所は、申立により、その期間を短縮し、又は伸長することができる。
○2  第二条の規定により設定された賃借権又は第三条の規定により譲渡された借地権の存続期間は、前項又は第二十九条第一項本文若しくは第三項の規定による土地の使用の続く間、その進行を停止する。この場合には、その停止期間中、借地権者は、その権利を行使することができず、又、地代又は借賃の支払義務は、発生しない。
○3  第一項の規定により土地を使用する者が、自ら、第二条の規定による賃借権の設定又は第三条の規定による借地権の譲渡を受けた場合には、前二項の規定を適用しない。

第七条  第二条第一項の借主が、同条の規定による賃借権の設定又は第三条の規定による借地権の譲渡を受けた後(その賃借権の設定又は借地権の譲渡について、裁判があつたときは、その裁判が確定した後、調停があつたときは、その調停が成立した後)、一箇年を経過しても、正当な事由がなくて、建物所有の目的でその土地の使用を始めなかつたときは、土地所有者又は借地権の譲渡人は、その賃借権の設定契約又は借地権の譲渡契約を解除することができる。但し、その解除前にその使用を始めたときは、この限りでない。
○2  第二条第一項の借主が、建物所有の目的でその土地の使用を始めた後、建物の完成前に、その使用を止めた場合にも、前項と同様である。
○3  前条第一項又は第二十九条第一項本文若しくは第三項の規定により土地を使用する者がある場合には、第一項の一箇年は、その使用の終つた時から、これを起算する。

第八条  第二条の規定による賃借権の設定又は第三条の規定による借地権の譲渡があつたときは、賃貸人又は借地権の譲渡人は、借賃の全額又は借地権の譲渡の対価について、借地権者がその土地に所有する建物の上に、先取特権を有する。
○2  前項の先取特権は、借賃については、その額及び、若し存続期間若しくは借賃の支払時期の定があるときはその旨、又は若し弁済期の来た借賃があるときはその旨、譲渡の対価については、その対価の弁済されない旨を登記することによつて、その効力を保存する。
○3  第一項の先取特権は、他の権利に対し、優先の効力を有する。但し、共益費用不動産保存不動産工事の先取特権並びに前項の登記前に登記した質権及び抵当権に後れる。

第九条  疎開建物が除却された当時におけるその敷地の借地権者、その当時借地権以外の権利に基いてその敷地にその建物を所有してゐた者及びその当時におけるその建物の借主については、前七条の規定を準用する。但し、公共団体が、疎開建物の敷地又はその換地を所有し、又は賃借してゐる場合は、この限りでない。

第十条  罹災建物が滅失し、又は疎開建物が除却された当時から、引き続き、その建物の敷地又はその換地に借地権を有する者は、その借地権の登記及びその土地にある建物の登記がなくても、これを以て、昭和二十一年七月一日から五箇年以内に、その土地について権利を取得した第三者に、対抗することができる。

第十一条  この法律施行の際現に罹災建物又は疎開建物の敷地にある借地権(臨時設備その他一時使用のために設定されたことの明かな借地権を除く。)の残存期間が、十年未満のときは、これを十年とする。この場合には、第五条第一項但書及び第二項の規定を準用する。

第十二条  土地所有者は、この法律施行の日から二箇年以内に、第十条に規定する借地権者(罹災建物が滅失し、又は疎開建物が除却された後、更に借地権を設定してゐる者を除く。)に対し、一箇月以上の期間を定めて、その期間内に、借地権を存続させる意思があるかないかを申し出るやうに、催告することができる。若し、借地権者が、その期間内に、借地権を存続させる意思があることを申し出ないときは、その期間満了の時、借地権は、消滅する。但し、借地権者が更に借地権を設定してゐる場合には、各々の借地権は、すべての借地権者が、その申出をしないときに限り、消滅する。
○2  前項の催告は、土地所有者が、借地権者を知ることができず、又はその所在を知ることができないときは、公示の方法で、これをすることができる。
○3  前項の公示は、公示送達に関する民事訴訟法 の規定に従ひ、裁判所の掲示場に掲示し、且つ、その掲示のあつたことを、新聞紙に二回掲載して、これを行ふ。
○4  公示に関する手続は、借地の所在地の地方裁判所の管轄に属する。
○5  第二項の場合には、民法 (明治二十九年法律第八十九号)第九十八条第三項 及び第五項 の規定を準用する。

