2019年12月31日

徳川家康 家訓

 最近、若い人たちを中心に、刹那的な感情に支配され、いわゆる「切れる」人が多いような気がしています。少子高齢化、日本経済の停滞、共同体意識の低下、社会的閉塞感、ネット専住民(引きこもり)、ゲーム依存、スマホ中毒、コンビニ依存等様々な原因が考えられるのかも知れませんが、家でゆっくり本を読んで、心静かに歴史や先人達の知恵を学ぶ必要があるかも知れません。

「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。」
(東照公御遺訓)

Category: Author: 近藤 剛史
近藤総合法律事務所
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