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2007年08月08日

 ■ 寿し芳

最近、贅沢にもお寿司屋さんのお話をすることが多い当事務局ですが、今日ご紹介するのもまたまたお寿司屋さんです。
南森町駅を東に少し行ったところ、あまり目に付かないところに移置するお店「寿し芳」さんです。
まさに隠れた名店というのがぴったりのお店です。

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見た感じは敷居の高そうなお店なのですが、私のような者にもとても親切にして下さいました。
「写真、撮らせてもらってもいいですか…?」というお願いに対しても、「もちろん、どうぞどうぞ」と快くお返事下さいました。
ありがとうございます。
さて、今回も写真をたくさん使って美味しいお寿司をご紹介したいと思います。

まずは牡蠣。
これが牡蠣?と思うほど、柔らかくとろけます。
特有の生臭さも無く、これなら牡蠣が苦手な方でも大丈夫なはずです。

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次に出てきたコレ、何だと思います?
タコの子供なんです。
もちろん見たのは初めてです。
透明でよーく見ないと分からないのですが、足が(8本!!かどうかはわかりませんが)ちゃんとあるんです。
これは感動ものですよ。

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写真のウニ、どうして二種類あるかわかりますか?
オスとメスなんです。
ウニと言えばメスのイメージですが、意外ですよね。
食べ比べできることなんてそうそうないですよね。
どちらも美味しいのですが、どうしても白黒はっきりさせろと仰るならば仕方ありません。
正直、メスの勝ち!!
食べ慣れているということもあるのですが、舌触りの滑らかさも、味の濃厚さも断然メスの方がしっくりきます。
素人目には見た感じの違いが一切わからないので、信じられるお店に行って比べてみて下さい。

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次は穴子。
ふわふわなのはもちろん、確かな歯ごたえもあります。
口に入れると“ほどける”というのもいいですが、噛めば噛むほど味がでるというのも一つの魅力です。
付け合わせのきゅうりの花も美しいですね。
ちなみに本当に食べられますよ。

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さて、お次はサンマですが、サンマもお寿司にして食べることが少ないですよね。
これまた希少価値の高い一品ですね。
サンマの横についているソース、何だか分かりますか?
サンマのわたで作ったソースだそうです。
わたに卵黄やバターを入れているそうで、とっても濃厚。
言い方がおかしいかもしれませんが、和食であって和食ではありません。
お店オリジナルということで、びっくりすることばかりですね。

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さて、上の写真は何だと思いますか?
答えは鰹です。
鰹を生で食べることなんて滅多にないですよね。鮮度を保つことはすごく大変なんだそうです。
食べ方もとっても独創的。
鰹節を巻いた巻物に、生の鰹を更に巻いて食べるんです。
なんでも、これも親方が考えられた食べ方だとか。

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さて、そろそろお腹がいっぱいになってきましたが、まだ食べます。
蒸し寿司。
見た目にも美味しそうな錦糸卵の下に隠れているのは何だと思いますか?
ご飯だけではないんですよ。
蟹がたっぷり入っているんです。贅沢過ぎます。
これだけよくお腹に入ったと不思議なのですが、アレも食べたい、コレも食べたいとお箸が止まらないんです。

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今回、何度「これは何でしょう」質問を投げかけたでしょうか。
それほど意外なものばかり出てくるんです。
素材はもちろん、料理法が半端でなく工夫されているんです。
私に対しては、「女性なので、ちょっと小さめにきっておきましたよ」という気配りまでしていただいて、本当に料理人の方の客に対するサービス精神に驚かされました。
美味しい料理と共に真心もいただきました。
ごちそうさまでした。

投稿者 kondolaw : 2007年08月08日 11:40

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