第十三条  借地権者が更に借地権を設定してゐる場合に、その借地権を設定してゐる者については、前条の規定を準用する。

第十四条  罹災建物が滅失し、又は疎開建物が除却された当時におけるその建物の借主は、その建物の敷地又はその換地に、その建物が滅失し、又は除却された後、その借主以外の者により、最初に築造された建物について、その完成前賃借の申出をすることによつて、他の者に優先して、相当な借家条件で、その建物を賃借することができる。但し、その借主が、罹災建物が滅失し、又は疎開建物が除却された後、その借主以外の者により、その敷地に建物が築造された場合におけるその建物の最後の借主でないときは、その敷地の換地に築造された建物については、この申出をすることができない。
○2  前項の場合には、第二条第二項及び第三項の規定を準用する。

第十五条  第二条(第九条及び第三十二条第一項において準用する場合を含む。)若しくは前条の規定による賃借権の設定又は第三条(第九条及び第三十二条第一項において準用する場合を含む。)の規定による借地権の譲渡に関する法律関係について、当事者間に、争があり、又は協議が調はないときは、申立により、裁判所は、鑑定委員会の意見を聴き、従前の賃貸借の条件、土地又は建物の状況その他一切の事情を斟酌して、これを定めることができる。

第十六条  第二条(第九条及び第三十二条第一項において準用する場合を含む。)若しくは第十四条の規定による賃借の申出又は第三条(第九条及び第三十二条第一項において準用する場合を含む。)の規定による借地権の譲渡の申出をした者が数人ある場合に、賃借しようとする土地若しくは建物又は譲渡を受けようとする借地権の目的である土地の割当について、当事者間に協議が調はないときは、裁判所は、申立により、土地又は建物の状況、借主又は譲受人の職業その他一切の事情を斟酌して、その割当をすることができる。
○2  裁判所は、当事者間の衡平を維持するため必要があると認めるときは、割当を受けない者又は著しく不利益な割当を受けた者のために、著しく利益な割当を受けた者に対し、相当な出捐を命ずることができる。

第十七条  地代、借賃、敷金その他の借地借家の条件が著しく不当なときは、当事者の申立により、裁判所は、鑑定委員会の意見を聴き、借地借家関係を衡平にするために、その条件の変更を命ずることができる。この場合には、裁判所は、敷金その他の財産上の給付の返還を命じ、又はその給付を地代若しくは借賃の前払とみなし、その他相当な処分を命ずることができる。

第十八条  第六条第一項但書(第九条において準用する場合を含む。)又は第十五条乃至前条の規定による裁判は、借地又は借家の所在地を管轄する地方裁判所が、非訟事件手続法 により、これをする。

第十九条  鑑定委員会は、三人以上の委員を以て、これを組織する。
○2  鑑定委員は、裁判所が、各事件について、左の者の中からこれを指定する。
一  地方裁判所が、毎年予め、特別の知識経験のある者その他適当な者の中から選任した者
二  当事者が、合意で選定した者

第二十条  鑑定委員会の決議は、委員の過半数の意見による。

第二十一条  鑑定委員会の評議は、秘密とする。

第二十二条  鑑定委員には、旅費、日当及び止宿料を給する。その額は、最高裁判所がこれを定める。

第二十三条  第十五条乃至第十七条の規定による申立があつた場合には、民事調停法 (昭和二十六年法律第二百二十二号)第二十条 の規定を準用する。この場合に、調停に付する裁判に対しては、不服を申し立てることができない。

第二十四条  第六条第一項但書(第九条において準用する場合を含む。)又は第十五条乃至第十七条の規定による裁判に対しては、即時抗告をすることができる。その期間は、これを二週間とする。
○2  前項の即時抗告は、執行停止の効力を有する。

第二十五条  第十五条乃至第十七条の規定による裁判は、裁判上の和解と同一の効力を有する。

第二十五条の二  第二条乃至第八条、第十条乃至前条及び第三十五条の規定は、政令で定める火災、震災、風水害その他の災害のため滅失した建物がある場合にこれを準用する。この場合において、第二条第一項中「この法律施行の日」及び第十条中「昭和二十一年七月一日」を「第二十五条の二の政令施行の日」と第十一条中「この法律施行の際」を「第二十五条の二の政令施行の際」と、第十二条中「この法律施行の日」を「第二十五条の二の政令施行の日」と、読み替えるものとする。

