2020年2月16日

勝利への執念と洞察力(野村克也氏からの学び)

先日(2020年2月11日)、南海、ヤクルト、阪神の監督であった野村克也氏が84歳で亡くなられました。さきほど(2月16日)NHKにて「野村克也さんをしのんで~名捕手・名監督の人生哲学」という番組を観て、とても懐かしく思いました。
弁護士も、常に厳しい勝負の世界に身を置いているため、野村氏の勝負の世界での経験や洞察力などを学ぶため、数多くの著書を読み、数限りない知的な刺激(教え)を受けてきた者として、本当に残念でなりません。昨秋も「超二流 天才に勝つ一芸の極め方」(ポプラ新書 2019年8月7日刊行)という本を読んで、「『勝てる場所』を見つけることが活路を開くのだ。」「人生、最大の悪は鈍感だ。」「人間の目というのは厄介なもので、どうしても他人の欠点ばかりが見えてしまう。」などの言葉に感銘を受けていたところでした。
野村氏は禅宗からも多くのことを学んできたと言いますが、その中に「意識が変われば、考え方が変わる。考え方が変われば、取り組み方が変わる。取り組み方が変われば、自ずと結果が変わる。」という至言があり、私が大切にしている言葉の一つであることから、毎年学生にも紹介しているものですが、すべては心の持ちようであり、何よりも勝利に対する執念や仕事に対する情熱が何よりも大切であると理解し、日々実践しているところです。

Category: Author: 近藤 剛史
近藤総合法律事務所
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