2021年1月12日

コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー 2020

 日本取締役協会は、2021年1月7日、コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー 2020を発表しました。その審査のポイントは、社外取締役の員数、業績指標、時価総額などのほか、ガバナンス体制整備の指標を加点要件として、パフォーマンス評価として、みさき投資による経営指標分析を活用し、Winner Company 3社を選出した上で、審査委員によるトップマネジメントへのインタビュー調査を行い、Grand Prize Company 1社を決定したとしています。
 そのGrand Prize Company に選出されたキリンホールディングス株式会社について、審査委員長 斉藤惇氏(日本野球機構会長・プロ野球組織コミッショナー)は、「社長自らマイケル・ポーター教授に会い、彼の唱えるCSV、即ち積極的社会貢献を実践することによって企業の成長と財務的価値を拡大するというテーマに先頭に立って取り組んでいる。当社のコア技術である発酵バイオテクノロジーをベースとして(ヘルスサイエンス)、社会が求める価値を創造することによって社会に貢献するという企業目的を明確にし、その実践に当たって多様性に富んだスキルの高い外部人材を経営に招き、透明性の高いガバナンス体制を構築している」と述べています。

コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー®2020 受賞企業発表 - 日本取締役協会
日本取締役協会は、企業表彰コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤーの2020年度...
Category: Author: 近藤 剛史
近藤総合法律事務所
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