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2012年03月21日

苫小牧出張

 先日、苫小牧出張に行ってきました。大阪(伊丹)発の飛行機の新千歳空港への到着が遅れたため、予定していた直通特急には乗れず、新千歳空港より南千歳で乗り換えて、苫小牧まで快速のような各駅停車で行くことになりました。

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 途中、「植苗」という北海道らしい名前の駅がありました。いったい誰が乗り降りするのだろうと少し不思議に思うぐらいでしたが、旅情たっぷりでした。

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 乗換駅の南千歳から20分ほど電車に乗って、ようやく苫小牧駅に到着しました。ここ苫小牧は、札幌や小樽に比べると、雪は少し少ないようです。

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 いつも地方の裁判所の出張に行った際には、駅に到着した際、必ず、帰りの電車を把握すべく、あらかじめデジカメで時刻表を撮影するようにしています。裁判は、どうしても時間が延びることが多く、駅で待つ無駄な時間を少なくするためです。
 苫小牧駅の時刻表を見た瞬間、「あ〜あ、特急は1時間に1本ないし2本しかないのかあ。」と言った感じでした。

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 地方都市では、だいたい裁判所は駅から離れたところにあります。もちろん事前にもインターネットで地図を確認しておりますが、駅の地図で確認しますと、街の全体像と施設やお店などの詳細をつかむことができます。
 地図では、裁判所は、一番右隅に写っておりますが、若干の雪道であるとは言え、歩けない距離ではありません。街の雰囲気や活気(地域経済)なども肌で感じるべく、駅からタクシーには乗らず、歩くことにしました。

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 苫小牧駅を降り立ち、歩いていると食事をするところぐらいすぐに見つかるだろうと思っていましたが、なかなか見つからず、お昼を食べるのも一苦労といった感じでした。
 その後しばらく歩き、駅から少し離れた市や国の施設が集まっている場所は、道路が整備され、綺麗な看板も立っていました。

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 15分ぐらい歩いていると、ようやく裁判所が見えてきました。遠くに見える建物が札幌地裁苫小牧支部の建物です。
 私は、口頭弁論等で、札幌地裁本庁、小樽支部、滝川支部、室蘭支部、函館支部、釧路支部には行ったことがありますが、札幌高裁管内道には、まだ、岩見沢支部、浦河支部、岩内支部、江差支部、名寄支部、紋別支部、留萌支部、稚内支部、帯広支部、網走支部、北見支部、根室支部などがあり、北海道の広さを感じます。

 証人尋問も無事、成功裏に終えることができました。