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2011年11月25日

グルーミングサロン「ZIST」

 ある方に招待券を頂戴し、JR大阪三越伊勢丹8階にあるグルーミングサロン「ZIST」に行ってきました。バーバーでも、エステティックサロンでもない、新発想の「メンズグルーミングサロン」だそうです。

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 普段は、ほとんど百貨店や買い物に行かないため、JR大阪三越伊勢丹に足を踏み入れたのも今回が初めてでしたが、8階はとても落ち着いた大人の雰囲気で、寄り道して腕時計や文房具を見てみたいところでしたが、予約の時間もあり、すぐに「ZIST」に向かうことに致しました。

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 コースは、プレミアムコース(70分)というもので、「信頼性の高いシェービングと心地よいトリートメントにより、素肌のハリと潤いを取り戻します。また、アイブロウカットをプラスし、いきいきとした活力ある表情を生み出します」というものでした。

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 まずは、ゆったりと寛げる大きなチェアに座り込みました。高級感のある革張りのチェアであり、もうこの瞬間から眠ってしまいそうな予感です。「眉はどうされますか?」と質問されましたので、「いきいきとした活力ある表情を生み出す眉にして下さい」と答えました(笑)。

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 靴をスリッパに履き替え、膝掛けをもらい、リクライニングした様子は、夜行バスのような雰囲気でもありましたが、プライバシーの確保された個室で、他人の目を全く気にする必要がありませんでした。目の前に大きな鏡があったため、その姿をカメラに収めました。これから何かが始まるのです!

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 さて、どんなことが始まるのでしょう?まさに映画が始まる前のような気分です。傍らには、何だか見たこともないマシーンがありました。歯科医院に置いてある機械のような攻撃性は、どうやら無さそうです(笑)。あとでわかったことですが、ここからスチームが噴き出す機械のようでした。

 顔に温かいスチームを掛けられながら、ゆっくりと顔面マッサージが始まって行きました。顔に色々なローションのようなものを塗られていきました。そして、、、、、あまりに心地よく、気持ちがよかったため、深い眠りについてしまいました。その間に、シェービングや眉毛のカットもしていただいていたようです。

 さて、どれくらい眠ってしまっていたのでしょう?目覚めて、スタイリッシュなデザインの天井の照明が目に入った時には、タイムマシーンに乗っていたような錯覚すら覚えました。
 施術者から「こんどは、少し冷たいものを顔に貼りますからね。」と言われて、何だかガーゼのようなものを顔中にペタペタと貼られていきました。その時の気分は、まさにミイラです!?どんな顔になっているのかよくわかりませんでしたので、手探りでポケットからカメラを出し、、、自分の顔面を撮影致しました。

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 やはり、ミイラか、重症患者のようになっていました(笑)。

 最後に、肩のマッサージをしていただき、予定時間の70分が終了しました。ほんと10分ぐらいかと思えるほどの最高に心地よい時間でした。眠ってしまったのが、とてももったいなく感じました。
 顔面は?と言いますと、つやつや、もちもちしており、保湿感のある大福餅のようであり、柑橘系のよい香りもすることから、美味しそうな感じに仕上がっていたのではないでしょうか。

 とてもリラックスできましたし、色々なイマジネーションが掻き立てられ、とっても有意義な時間を過ごすことができました。
 ○○さん、このたびのお心遣いに感謝申し上げます。本当に有難うございました。

2011年11月21日

ブリーダー訪問記

先週末、大阪南部のとあるブリーダーのところに行ってきました。

ゴールデンレトリバーとバーニーズを育てているところだったのですが、最初は、チャンピオン犬であるゴールデンレトリバーの父親犬と母親犬を見せていただきました。
さすがチャンピオン犬は、スタイルがよく、凛とした雰囲気が伺えました。

その後、生後3日のゴールデンレトリバーの子どもを間近で生まれて初めて見せていただきました。

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感想は?と言いますと、ぴかぴかと天使のように輝いていますが、何だかハツカネズミみたいで、ハムのようなお肉にも見えるようでもあり、とても不思議な感じがしました。

それぞれの子犬は、カラフルな色の紐で区別されているのですが、よく見ますと、生後3日でも、身体の大きさが違ったり、既に毛の色の濃さが違っていたりと、既に外見的、肉体的な違いが生じていることがわかります。不思議なものです。

