熊本出張2
年末に「それでは次回」と言ってはや8ヶ月、
方々から「ブログは・・・」、「いい加減・・・」、「やめたの?」
などなど言われ、もういい加減年貢の納め時です。
すいません。
さて、持ち越しになっていた熊本城です。

名城として名高い熊本城を築城したのは、豊臣秀吉に仕えた加藤清正公です。
ですので、熊本城のふもとには清正公の像があったり

熊本城の敷地内には、加藤神社があったりします。

加藤氏は、加藤清正の息子(加藤忠広)の代で、江戸幕府から
改易されてしまうので、加藤氏が熊本城を治めた期間は短く、
後の細川氏の方がはるかに長い期間、熊本城を治めています。
ですが、熊本城には細川氏の史跡である、旧細川刑部邸と行った史跡は
あるものの、なぜか加藤清正に関するエピソードや史跡にあふれています。
西南戦争の際に、西郷隆盛の率いる薩摩軍に焼かれた
熊本城を見た地元の方は、
藩主であった細川氏の城が燃えているとは言わず、
「清正公のお城が燃えている」と言ったとか、言わなかったとか。
とにかく加藤清正が生きています。
加藤清正はただの歴史上の人物ではなく、昔から今も、そしてこれからもずっと
熊本で生きているんだなと感じた熊本城巡りでした。