   附 則


第二十六条  この法律施行の期日は、勅令でこれを定める。

第二十七条  この法律(第二十五条の二の規定を除く。)を適用する地区は、法律でこれを定める。
○2  第二十五条の二の規定を適用する地区は、災害ごとに政令でこれを定める。

第二十八条  借地借家臨時処理法及び戦時罹災土地物件令は、これを廃止する。

第二十九条  罹災建物の敷地につきこの法律施行の際現に存する旧令第四条第一項の規定による賃借権は、建物の所有を目的とするものについてはこの法律施行の日から二箇年間、その他のものについてはこの法律施行の日から六箇月間に限り、なほ存続する。但し、その敷地につき、旧令第三条第一項の規定の適用を受ける借地権を有する者(旧令第四条第一項の規定による借地権に基いて、その敷地を他の者に使用させてゐる者を除く。)については、この限りでない。
○2  前項本文の賃借権は、その敷地を自ら使用する賃借人又は転借人が、その敷地の使用を止め、この法律施行の際におけるその敷地の使用の目的を変更し、又はあらたにその敷地につき使用若しくは収益を目的とする権利を取得したときは、同項の期間満了前でも、これに因つて消滅する。
○3  旧令第四条第四項の規定により、昭和二十一年七月一日前からこの法律施行の際まで、引き続き、罹災建物の敷地を現に使用する者がある場合には、同項に規定する土地所有者の権利については、前二項の規定を準用する。

第三十条  この法律施行の際現に存する旧令第三条第一項の規定の適用を受ける借地権の存続期間は、前条第一項本文又は第三項に規定する権利が存続している間、なほその進行を停止する。この場合には、旧令第三条第二項の規定は、この法律施行後(昭和二十年法律第四十四条号附則第二項の期間経過後を含む。以下同じ。)においても、なほその効力を有する。

第三十一条  第二十九条第一項本文又は第三項の規定に基いて存続する借地権は、第二条第一項(第三十二条第一項において準用する場合を含む。)及び第三条第一項(第三十二条第一項において準用する場合を含む。)の規定の適用については、これを借地権でないものとみなす。

第三十二条  第二十九条第一項本文又は第三項の規定に基いて、建物所有の目的で罹災建物の敷地又はその換地を自ら使用する者については、第二条乃至第五条、第七条第二項及び第八条の規定を準用する。
○2  前項に規定する者は、同項において準用する第二条第一項又は第三条第一項の規定による賃借権の設定又は借地権の譲渡の申出を拒絶されたときは、その申出を拒絶した者に対し、権原によりその土地に所有する建物を、相当な対価で買ひ取るべきことを請求することができる。

第三十三条  旧令第七条第一項の規定により設定された使用権でこの法律施行の際現に存するものは、この法律の日から五箇年間に限り、なほ存続する。この場合には、旧令第十三条、第十六条及び第十七条の規定は、この法律施行後においても、なほその効力を有する。
○2  地方長官は、旧令第十六条第一項各号の場合の外、使用権の設定された土地について、換地予定地の指定又は換地処分の告示があつた場合においても、その使用権を取り消すことができる。この場合には、旧令第十六条第二項の規定を準用する。

第三十四条  旧令第五条、第十五及び第十八条第二項の規定は、この法律施行後においても、なほその効力を有する。

第三十五条  第八条(第九条及び第三十二条第一項において準用する場合を含む。)の規定により、また弁済期の来ない借賃につき先取特権に関する登記を受ける場合におけるその登記に係る登録免許税の課税標準は、登録免許税法第九条の規定にかかわらず、賃貸借の存続期間における借賃の全額から、既に弁済期の来た借賃の額を控除した金額とする。

   附 則 (昭和二二年九月一三日法律第一〇六号)


○1  この法律は、公布の日から、これを施行する。
○2  従前の規定によつて定められた地区は、これを第二十七条第一項の改正規定によつて定められたものとみなす。

   附 則 (昭和二六年六月九日法律第二二二号) 抄


(施行期日)
第一条  この法律は、昭和二十六年十月一日から施行する。

(従前の調停事件)
第十三条  この法律施行前に裁判所が受理した調停事件については、なお従前の例による。

   附 則 (昭和三一年五月二一日法律第一一〇号)


1  この法律は、公布の日から施行する。
2  改正前の罹災都市借地借家臨時処理法第二十五条の二及び第二十七条第二項の規定に基く法律で定められた災害及び地区に関しては、なお従前の例による。

