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2008年04月15日
少し前から雑誌でよく取り上げられていて、食べてみたいなーと思っていたお菓子が手に入りました。
奈良県宇陀市の「松月堂」の「きみごろも」。

このお菓子、“二つと無い不思議な食感”だとか“長谷寺御用達”とか“門外不出のレシピ”だとか、様々な噂が流れておりまして。
しかも、色々なブログでも基本的に絶賛されていらっしゃる模様。
でも、奈良県宇陀市といわれても、兵庫県民の私としましては、そんなに簡単に行けるはずもなく。
と、そんな状況で思いだけは募りに募ってゆく中、期せずして出会いが。
出会った場所は

ちょっと空港に用事がありまして、用事がてら売店で大阪土産なんかを物色していますと、北新地「点々」の隣に特設コーナーが!
それが「きみごろも」のコーナーだったのであります。

こんな所で出会うなんて。運命に違いありません。
もちろん即購入です。自分のために。

箱を開けると、雑誌で見ていた通りの厚揚げのような油揚げのような黄色い皆さんがずらり。

ようやく会えた感激を胸に、一つ取り出してさっそく実食です。

割るとシュワッと軽い音、口に入れるとさらにシュワッと溶けて優しい甘さが残ります。
なんでも、明治時代から受け継がれた味で、当時はハイカラなお菓子として親しまれていたそうで。
確かに、この食感は洋菓子のそれに近いです。
位置づけとしては和菓子なので、この時は緑茶とともにいただいたのですが、むしろ、コーヒーや紅茶のお茶請けでも良いかと思われます。
気になるこのフワフワの正体は、メレンゲですね。
優しい甘さは蜂蜜だそうです。
ともかく、今まで食した事のない儚さが体験できます。
本店では並ばないと買えないそうですよ。
気になる方、もし空港で出会われたらそれは運命ですので、買ってみてください。

■SHOP DATA
「松月堂」
奈良県宇陀市大宇陀区上新1938
TEL0745-83-0114
投稿者 kondolaw : 2008年04月15日 09:00
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