学位授与式
昨日、関西大学大学院にて学位授与式が行われました。
天気がよくて晴れ着の女子学生も多く、キャンパスは晴れやかな雰囲気に包まれていました。
新鮮で希望に満ちた気持ちで社会に巣立っていく若者達の姿を見ていて、心からお祝いを申し上げたくなった。

我が法科大学院でも学位授与が行われましたが、卒業生(法務修士)は5月の司法試験に挑戦することになりますので、嬉しさ半分、緊張感半分といった感じでした。
これからがラストスパート、全精力をつぎ込んで、頑張って欲しいと思います。
学位授与式が行われた後、食堂で懇親会が行われましたが、教え子達と色々な話をしているのがとても楽しく、時間が経つのを忘れてしまう感じでした。ついつい話し込んでしまい、午後からの債権者集会に遅れそうになるぐらいでした。
それぞれの学生には、それぞれの個性と長所があり、またそれぞれの悩みがあります。もっともっとゆっくりと話をする時間を作って、それぞれの個性や生活習慣を見極めて、個別的に丁寧に指導していくことが必要だとあらためて感じました。
シンクロナイズドスイミングの井村雅代コーチが、関大のニュースレターに「人を育てることは、答えの決まっていない応用問題」「人間が嫌いな人が先生になったらだめです。」と書いていましたが、まさにその通りと思いました。

右奥に見える校舎が法科大学院です。
4月から、また新しい学生を迎えることになります。