   附 則 (昭和三四年四月二〇日法律第一四八号) 抄


(施行期日)
1  この法律は、国税徴収法(昭和三十四年法律第百四十七号)の施行の日から施行する。
(公課の先取特権の順位の改正に関する経過措置)
7  第二章の規定による改正後の各法令(徴収金の先取特権の順位に係る部分に限る。)の規定は、この法律の施行後に国税徴収法第二条第十二号に規定する強制換価手続による配当手続が開始される場合について適用し、この法律の施行前に当該配当手続が開始されている場合における当該法令の規定に規定する徴収金の先取特権の順位については、なお従前の例による。

   附 則 (昭和四一年六月三〇日法律第九三号) 抄


(施行期日)
1  この法律は、昭和四十一年七月一日から施行する。ただし、第一条(借地法律第十二条の改正規定を除く。)並びに附則第二項、第三項及び第十項の規定は、この法律の公布の日から起算して一年をこえない範囲内において政令で定める日から施行する。
(経過措置等)
6  この法律による改正後の規定は、各改正規定の施行前に生じた事項にも適用する。ただし、改正前の規定により生じた効力を妨げない。

   附 則 (昭和四二年六月一二日法律第三六号) 抄


1  この法律は、登録免許税法の施行の日から施行する。

   附 則 (平成三年一〇月四日法律第九〇号) 抄


(施行期日)
第一条  この法律は、公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。

   附 則 (平成一六年一二月一日法律第一四七号) 抄


(施行期日)
第一条  この法律は、公布の日から起算して六月を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。

2011年02月28日

北イタリア・ミラノ

○月○日 ミラノ

 北イタリア・ミラノのオペラを上演するスカラ座の前の広場に、レオナルド・ダ・ビンチの彫刻が聳え立っていました。現地ガイドの説明によると、当時、武器製造で栄えていたミラノに書簡を送り、ダ・ビンチが自らの知識と技術をアピールし、積極的に売り込んで、移り住んできたといういうのです。
 偉大なる天才にしても、当時、その先見性や才能に気づく人が少なかったということなのでしょうか、それとも、ダビンチ自身の生活が苦しかったからなのでしょうか、いずれにしましても、現代に生きる我々としましても、自らチャレンジし、積極的に売り込んでいく気概の大切さを学んだような気がしました。

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 その後、芸術的な美しさと高さを誇るガッレリアというアーケードを見学しました。パリのエッフェル塔の原型がここにあったそうで、東京ディズニーランドのワールド・バザールの原型もここにあったのだろうと想像できる貴重な文化的遺産でした。ただ、その一等地にマクドナルドがあることには、少しがっかりしました。

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 そして、そのアーケードを通り抜けると、白亜の大理石で作られたドゥオモが忽然と聳え立っていました。イタリア最大のゴシック建築である大聖堂ドゥオモ(Duomo)です。その壮大さと荘厳さに、驚嘆致しました。500年以上の歳月をかけて、100を超える尖塔や2000を超える彫像までも作られたものであり、当時の大聖堂建築への強い意志や理想、財力や政治力などにも思いをはせざるを得ませんでした。
 それに引きかえ、日本の政治は、無意味な土木工事や不可解で無機質な箱物ばかりを作り、将来世代に誇れるものを何か1つでも作っているのだろうか、、、少し劣等感にも近い感情を抱きました。

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 イタリアは、見る物すべてが新鮮であり、文化的にもとても豊かな国であり、滞在中は、大変有意義な時間を過ごすことができました。

2011年02月25日

水の都ヴェネチア

○月○日 ヴェネチア

 シェークスピア作「ベニスの商人」にて、果たして公正な裁判とはどういうものだろうかと考えさせられたことがある、水の都ヴェネチア(ベニス)に行ってきました。かつて攻め込まれ、敵から逃れるためラグーン(葦原)に移り住んだという話は本で読んだことがありましたが、まさに水の上に浮かぶ街といった感じでした。

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 少し靄のかかった朝、宿泊先のホテルから海上タクシーに乗り、サン・マルコ寺院を訪れました。イタリアのどの都市国家にも町の守護聖人という人がいるそうですが、この町では、アレキサンドリアからイスラム教の禁忌である豚肉に包んで敵の目を忍んで運び込まれたという聖サン・マルコを祀っています。黄金に輝くモザイク画が当時の栄華を後世に伝えているようであり、その壮大さに、西洋におけるキリスト教の影響力の強さを感じました。