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その後、生後30日弱のゴールデンレトリバーの子犬を見せてもらいました。全部で、7〜8頭いました。
生後約30日になると、さらにそれぞれの子犬の個性が現れてくるようです。
骨格、毛色、顔立ちだけでなく、内面的な性格、個性の違いなどの違いも出てきているようでした。

”寝る子は育つ”と言いますが、ずっと寝ている子犬もいます。
たまたまなのかも知れませんが、、、

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起きている子どものうち、黄色の子犬は、色が既にアメリカ系のゴールデンの濃い色の毛並みの子どもでした。

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次に見せていただいた赤の子犬は、元気で、とてもおてんばな子犬のようでした。
顔立ちもしっかりしており、将来どんな成犬になるのだろうと興味津々でした。

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その次のピンクの子犬は、少し甘えん坊さんでおとなしい女の子でした。
まだまだよちよち歩きで、とても可愛らしい仕草でした。

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犬も人間と同じように、素質と環境でそれぞれに成長していくのだろうと思いながらも、どのような人に引き取られ、どのような家庭で育てられるかによって、将来は大きく変わっていくのだろうなあと考えると、犬の運命や人と犬との絆についてあらためて考えさせられました。

色々と見せていただき、有り難うございました。
久しぶりに、犬と遊んで、とても楽しい時間を過ごすことができました。

2011年11月10日

KAWAMURABAND

 先日、ハイアット・リージェンシーホテル(大阪)で開催されたあるボランタリー・チェーン50周年記念パーティーに招待され行ってきました。変化の激しい時代において、会社や団体が半世紀続くというのは、とても有り難いことであり、かつ社会から無くてはならない価値ある存在と評価され、その信用と信頼を日々の活動において維持し続けていた証ではないかと感じました。
 記念式典におきましては、創業時の熱き思いと息吹を感じるとともに、次世代の経営者から数々のメッセージから「日本もまだまだ捨てたものじゃあないぞ」と感じられ、とても明るい前向きな気持ちになりました。日本を各地方からどんどんと盛り上げて行って欲しいと思いました。

 その後の祝宴では、突然、大音声とスモークの中から、、、

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 あれ?サザンの桑田佳祐さんでしょうか?

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 いえいえ、現在TVで引っ張りだこの"KAWAMURABAND"の登場でした!

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 KAWAMURABANDは、福岡のカワムラ家具の河村社長さんがボーカルで、専務さんがパーカッションを担当されているサザンオールスターズのコピーバンドなのです。河村社長いわく、「今日は、うちの店から社長と専務がいなくなっており、お店は大丈夫なのでしょうか?」さすが、観客を惹き付けるトークも軽妙です。

 そして、その歌唱力と、音楽性の高さと、ルックス・表情とど派手な演出力にびっくり致しました。「我々は20年間バンドをやってきて、ようやく21年目に花開きました!」なんでも、地道な努力が大切なのだなあとあらためて感じました。

 その後は、来賓であった甘利明衆議院議員(もと経済産業大臣)も登壇され、パーティー出席者とKAWAMURABANDの垣根も取っ払われ、アップテンポなリズムに合わせ、一体となって盛り上がって行きました。

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 そして、最後には、東北地方で被災されたメンバー店の皆さんも登壇され、みんなで手をとりあって、支え合って頑張って行こうというエールが交換されました。人の心の温かさと人の輪の大切さが感じられるとてもよい全国の繋がりであると思いました。

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 今後もずっと全国チェーンの強みと温かさを生かして、日本の商工業の担い手として、商品とサービスと夢とを届ける存在として、頑張って行って欲しいと思います。

2011年11月07日

家島群島の海上釣堀

 昨日の日曜日、ある方(W先生)にご招待いただき、姫路港から高速艇で約30分の距離にある家島群島(瀬戸内)にある海上釣堀 「水宝」に行ってきました。
 午前4時起きで真っ暗な中、自宅から中国道→山陽道と車を走らせて行きましたが、船が出港する午前6時半頃には、あたりもすっかり明るくなっていました。明るくなって、あたりを見渡すと、皆さんがびしっと釣りウェアを着こなしており、ゴルフウェアみたいな私は、なんだか場違いな感じがしました。

