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2008年06月11日

 ■ 森の神話 @奥入瀬渓流ホテル

最近、
「土日だけで、どれだけ遠くまで行けるか」
という事に挑戦するのが個人的にマイブームだったりします。
と言いますのも、最近読んだこちらの本に影響をうけてしまいまして。

仕事が忙しいあなたのための週末海外!
 ―サンデートラベラーの旅行&仕事術

こちらを読みますとですね、土日のみ、一泊二日の予定であっても、時間を有効に使いさえすれば海外旅行にだって行けちゃうらしいと。
考えたらわくわくしませんか。しますよね。
となると、やってみないわけには!いざサンデートラベラーへ!
で、とりあえず場所の選定から始めるわけですが、始めから海外はちょっと敷居が高い。ので、国内。でも、どうせ国内であれば行ったことのない、できるだけ遠い場所へ。
ということで決まったのが「青森県」。
同じ日本でありながら、地理的にも精神的にもなんとなく遠い場所(失礼)としては、完璧です。

で、今回はその青森で立ち寄った、素敵なカフェをご紹介しようかと。

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奥入瀬渓流ホテル

こちらの中にある、

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森の神話

こちら。
ホテルは、その名の通り、森の中にたたずむ小さなホテルでして、辺りは若葉眩しい木々と、美しい渓谷が。
それ以外は本当に何もなく、どうやら滞在型のホテルのようです。
そして、この「森の神話」さんの目玉は

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森を臨む大ウィンドウと暖炉・岡本太郎氏作。

太陽の塔などを設計された芸術の巨匠、岡本太郎氏です。
このままでも充分圧巻する美しさでしたが、冬の寒い時期にはこの暖炉に実際に火が入れられるそうで、その美しさも格別なのだそう。

そんな暖炉と森に挟まれながら頂きましたのは

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ホタテとバジルの冷製カッペリーニ
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オープンサンド

この時期、青森産のホタテが旬、ということで、こんなに深い森の中であるのにも関わらず、新鮮な海の幸系のメニューが目立ちました。
そして、さすがに旬なだけあって大変美味。
肉厚のホタテとバジル、オープンサンドはホタテと、これまた青森産のリンゴを合わせたものがあり、本当に美味しく頂きました。

で。
こちらのホテルが素晴らしい!!という点がもうひとつ。
というか、最も素晴らしかったのが。
友人が、ちょっとした個人的なお祝いをこのお店にお願いしてくれておりまして、食事が終わった頃に、サプライズのケーキが運ばれてきたのですけども。


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これがそのケーキ

これだけでも、かなり感動ものでしたが、さらに感動がお会計の時。
「お代は結構です。当ホテルからもお祝いさせて下さい。」
と!!
もちろん、そんなことして頂くわけには参りません、こちらは旅人の身で、時間も読めず、いつ到着出来るかわからないという中で無理なお願いを聞いて頂いただけでも充分ですと、申し上げたのですが、
「シェフにも確認済みですので」
とお受け取りにならないのであります。

世知辛い世の中だと思っておりましたが、こんな素敵な人っているんですね。
それにですよ、こちらはなんといっても、個人のお店ではなく、雑誌にも頻繁に取り上げられるような、青森県の中では有名と思われる、れっきとしたホテルなわけで。

トップの方がきっと素晴らしい方なのでしょう。
そんな方が教育されているから、ホテルの隅々まで、親切が行き渡っているのでしょう。
素晴らしいホテルだと思います。
なんだか勉強になってしまいました。
遠くまで来た甲斐がありました。

と、ここまで自信満々に述べてしまいましたが、この突然決まった旅行、実は有能な友人幹事あってこそでした。
旅先は一緒に決めたものの、飛行機の手配、レンタカーの手配、ホテルの手配と全部任せきり。
お陰で本当に素敵なサンデートラベラーとなる事が出来たのでした。
こちらにも非常に勉強になった旅でした。

ともかく、時間とお金の都合を少しつけるだけで、色々普段とは違う、充実した週末が過ごせる事は間違い無しです。
サンデートラベラーの道、オススメいたします。

■SHOP DATA■
奥入瀬渓谷ホテル 森の神話
青森県十和田市奥瀬栃久保231
TEL0176-74-2121

投稿者 kondolaw : 2008年06月11日 09:10

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