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 その後、ドゥカーレ宮殿を訪れました。共和国提督の邸宅として使われていたそうですが、評議場などがありました。その大評議室は25メートルプールが優に入る広さで天井も高いものでしたが、その壁に描かれたティントレット作「天国の図」は世界最大の油絵だそうで、画材に鉛を使っていた関係で少し黒ずんでいましたが、とても迫力がありました。

 また、裁判所も同じ建物内部にあったそうです。その裁判所の壁の右から4つ目の区切り部分が隠扉となっており、その奥で拷問が行われていたという話を聞いて、目をつぶって間違った裁判を行い、冤罪も生み出していたのであろうことを思うと、少し暗澹たる思いがしました。
 その拷問を用いた裁判が行われていた裁判所から監獄に繋がる橋が有名な「ため息橋」(Ponte dei Sospiri)です。

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 訪れた時は、残念ながら、両側の壁の補修中で、外観のほんの一部しか見ることができませんでした。

 ただ、牢獄に通じる狭い通路を歩いている時には、無実の者の声が聞こえるようであり、少し肌寒い感じがしました。

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 現代の刑事裁判においては、絶対に拷問などを行ってはならず、また無辜の処罰も絶対に行われてはならないと強く感じました。

2011年02月22日

ローマ出張(その3)

○月○日 ローマ

 フォロ・ロマーナに行ってきました。ここは古代ローマの政治が行われていた場所ですが、約2千年前の議会建物などの柱が残っていることが驚嘆に値します。ちょうど塩野七生の「ローマ人の物語」(長編)を読んでいる最中であり、色々な想像力を掻き立てられる場所でした。一本の柱から、まるでCGのように頭の中で建物が再現されていくようであり、ハンニバルと戦った稀代の戦術家スキピオや、カエサル(シーザー)などの声や演説が聞こえてくるようでもありました。
 おそらく裁判所もここにあったのではないかと思いますが、後日研究してみたいと思います。

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 その後、映画「ローマの休日」で有名になったサンタ・マリア・イン・コスメディン教会(Santa Maria in Cosmedin)に行ってきました。この「真実の口」の複製がローマ三越にもあるらしいのですが、やはり本物を見なければとタクシーを飛ばして行ってきました。世界中でこれほど有名な下水溝のマンホールの蓋はないでしょう。恥ずかしながら、私も「真実の口」にそっと手を入れてきました。もちろん、右手が食いちぎられることはなく、ちゃんと残っていることは言うまでもありません。法律家として、あるいは人として、一生、手がちぎれないように、偽りの心を持つことなく、真実を大切にしていきたいと感じました。

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2011年02月21日

ローマ出張(その2)

○月○日 ローマ

 サンピエトロ寺院隣のバチカン美術館に行ってきました。古代の遺物から、ありとあらゆる種類の大理石の彫刻まで展示されており、じっくり見ていると時間がいくらあっても足りないほどの広さと展示の多さでした。そして、まるで夢のような美しさの回廊が続いており、その長さと美しさは驚嘆すべきものでした。何度も、椅子に座って、天井を眺めてしまいました。

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 また、ラファエロの間もすばらしく、その豊かな色彩と表現力に、新鮮な感動を覚えるものでした。

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 そして、私が死ぬまでに一度は見てみたい思っていたシスティーナ礼拝堂のミケランジェロ作「最後の審判」をようやく見ることができました。礼拝堂に入った瞬間にぱっと目に前に現れるものだと思っていましたが、その右下脇から建物内部に入るようになっており、右上を振り返って初めて見えるもので、少し虚を突かれた感じでした。天才ミケランジェロの代表作であり、その荘厳さと迫力に、口をぽかんと開けてしまうような感じでした。本当に素晴らしかったです。ただ、日本のテレビ局がお金を出して修復したために写真撮影が禁止されているとの説明があり、残念ながら写真は載せられませんが、絵画の保存のためならともかく、それが本当のメセナ活動と言えるのだろうかと、その見識に低さに少しがっかりしました。


