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2012年06月29日

淡路島観光ホテル

 先日、仕事関係の方々と淡路島観光ホテルに行ってきました。
 淡路島東部の洲本温泉に位置するホテルで、あいにく天気はよくありませんでしたが、部屋からは海(大阪湾)が望め、プライベート釣り場が眼下に広がっています。

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 専用釣り場となっており足場がよく、貸し竿もあり、またスタッフが親切に教えてくれるため、家族連れも多いようです。
 よく見ると、オレンジ色の服を着たお父さんと青色の服を着たお嬢ちゃんの釣り竿がしなっており、何かが釣れたようです。

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 左右に釣り場が広がっており、テトラポットを沈めて魚礁を作っているようでした。季節によって、色々な種類の魚が釣れるようです。メバルの煮付けが食べたいなあと考えながら、午後4時頃から釣りを始めることにしました。
 このホテルでは、ここで釣った魚を料理して夕食に出してくれるのです。

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 午後4時から6時頃まで5名で釣り糸を垂れていたところ、ベラ(キュウセン)、アブラメ(アイナメ)、スズメダイ、クサフグなどが釣れました。

 フグは食欲旺盛なようで、何匹か釣れたのですが、食するとしびれたりするため危険であり、リリースとなります。

 先日、福岡・中洲で、10センチぐらいの大きさのスズメダイを「アブッテカモ」(昔、漁師さんが焚き火の中に放り込んで、食べてみたらカモ肉のようだったというところからそう呼ばれているみたいです)という名前でメニューにあったので食したところ、まあまあ美味しかったので、スズメダイは食べられるのだろうと思っていたところ、スタッフの方に美味しくないからと言われ、結局、空高く放り投げられ、トンビの生き餌となりました。
 それにしても、トンビの空中キャッチはお見事でした!

 その後、温泉にゆっくり入り、午後7時から夕食となります。その日は朝5時に軽く朝食を食べてからその後全く何も口にしていませんでしたので、ビールと夕食がとても楽しみでした。
5名でゆっくり色々な話をしながら、部屋で食べることになっています。

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 期待通りに、最初からずらりと美味しそうな食事が並べられました。メインは鱧料理でしたが、その後も、冷製の茶碗蒸し、鯛の舟盛り(刺身)、温かい鯛の煮付け(兜煮)などが出てきました。

 よく見ないとわからないのですが、釣った魚(ベラ2匹とアブラメ1匹)もちゃんと食卓に載っています。美味しそうな唐揚げとなっていますが、たった3匹で、こんなに小さい魚だったかなとちょっと残念な感じでした。

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 大阪から車で明石海峡大橋を渡って2時間足らずで、気軽に釣りと温泉を楽しむことができますので、とても気に入りました。

2012年06月25日

栗焼酎「ダバダ」

 先日、高知の方から事務所に、小包が届けられました。
小包と言いましても、両手でやっと抱えられるぐらいの大きさで、ずしりと重たいものでした。

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 早速箱を開けてみると、見たことがないような柿色の陶器製の瓶?のような巨大な壺が現れました。
 その存在感は相当なもので、こんな焼酎ないしその入れ物は見たことがありません。そのど迫力に圧倒されました。

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 その巨大壺の正面部分には、私の名前を入れていただいており、よく見ると、肩口の部分に通し番号も入れられています。精魂込められたもので、とても貴重な品物であることがわかります。

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 調べてみますと、高知県西部の無手無冠(むてむか)という蔵元の「栗焼酎ダバダ火振 でかうんすけ」(5.4リットル)という名前のレアもので、一般的には入手が困難なものであることがわかりました。

 一服の焼酎を飲みたくなったときに、この壺の蛇口をひねると、ゆっくり、ぴゆーっと栗焼酎が流れ出てくるもので、とても楽しい気分になります。

 早速、グラスに注ぎ、味わってみることにしました。ほのかな栗の香りが上品で、柔らかな舌触り、そして味わいとコクもあり、私好みの焼酎でした。とても美味しいです。

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 仕事を終えて家に帰り、この蛇口をONにすると(ひねると)、気分はOFFになり、至福の時間が始まる「スイッチ」ないし儀式のようにも思えてきました。
 この至福の時間への「スイッチ」をどこに置いておこうか思案した末、自宅リビングの絵画(わが家の絵です)の前に蔵置することに致しました。

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 和洋折衷ながら、シックで落ち着いた雰囲気が感じられ、とても気に入っています。
 このたびのご厚情に感謝申し上げます。

2012年06月19日

地曳き網の会2012

 先日、大阪・泉南の岡田浦漁港にて大阪酒飯会主催の「地曳き網の会2012」が開催され、仕事先の法務担当者と修習生夫妻とで出掛けてきました。

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 開催場所である岡田浦漁港は、関西空港よりさらに南に位置する和歌山寄りの海岸で、遠くに関空への架け橋があざやかに見えます。

 正午頃、沖から3艘の船がやってきます。何かが始まる気配です。

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 さて、みんなで力を合わせて、地曳き網のロープを引っ張って行く運びなのですが、体重をかけて思い切り引っ張って行く綱引きのようなイメージではなく、実際の姿は、ほとんど緊張感のないバケツリレーのような感じでロープを渡していきます。

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 折角なので、演出のため、修習生夫妻に、気合いを入れて引っ張っている姿を演じてもらいます。

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 みんなで力を合わせた甲斐があり、数分後、ようやく網が姿を現します。わかめやクラゲなども入っているのですが、網の中には、様々な魚が入っていました。このあと、穫れたての魚が裁かれていくことになります。

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 我々は、一足お先に、名店がずらりと並んだ出店へと急ぎます。出店と言っても、キタやミナミなどの名店揃いで、屋台や露店といった範疇を遙かに越えています。オマール海老も、とても美味しそうに焼き上がっています。

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 海を見るとわくわくし、みんな自然の姿に戻るのか、法務担当者も思わずオマール海老に囓りつきます。本当に美味しそうな食べっぷりです。

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 その他、「黒杉」の鰹のたたきの握り、「ジョバノット」の冷製スープ、「川添」の野菜の炊き込み、「カハラ」の前菜、「一椀水」の豚足など、とても美味しく、感激致しました。出店数も多く、その4分の1も回れなかったような感じで、お腹もいっぱいになりました。
 このたびも、お誘いいただき、有り難うございました。