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 そして、往路の高速艇の船内でも、釣り人の皆さんが少しの仮眠をとるべく誰も口を開かない沈んだ様子で、何だか船で護送(連行)されていくような妙な違和感を感じましたが、着いた場所は、家島群島の風光明媚な波が穏やかな入江で、気分が急に明るくなりました。

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 私は釣りについては全くのど素人でしたが、「水宝」のスタッフや同行していただいた方々がとても親切に教えて下さったため、釣り針に練り餌を付けて、全く問題なく準備完了致しました。午前8時のホーンの合図とともに、釣り人達が一斉に釣り糸を垂れ始めました。

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 あらかじめ「最初の30分が勝負ですよ」と聞いていましたので、ひとときも浮子から目を離さないようにしていました。しばらくすると、浮子がグイと水中に引き込まれていきます、そこですぐに竿を挙げましたが、うまくいきませんでした。どうやら「合わせ」というタイミングがうまく掴めていないようでした。その失敗から、魚との駆け引き、間合いの取り方を工夫しなければならないと思うようになりました。魚たちも、餌(朝食?)は食べたいが、釣られまいと必死なわけです。

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 いけすを覗き込むと、アジやカワハギ、シマアジなども優雅に泳いでいました。何匹かいた白猫ちゃんも、獲物が捕れるかどうか興味津々なようでした。大きな鷺やカラスの大群などもいて、動物好きの私は、周りの様子を見渡しているだけでも大自然の中での楽しい経験でした。
 開始してから10分ぐらいしてからでしょうか、2度目の「当たり」があったので、ようやくイチ、ニイ、サンのリズムで竿を挙げてみたところ、大きな真鯛が掛かっており、四苦八苦した後、ようやく1匹釣り上げることができました。せっかちな私は、どうやらタイミングが早過ぎるようでしたが、開始から30分で3匹の真鯛を釣り上げることができました。
 その後は、なぜか、すっかり釣れなくなってしまいました。不思議なものです。お腹が減っていた魚たちは既に釣り上げられたり、あるいは、うまく餌(朝食)をせしめたのでしょうか?そこからが、腕の見せ所、勝負処のようです。同行者の方に、プチトマト、生きた海老やイワシなどの餌をいただき、色々と試してみることにしました。魚たちも練り餌に飽きて、デザートタイムなのかも知れません(笑)。「水宝」の社長さんからも、手取り足取り、棚合わせから餌の付け方まで教えていただきました。社長さん曰く「餌のちょっとした付け方の差で、随分と変わるのですよ」なるほど、プロの世界というのは、どの世界も、やはり最後のちょっとした差が大きな差となるものだと合点致しました。

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 さて、釣果はと言いますと、その後、再び「当たり」が多くなり、信じられないことに、兄と2人で、真鯛10匹、メジロ(関西では、ツバス→ハマチ→メジロ→ブリと名前が変わっていく出世魚です)2匹の大漁でした。特に、青物であるメジロは、生きたアジを餌に使う釣り方で、動き回るメジロとの対決はとてもエキサイティングでした。
 魚と4時間ほど格闘した後、「さて、こんなに釣って、この魚をどうしよう?」と思案を巡らせることになりました。もちろん、血抜きと鱗取り、内臓取りはしてもらえるのですが、とても食べきれる量ではありません!とりあえず、持参したクーラーボックスと追加で発砲スチロール容器を買って持ち帰ることにしました。

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 その後、母親宅で、1匹はなんとか自力で捌き、母親と兄夫婦の4人でお刺身として頂きました。ただ、鯛一匹を捌くのがこんなに大変だとは思いませんでした。背骨も鉛筆ぐらいの太さがあり、ようやく3枚におろせたと一安心していましたところ、兄から「まだ、中骨があるみたいやで」と言われた瞬間、気が遠くなりました。普段何気なく食べている刺身を出してもらうのに、板前さんがこんなに苦労していたのかとあらためて感じ、また尊敬の念まで持つようになりました。
 残りの真鯛9匹とメジロ2匹は、豊中のご近所さんにお配りしたり、梅田の居酒屋で刺身用や三枚に捌いてもらい、母親がお世話になっている方々にお裾分けしたりして、何とか魚の命を無駄にすることはなく、ほっと一安心致しました。
 今日は、腕と太股が筋肉痛となっておりますが、W先生そして同行者の皆様、何から何までお世話になり、本当に有り難うございました。とても楽しく、有意義な経験となりました。この場をお借りまして感謝申し上げます。