 ローマ法務官裁判所に行ってきました。東京や大阪の裁判所と比べて、建物はそれほど大きくありませんが、裁判官室の前では、弁護士と依頼者が身振り手振りを交えて打ち合わせをするなどしており、とても活気がある様子でした。その打ち合わせをしている姿を見て、誰が依頼者で、誰が弁護士であるか手にとるようにわかるようでした。また、裁判官室は、扉を開けっ放しにして、それぞれの案件の検討を行っていることも印象的でした。法廷も、ほとんど段差のないところに裁判官の座席(法壇)が作られており、権威主義的ではなく、話し合いをベースとした事件解決を図ろうとしている姿勢が感じられました。

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 夜は、ローマ市内を展望できる山の上にあるヒルトンホテルのラ・ペルゴーラ(ミシュランの☆☆)にて会食致しました。雰囲気は、007映画を彷彿とさせるようなヨーロッパの社交場のようであり、最初に、食前酒として当然のようにドンペリをサーブしようとすることなどにもびっくりしましたが、ウォーター・メニューというものがあり、何種類もの水が記載されていましたが、最も高い水が、日本の六甲の水(Fillico)で、なんと200ユーロ(約2万3千円)と書いてあり、本当にびっくりしました。輸送費がかかるとは言え、どこにそのような高い価値を見い出しているか、少し聞いてみたい気もしました。下記の写真は、その説明書きです。

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 もちろん、お店の雰囲気、料理(デザートは、24種類サーブされました)、サービス、値段?も最高でした。

2011年02月20日

ローマ出張

○月○日 ローマ

 「法による支配」というものを世界史上初めて作り上げたローマを訪れました。法律を学ぶ者にとって、ローマ法という言葉やその内容を知らない者はいないと言えるくらい重要な法分野です。
 まずは、観光で古代劇場跡であるコロッセオに行ってきました。絵葉書などの外観写真では、少し薄っぺらな印象を持っていたのですが、建物内部もかなりの部分が残っており、その立体的な構造が今でも当時の面影を残っていることにびっくりしました。映画「グラディエーター」では、地下から虎が登場する仕掛けのシーンがあるのですが、実際にも、地下舞台装置を作るに十分な深さの空間が存在していました。
 観客席の正面奥左側の白い座席には、政府要人や裁判官の特別席があったのですが、当時の裁判官は、目の前で人殺しが行われる出し物を見て、果たしてどういう感じ方をしていたのか、沸々と疑問が沸いてきました。奴隷は人間ではないから、殺し合いさせても構わないと頭の中だけの冷めた理屈で考えていたのか、少しは人や動物が目の前で殺される姿を見て可哀想だと思ったのか、時代とともに価値観が変わるとは言え、人としての自然な情は果たして存在したのかと、疑念を抱かざるを得ませんでした。過去の残虐な歴史を経て、近代市民革命を達成し、人としての自由と独立、基本的人権を確立した法思想は、永遠に守っていかなければならないと強く感じました。

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 その後サンピエトロ教会に行ってきました。世界一の大きさを誇る大聖堂は、信者でなくても、ここ(バチカン)に来られたことを感激するような美しさと荘厳さがありました。精神世界の中心とも言える場所であり、物理的にも、精神的にも、国境のない場所であり、バチカン市国の成立の歴史を知るにつけ、素晴らしい聖地であると感じました。人権や平和を守るために、法が極めて重要な制度であることは言うまでもありませんが、まずは世界中の人々の平和を願う心というものが最も大切ではないかとあらためて感じました。

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 その後、予定通り、イタリアの最高裁判所を訪問しました。あいにく内部の写真は撮ることができませんでしたが、最高裁の建物もとても立派で、テヴェレ川に架かる橋の正面に位置しており、威厳と風格を感じさせるものでした。数々の大理石の彫刻が並べられているのも、まさにローマといった感じでした。
 それに対して日本の最高裁の建物は、なぜあんなに無機質で、人を寄せ付けない雰囲気の要塞みたいな建物にしたのだろうと、ふと疑問に感じました。

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2011年02月11日

岐阜での講演

 昨日、岐阜市で「知的財産権セミナー」の講演を行ってきました。著作権法や契約法を中心とした内容ですが、できるだけ実務的なケースや製作現場での疑問などを紹介することを心掛けましたが、如何だったでしょうか。
 その講演の前、地元の会社経営者の方々と昼食をとりながら、色々なお話をさせていたただきましたが、新しいイシューを見つけることができ、大変有意義な意見交換となりました。今後は、独占禁止法などの経済法の分野も盛り込んだ内容にしたいと考えています。

