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2014年05月26日

石垣島セミナー

 先週末、石垣島でのセミナーに行ってきました。昨年、新空港(南ぬ島 石垣空港)が開港し、台湾との距離は沖縄本島よりも遙かに近いことから、台湾からの参加者もいらっしゃいました。
 星野リゾートの星野社長の講演会もあり、「星のや竹富島」や「リゾナーレ小浜島」に宿泊するプランもあったのですが、釣り組は、ANAインターコンチネンタル石垣泊となりました。

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 リゾート感溢れるホテルで、すべての部屋がオーシャン・ビューのようで、目の前には、新緑やコバルトブルーの海がばあっと広がっており、とても綺麗でした。

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 もう1つの講演が株式会社ユーグレナの出雲社長のお話でした。ユーグレナとは、学生時代、生物の授業で習ったミドリムシの学名のようで、動物と植物の両方の特徴を持ったとても神秘的な生き物なのですが、その小さな生物に着目し、豊富な栄養素の供給源としてだけではなく、世界の貧困層への微量栄養素の供給、さらにはバイオ燃料として地球規模での環境問題へも取り組もうという壮大な事業のお話で、挫折を乗り越え、「世の中には、つまらないものなど何もない。」と研究に真摯に取り組まれたお話は、日本や若者への熱いメッセージにように感じられるとても感動的なお話でした。
 なお、講演会の前には、顕微鏡で、動き回るミドリムシを拝見した後、緑汁をいただくという予習を行っておきました(笑)。

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 さて、講演会終了後のアクティビティーは、石垣島観光、西表島観光、ゴルフ、自由行動などバラエティ豊富だったのですが、私は、港から約2時間かけて太平洋に出て大物を狙うというパヤオ(浮漁礁)釣りにトライしてきました。
 外洋でかなり揺れたのですが、昔、ヨットに乗っていたこともあり、また念のため酔い止め薬も飲んでいたため、全く船酔いすることはありませんでした。

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 その釣果は?と言いますと、小魚を餌に付けた1本釣りや水深1000メートル地点でのエギング(電動リールを使ったルアーフィッシング)だったのですが、仕掛けの準備から、魚が集まっているポイントへの案内、さらにはタナ(水深)の指示まで至れり尽くせりであり、まずは、カツオを見事1本釣りすることができました。とても美しい姿で、そのブルーとシルバーメタリックな輝きに感動しました。

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 その後は、水深100メートル地点でのエギングで、マグロ(「メジマグロ」と呼ばれるもので、本マグロ(クロマグロ)の稚魚のようです。)も釣り上げることができました。顔立ちがよく、こちらも男前?と言うのでしょうか?とても美しい容姿でした。

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 あとで釣りに詳しい人にお話を聞きますと、釣り上げた魚の写真を撮る場合には、魚をできるだけカメラの方へ前に出すと大きく写るそうで、実は、このマグロも、カツオに負けないぐらい大きかったのです!(笑)。

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 そして、夕飯時には、釣り上げたカツオやマグロの刺身が目の前に何皿もてんこ盛りで出てきました。もう嫌と言うほどカツオやマグロを食べましたが、これほど食べたのは、おそらく人生で初めてかも知れません。とても新鮮で、美味しかったです。

 今回のセミナーは楽しいだけではなく、色々な人々との出逢いもあり、また自然環境保全や水産資源の問題も含め、色々なことを考えさせられ、とても勉強になりました。この場をお借りしまして、現地でお世話になりました数多くの方々に感謝申し上げます。