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2012年01月11日

初詣(伊勢神宮)

 母を連れて、家族で伊勢神宮の初詣に行ってきました。伊勢神宮は「お伊勢さん」と呼ばれ親しまれて、日本人の心のふるさとになっていますが、正式には、五十鈴川上にご鎮座の皇大神宮(内宮)と、山田の原にご鎮座の豊受大神宮(外宮)及び別宮など125社神社の総称のことを言います。

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 内宮では、皇室の御祖神である天照大御神がお祀りされています。高校時代、日本史を勉強して、歴代天皇の名前を「神武、綏靖、安寧、懿徳、孝昭、孝安、孝霊、孝元、開化、崇神、垂仁、景行、成務、仲哀、応神、仁徳、、、、」とずっと諳んじることができたのですが、残念ながら、今では30代ぐらいで曖昧になってしまいます(ただ、円周率だけは、今でも50桁を暗記しております!)。

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 さて、五十鈴川の清流にかかる宇治橋を渡ると参道は深い森につつまれ、静かで神々しい空気を感じることができます。この宇治橋は、日常の世界から神聖な世界へのかけ橋と言われています。

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 まずは、手水舎(神社に参拝する時に、手を洗い、口をすすぎ、禊をして心身を清める場所)と五十鈴川岸の御手洗場で、手と口のお清めを行います。冷たい清流に手を差し入れているうちに、昔の人も、ここで長い旅での汚れを落とすため、水浴びしたのだろうなあと、ふとその光景が目に浮かぶような気がしました。

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 お守りは帰り道で買うことにし、内宮神楽殿、風日祈宮御橋(五十鈴川御橋)、忌火屋殿(神さまにお供えする神饌が調理される場所)の横を通って、正宮に入りました。

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 高齢の母にとって、最後の階段を登っていくのが大変でしたが、手を引きながら、何とか正宮までたどり着くことができました。正宮の一番奥にあるご正殿に、天照坐皇大御神がお鎮まりになっています。
 さて、初詣にてお願い事をすることにしました。まずは、自らの健康と仕事が順調に進むことを祈念しつつ、家族の健康とご多幸をお祈りし、事務所スタッフや仕事関係先の念願成就、さらには甥っ子や司法修習生、大学院や法科大学院の教え子などの就職ないし受験の成功をお祈りしているうちに、被災した友人のことも気になり出し、「私と関わりのあるすべての人達の幸せを」とお祈りすることになり、さらには、自分の周りの人達の幸せだけをお祈りすることは、あまりに自己中心的で狭量な気がしてきたため、最後には、もっと博い普遍的なお祈りもすることになりました。

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 さて、帰りの特急の時間まで少し時間がありましたので、おはらい町、おかげ横町まで足を伸ばしました。ここは、まるで「大人のディズニーランド」のようなところで、お昼ご飯を食べずに、ここで色々と買い食いするのがとても楽しい雰囲気の町です。

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 おかげ横町では、ちょうどお正月らしい獅子舞も見ることができました。何だかとても縁起がよい感じでした。その後、赤福餅を買って、帰阪しました。

 どうか今年もよい1年でありますように、、、