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2008年03月31日

 ■ 歓迎会 @Fujiya1935

先週末より、事務所に新しく修習生のT氏がいらっしゃいました。
T氏は一見人見知り名方なのかな、といったイメージでした。
が、実はそんなことなかれ、とても気さくな方で、知識も豊富に持っていらっしゃいます。
オールマイティに何でもこなせる方な予感がします。

そんなT氏を歓迎すべく設定したのが「Fujiya1935」というお店です。


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ウスイエンドウ豆のパン、カダイフ・トマト・バジル、
スパイスのカラメルでおおわれた丸子なアーモンド、
ベルガモット風味のタブレット、イカスミリング


薄々お気づきかとは思いますが、店名の「1935」とは西暦1935年創業ということです。
シェフも4代目ということで、歴史のあるお店です。
70年続いたお店というと、「老舗で昔からの味を大事にしています」というイメージがありますが、180度違うと言っても過言はありません。

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左上よりホワイトアスパラのプッチンプリン、
ウスイエンドウ豆とハマグリのスープ、
トリプルチップス(フォアグラのソース)


もちろん、旬の素材を使っていらっしゃること言うまでもありませんが、盛り付け、味付け、調理法がとても斬新です。
女性はおそらく「かわいい、楽しい」と10回以上口にしてしまうでしょう。そして女性だけでなく、男性までも唸らせてしまうところが、さすが、70年の伝統です。


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左上より燻製にしたホタルイカ、
ブラウンマッシュルームのスパゲッティーニ、
キンメダイのソテー、比内地鶏のロースト


まるでキャンディーのようなエンドウ豆のパンや、本当にプッチンできるアスパラのプリン。
凍らせたソースをアツアツのポテトにふりかければ食べる頃には溶け出してちょうど食べ頃になったりと、一工夫も二工夫もしてあるんです。
楽しくないわけないじゃないですか!

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左上よりセロリの雪どけ、羊乳のクアハーダ、
チョコレートとバラの冷たいマシュマロ、キンカンのバニラ風味


特に印象的だったのが、「泡系のソース」。泡ゆえにふわっとした食感が楽しめます。
その分味が弱いのかと思いきや、ひとたび口に入れれば何とも言えぬ風味!
この裏切られた感はなかなか嬉しいものですね。
ぜひ、色んな方に味わっていただきたいと思います。

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ようこそ、いらっしゃいませ


何はともあれ、T様、これからよろしくお願い致します。

■SHOP DATA■
Fujiya1935
大阪市中央区鎗屋町2-4-14
TEL06-6941-2483

投稿者 kondolaw : 2008年03月31日 09:46

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