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 その夜、名古屋にて、講演開催にご尽力をいただいた担当者の方と以前仕事でご縁のあったテレビ局の方を交えての食事会がありました。海の幸が豊富なお店にご案内いただき、大阪の有名なラーメン店である「神座」のスープと似たような野菜の甘みたっぷりのスープを使ったもつ鍋も大変美味しいものでした。
 とても楽しい会合で、あっと言う間に時間が過ぎていましたが、天気予報で翌日の天気が崩れるとのことでしたので、後ろ髪を引かれる思いで、最終の新幹線で帰阪致しました。

 今朝起きると、庭が真っ白な雪で被われており、名古屋に宿泊していれば、午前10時の仕事に間に合わなかったかも知れないと思い、ほっと致しました。

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心が洗われるような大変美しい雪景色でした。

2011年02月05日

祇園「一力」さん

 京都祇園・花見小路の「一力亭」にお邪魔させていただきました。言わずと知れた一見さんお断りの日本で最も由緒のあるお茶屋さんで、大石内蔵助が豪遊したという逸話や仮名手本忠臣蔵七段目などで広く知られています。
 今回特別に、地球の神秘オーロラをイメージし、新たに創作された曲が笛と鼓で奏でられ、「今はいったい何時代だろう」と錯覚するようなゆったりとした心持ちとなり、幽玄の世界に誘われました。また、奥の院に大切に蔵置された四十七士(赤穂浪士)の仏様も見せていただき、その繊細で優美な一刀彫りの美しさにも驚嘆致しました。


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 その後、舞妓さんの履物が「ぽっくり」「こっぽり」と心地よく石畳を打つ音を聞きながら、宮川町まで足を伸ばしました。そして、しらばくして、毎年恒例の節分祭「おばけ」が始まり、5組の演目を見せていただきました。舞妓さん達が仮装をして、邪気を払うというものですが、今年は、日本全国に善意の輪が広がった赤いランドセル(伊達直人)ネタや、ドリフのコントなども取り混ぜてあり、新鮮で、とても楽しいものでした。単に仮装するだけではなく、きっちりとした踊りや物語の基本を踏まえ、台詞を覚え、呼吸を合わせる練習をしているなど、その堂々たる立ち姿やプロ意識の高さにも感心致しました。
 来年も、是非、お邪魔したいと思います。

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2011年02月04日

病院における顧客(患者)対応

 昨日、母親が手術のため入院することになり、市内の病院に行ってきました。当初、手術の説明が午後1時半からと言われていたのに午後4時半まで待たされたり、医者による手術の説明を受けるまでは入院手続きはできませんと各階を往復させられたり、当初、2人部屋と説明していたのに、「2人部屋なんかは、ありません。」と冷たく言われたり等と、その数々のいい加減な心ない対応に驚くばかりでした。母は高齢で、手術前の緊張状態にあったわけですが、病院に指揮系統がなく、迷走しているような対応で、おそらく母の内心では不安が募っていたことでしょう。こんな場当たり的な対応で治療(手術)だけは本当にちゃんとできるのかと大いに不安になりました。
 一般企業や法律事務所でこのような対応をしていると、おそらく顧客からの信頼を失い、存続自体が危ぶまれていくことでしょう。病院経営におけるしっかりとしたポリシー、一般的な日常オペレーション、そして徹底した従業員教育などが不可欠であると痛感した次第です。

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2011年02月02日

遊園地の安全装置

 昨年暮れ、南紀白浜の遊園地で、甥っ子とジェットコースターに乗ってきました。ゲーム(PSP)に興じていた甥っ子達は、「ええっ〜、動物園?」と当初あまり乗り気でなかったようですが、ジェットコースターを見た瞬間から目の色が変わり、冷たい雨が降り続く中、2回も乗る羽目となりました。雨が降っても大丈夫なのかなという不安な思いの中、久しぶりにスリリングで楽しい体験をしました。
 ところで、数日前、楽しいはずの遊園地で、小型コースターから男性客が転落死するという痛ましい事故が起こりました。その男性客や遺族の方の無念さ、アルバイト係員の悲痛な思いを察するにあまりありますが、施設管理者、運営責任者、経営者、大人たちがしっかりとした考えをもって、管理や指導、教育をしていかなくてはならないという思いを強くしました。
 物理的な安全バーだけではなく、人の組織における安全装置も不可欠です。

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