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2016年07月19日

日本プロゴルフ選手権大会観戦&参戦

7月10日、私のホームコースである北海道クラシックGCにて行われました第84回日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯の最終日を観戦してきました。

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日本プロゴルフ選手権大会は、日本プロゴルフに殿堂入りしている選手を含め、数々の名プレーヤーがしのぎを削ってきた歴史あるメジャー大会です。有名な選手がずらりと名を連ねていました。

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決勝ラウンドでは、あいにくの雨と雷で2度の中断が入り、最後まで観戦することはできませんでしたが、観戦した選手のショットの正確性と打球の強さに驚嘆しました。常にシュパッといった乾いた音が鳴り、空高く、球がどこまでも真っすぐに飛んでいきます。プロのスウィングは、全身のエネルギーを余すことなく、効率的にボールに伝え、最後の最後までボールを押し込んでいっているような印象を受けました。

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北海道クラシックGCは、フェアウェイは広いものの、池やクリークが随所にあり、本当に戦略性が求められるコース設計であると言えます(ジャックニクラウス設計)。また、洋芝(ベントグリーン)のフェアウェイでは芝が薄く、ボールが若干沈むようであり、アンジュレーションも常に効いていため、フェアウェイからのセカンドショットもかなり難しいコースとなっています。

ところが、トッププロ達はそれらの難しい状況をもろともせず、4日間ハイスコアを叩き出しており、本当にびっくりしました。

また、グリーン周りのアプローチやパットでは、力強いショットとは真逆の優しさ、柔らかさであり、その緩急の付け方、技術の高さにも舌を巻きました。

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大会終了の翌日、本番と同じセッティングのコースにてプレイしてきました。グリーンの速さは11.2フィート、ピンポジションも本番そのままで、またグリーンを外した場合のラフ(芝)もかなり伸ばされており、フェースにねっとりとした芝がからみつくようであり、ボールを近くのピンに近づけるだけでも、かなり難しいセッティングだなあと感じました。予想通り、今年のワースト記録となりました。

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人生初めての経験で、とてもよい勉強になりました。これまで、北海道クラシックGCの難しいライからミスショットをしてしまった場合、「プロでもミスするんじゃあないかなあ。」と考えることがよくありましたが、傲慢でした。常に難しい状況を受け入れて、積極的にトライし、また失敗した場合には謙虚に反省することの大切さを再認識致しました。

次回、またリベンジしたいと思います。